作家 秦恒平からの緊急メッセージ
ご老体 : 2011/07/14(Thu) 14:39
No.247
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* 菅総理を、もし、今日明日にも総理の座から引きずり下ろしたいと、賛成のあなた。 民主党の「誰」を、次の総理にと願われていますか。 その「人」は、激甚災害の救急・復旧・復興・避難対策について、また原発爆発事 故回復について、今後のエネルギー政策について、原発推進なのか原発反対なのか、 自然エネルギー開発推進政策について、「自分が総理になりたい」「なったら、こう します」と立派に手を上げて、「具体的な政見・政策を公表」していますか。 そんな人、実は、与党にも野党にも「只の一人もいない」「する気もない」んじゃ ありませんか。 だいたい、「推してくれる人がいたら」成ってもいいものですか、総理大臣は。 「成ってこう懸命にやりますから、推して下さい」というのが順序ではないですか。
そんなテイタラクでは、上に挙げた難事業の何一つも、どうにもこうにもならな い。今よりももっと無定見に政治空白が深まり、国際信用は無に帰するのではありま せんか。
それでいて、総理の首すげかえに狂奔している、あなた。代議士のあなた。それで国難の何にむかい責任以て応え得られるのですか。無責任な、ワイワイ評論の徒と同 じではありませんか。 そもそも、総理が大きく道筋を示したら、その具体化を立案し計画し実行へと運ぶ のは、あなたの仕事のはずです。総理一人で何もかもする・できるという、政治はそ んなものでは無い。
答えて下さい。答えて下さい。あなた。代議士のあなた。与党のあなた、野党のあ なた。官僚のあなた。 菅総理は、はなはだ不器用で、かなり迂路迂路してはいますが、歩み行くべき日本 の少なくもエネルギー政策の、原発政策の、ほぼ正道を前向きに観て、とにかく発言 もし意思表示もしています。国民のわたしには見えています。
菅総理を何が何でも引きずりおろしたい元凶は、一に原発によりかかりたい財界、 そして電力や原発利権でうまい汁を吸いに吸った旧政権の旧族代議士達。そして権力闘争や政局の中で目立ちたい、地歩を占めたい与党の将校たち。 見え見えではありませんか。
九電のあの卑怯な不明朗、東電のあの徹底した独占体質の隠蔽また隠蔽、かつ不実 行。 しかも取り巻きの我利我利。 それを擁護したい経産省。自民党。
内閣には「早くやれ」とせっつき、やろうとすると「根回し」や「計画を立ててや れ」と脚を引っ張る屁理窟立て。 あなた、自分の顔を鏡で見てみてはどうですか。 原発無くても、日本の電気は、足りていると、たしかな情報が、着々伝え始めてい ます。
いまこそ、国民は本当に賢くならねば。 代議士達はもっともっと聡明でなくちゃ。次の選挙では決して通しませんよ。 2011.07.12 作家・秦 恒平
賛同して下さる方、 四方八方へ、転送して下さいますように。 |
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