「理不尽」は当然と構えよう
もりもり : 2009/05/09(Sat) 19:05
No.68
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cirkyの憤りは分かる。しかし、これは当然のこととして起こっていることなのだ。 この国は、憲法を邪魔者扱いする為政者によって、憲法を紙くず同然の国につくり育てられてきたのが歴史の事実だからだ。私は、よく街頭で語りかける。占領軍から憲法を「押しつけ」られたのは、日本の一般住民ではなく、ときの権力者であり、財閥であったのだ。しかも、彼らが侵略責任を問われないよう、彼らが担ぎ出していた天皇に戦犯の訴追が及ばないよう、もっとも避けたかった第9条をも妥協として飲み込んだ。軍備を放棄することで天皇訴追を免れ、象徴という形で天皇制を残すことに成功したわけだ。アメリカの世界戦略上の利益にもそれが合致した。だから、戦後日本は、国際社会に復帰するや、建前は非戦の国だが、日米安保を結び、自衛隊という軍隊を持ち、財閥は実質上再生し、戦争指導者が戦後の「民主政治」のリーダーに復権したのだ。誰の利害に立つ政権が今日あるのかを考えてみれば、残念ながらこの戦後史は今日まで一貫している。それを変えなければならない。人々の側にその覚悟と能動的な闘いがなければ、連帯がなければそれはできない。 cirkyが今たたかっているのは、そういうたたかいなのだ。胸を張ろう! |
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