オバマ米政権:医療給付50万人増やす…脳損傷の帰還兵ら
ご老体 : 2009/04/10(Fri) 07:36
No.48
|
|
|
3月15日に「くるま座」はポール・ハギス監督の「告白のとき」のDVD上映会をした。
イラクで戦ってかえってきた兵士の心の闇が、同僚兵士を殺害せざるを得ないところに追い込まれていく様子が描かれていた。
先日、新聞を読んでいたら、下記の記事が載ってるのを見つけた。
オバマ米政権:医療給付50万人増やす…脳損傷の帰還兵ら
【ワシントン大治朋子】オバマ米大統領は16日、米退役軍人省で演説し、帰還兵の医療給付対象者を2013年までに50万人増やす方針を明らかにした。
「テロとの戦い」で爆弾攻撃を受けた米兵に多発している外傷性脳損傷(TBI)や心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者を主な対象とする方針。オバマ大統領がTBIの医療対策について具体的な目標を明らかにしたのは初めて。
オバマ大統領は演説で「我々は退役軍人省の医療に十分な資金を提供していない」と指摘。今後5年間で250億ドル(約2兆5000億円)増額させる同省予算案で、TBIやPTSD患者への医療サービスを「劇的に向上させる」と強調した。
イラクやアフガニスタンでの「テロとの戦い」には、これまで米兵約180万人が従軍。米国防総省はこのうち最高30万人が爆風の衝撃によるTBIを発症すると推計。毎日新聞の情報公開請求で明らかになった内部資料によると、昨年末までに同省や退役軍人省の医療機関でTBIと診断された人は2万人余にとどまっている。また、米民間調査機関ランドの推計によると、07年10月現在の帰還兵のPTSDは約30万人。
爆発の衝撃で脳の組織が破壊されるTBIの大半は目に見える外傷がない。専門的対応が可能な退役軍人省所管の病院は大都市周辺に限られ、遠方のため治療を断念したり、専門知識のない医師に誤診されるケースが増えている。このため同省は今後、遠隔地に新たな医療センターや移動診療所を配備し医療給付の拡充を図る方針。
毎日新聞 2009年3月17日 より
大義なき戦争にかり出されていく兵士。 かり出されていくより仕方のない状況を意図的に作り出す社会。
そこで、TBIやPTSDになって帰ってくる兵士たち。
一方で、イラクやアフガニスタンには数知れぬ死者と、負傷者がいる。
日本の自衛隊も自殺者の急増が報告されている。(毎年100人以上)
やりきれない! |
[修正]
[削除] |
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:Q0mUttca9c
ID:SiQupfgr9E
|