韓国をめっぐて、二つの声 の紹介
ご老体 : 2010/11/10(Wed) 06:24
No.227
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今日(2010年11月10日)の毎日新聞は面白い。
3面で、専門委員の 塩田道夫が「韓国を追いかけて」と題して、日本が、韓国に追いつかれ、抜かれた事を嘆いている。法人税が韓国では10.5%で、日本では36.4%(シャープの会長の話)、それだけで企業の力に差が出ると嘆いているのだ。彼は言う。「驚いたね。いつの間にか日本は韓国の背中を追いかける国になってしまっている。いったいどこで間違ったのだろう」
一方、9面では、雨宮処凛が、寄稿している。「中国で反日デモが続発しました 格差に悩む若者の連帯を」 その記事の中で、「お隣の韓国でも格差が広がり。非正規雇用率は60%以上。特に低賃金な20代はその平均月収から『88万ウォン(7万円)世代』と呼ばれている。と紹介している。
塩田は、「企業は国という枠組みを利用して法人税も払わなくてもいい、社会への還元もいい、ただ、利益を追求し、株主に報いるべきだ」と説いているが、これが、グローバリズムの旗手の正直な声だろう。
私は、『国境を越えた経済活動の中で、現在、多くの人が貧困にあえいでいる。その鬱憤をは、時に、排外主義と結びつく。しかし一方で「○○国の国民」ではなく「世界にのさばる貧乏人」としてのアイデンティティを確立し、国境を越えた連帯も始まっているのだ』という雨宮さんの声を支持する。
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