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思想信条表現の自由について   森 かずとし : 2010/09/19(Sun) 22:43 No.221
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くま  昨日は長時間のくるま座総会と懇親会お疲れ様でした。硬派の研究会に身銭を切って数十人登録されるということに、思い責任を感じます。さて、昨日も議論になった聖戦大碑副碑建設に対する市行政の姿勢と思想信条表現の自由との関係について、私のワイワイ談話室でのコメント議論を転載します。また一緒にお考え下さい。

◆言論弾圧! (Y)
2010-09-17 06:36:36
森市議よ

君のやろうとしたことは明らかに憲法違反の言論弾圧だ。憲法は憲法に反対する言論の自由さえ認めている。その意味で公権力による介入を拒否した市側の態度は100%正しい。

君の姿勢に危惧を覚えるのは、それが「自分は正義だ。したがって反対派の言論を封殺することも正しい。」という典型的な前衛主義の前触れに見えるからだ。

この前衛主義がエスカレートして、スターリンを、毛沢東を、ポル・ポトやあまたのテロリストを産み、何千万の命を奪ったことをはっきりと認識して欲しい。君は自分のことを社会民主主義者と思っているようだが、前衛主義を取ることに関してはふつうの社会民主主義者ではないように見える。

君の今回の市議会での質問は君の一生の汚点として記録されるだろう。君が憲法の精神の基本を理解していないことが明らかにされたからだ。このことを痛切に反省して欲しい。

蛇足だが、「表象」の同義語は象徴、記号だ。したがってこの使用法は誤り。小学校では習わない単語だから、教員上がりには使いこなせないことは理解できるが、意味もわからずに難しい単語を使いたがるのは、これもまた典型的な左翼病だ。五十にもなってこれは痛い。

◆批判は当たらない (森 かずとし)
2010-09-18 11:45:01
 久しぶりに、寝不足を解消させてもらって、秋晴れの日差しで気をよくしていたら、トゲのあるコメントで目を覚ましました。ご無沙汰でした。まず、ブログ記載時に「表象」を使ったことに吟味が必要だったことをお教え頂いたことは感謝したい。質問時の通り外形とか外観をここでも使うべきでした。ただ、「教員上がり」とか「左翼病」という中傷は返上するし、そのような表現を好んでお使いになる貴殿の傲慢さを指摘しておきます。人はいつだって間違うことがあり、そこから学ぶ存在です。決めつけはよろしくない。

 さて、言論弾圧とは心外。個人的な思想信条表現の自由は何人にも認められていることは言うまでもありません。同時に、公共の福祉のために最低限の制約が課せられている。その判断基準は憲法の前文にあるのです。念のために引用しておきます。
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(1946年11月3日公布)

 公権力には、この憲法遵守の責務が課せられていることも承知の通りでしょう。
 公共空間に、行政の許可によって憲法前文の精神に逆行する好戦的な言説をもつ工作物が立つ。これを批判し、とどめようとする行為を憲法に反する言論弾圧と断ずることは、憲法を持ち出して憲法をないがしろにするに等しい。
 ナチを今でも自ら厳しく断罪し、その言説までをも違法とするドイツが「前衛」の国なのだろうか。私程度が前衛などとは笑えすぎる。
 まあ、私は右翼ではないので、左翼の側にあることは間違いではないでしょうが。
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