小林先生!ごめんなさい?
ごきぶりほいほい : 2010/03/11(Thu) 03:12
No.167
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すみません。本当に、馬鹿という言葉を使ってはいけませんね。反省しております。
ただ、<司馬氏のことを「馬鹿なインテリの真骨頂」などと簡単に切り捨ててはいけません>と小林先生はおしゃられますが(小林さんの文章は、あまりできのよくない生徒に諭すように書かれているので、先生と呼ばせていただきます)俺の文では、「馬鹿なインテリ」は小林先生にかかる言葉です。司馬さんを馬鹿なインテリとは言っておりません。
先生の文章は、量が質に転化するという、昔懐かしい論理に満ち溢れていませんか。
<何しろ国民作家といわれて、圧倒的に人気のある作家なのです。
司馬氏の本全部を合計すれば、何百万部売れているかわからないような、すごい作家なのです>
「読売新聞の発行部数1.000万部 朝日新聞800万部 毎日新聞400万部。従って読売新聞は毎日新聞より2倍もすごい新聞なのです」ということ?
俺の酒の「志太泉」の酒よりあの「大関」の酒の方が、何倍も何倍もすごい酒なの?
本質的な問題は、<司馬さんの「何百万部売れているかわからないような」本>の背景を抑えておくことだ。それを抜きにしては、量の問題と質の問題(すごい作家に質の問題を持ち込むのは失礼だとは思いますが)を「仕分け」できないだろう。
司馬が読まれていた時代は、とりもなおさず、「日本国」が右肩上がりの成長を続け、誰も彼もが、自分の中に「豊かさを」実感していた時であった。その高揚した気分が、「坂の上の雲」の主人公たちに同化したのだろう。だから、部数は「すごさと」とは関係なくあったのだ。
そして、その行き着いた先が「現在」だ。
今、秋葉原の「加藤君」が輩出する時代、それでも「司馬氏はすごい」と小林先生はいえますかな?いえる先生は「すごい」!
あの加藤君に、「立身出世」の夢でなく、「手仕事」の夢を与えることができていたなら、司馬遼太郎の世界でなく、山本周五郎の世界を示すことができていたなら、そう思うのですが。・・・
・・・・ <私自身は護憲派で、平和が一番重要だと考えるものですが、そのために行う我々の平和運動は、多くの日本人と話し合って、行うものだと思っています。 平和は国民の話し合いによって実現すべきだと思っています>・・・・・
俺は、平和を求める!! しかし「話し合いによって実現すべき」とは思わん。
それは、俺たちが、どんな社会を望むかを「徹底して議論することだ」と思う。どんな社会にしたら、地面に這い蹲り、落ちている米の一粒をそっと懐にしまいこまねばならぬ庶民の夢が生き生きと輝くのかを、人の憐れを実現できるのかを考え抜くことだ。
小林先生! 俺は、馬鹿を使う俺の品性のなさを指摘されるまえに、司馬遼太郎と山本周五郎を書かざるを得なかった俺の気持ちについて、一言欲しかった!!!
ひがな、地酒を枕に暮らさざるをえない「虫けら」から出発せんで、何が世界史か!!
<その明治人の心情を生き生きと描くことが、現代の日本人に喜んで受け入れられることが司馬氏には解っていました。 現代人の心情に訴える小説を書き上げた司馬氏の才能は素晴らしいと思います>
ふん! おしんを書いた橋田 壽賀子のほうが何ぼか「国民作家様}だ!!
俊作:中村雅俊……最初の奉公先から逃げ出したおしんを山中で助けた脱走兵。一冬を共に過ごす。おしんに読み書きや算数、ハーモニカ、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を教え、戦争の愚かさや命の尊さを説く。その後おしんの目の前で憲兵に射殺されてしまう。
俊作あんちゃん!!俊作あんちゃん!! |
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