森下利夫から小林哲夫様へ
森下利夫 : 2010/04/01(Thu) 06:44
No.193
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小林哲夫様
私は、「市民の政策研究会」の事務局の森下といいます。
以前、メールをいただいた折、自由にお書きくださいと申し上げたものです。この間、小林様の、掲示板への投書を、一部では、問題視する方々がいても、原則公開だからと、掲載を承認してきました。「ごきぶりほいほいさん」の訴えも退けたことはご存知だろうと思います。
しかし、今日は、私個人の考えを述べて、今後の掲示板のあり方の検討の一助にしたいと考えます。
小林さんは、『是非ともこの「平和民族日本」の考えを広める運動を一緒にやりたいと思います』とお書きになりますが、これと、『左翼は日本民族が残虐で侵略的でないと我慢できない、というマゾ的な性格があるからです』という風にかかれると、「くるま座」としては、私たちの理念から極度に逸脱しているといわざるを得ません。
民族として一括りにされて、論を立てられると、人間としての個人の尊厳をいかにして獲得するかという運動を展開しようとする、「くるま座」では容認できないのです。
私たちの出発点です。
基本理念 1 あらゆる人の尊厳が尊重されなくてはならない。 2 国家の枠を超えた人々のつながりを求める。 3 市民が情報を共有し、多様な意見が反映される民主主義をめざす。 4 日本国憲法第9条を実現させる。 5 中央集権ではなく、地域住民による自立を確立する。 6 世界人権宣言第25条及び日本国憲法第25条(文化的生存権)を実現させる。 7 地球環境をまもり、自然との共存を追求する。
この間の小林様の、論理は、「国家の枠をこえてた人々のつながりを求める」私たちの運動とは異質なものであるように思われます。
小林様は、日本人、ロシア人、朝鮮人として、論をお立てになります。それにたいして、「くるま座」は、日本人の中にあるそれぞれの意識、一人の人間の中にある意識を問い続ける作業をしています。左翼だとか右翼だとか関係なく、一人ひとりが、「アイデンティティの牢獄」から抜けだすことを求め、訴えて活動をしています。
以上、森下の個人的な思いですが、「くるま座」の事務局で、小林様の投稿の取り扱いをめぐって、上記の観点から論議を行うよう提案してみるつもりです。掲示板の公平さと公開性をめぐる論議を深めたいと思います。
森下個人として、私たちの、理念が見えなくなる運動とは一線をかくすべきと思うのです。
この掲示板を、通じて多くの方の意見を求めます |
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