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司馬史観批判   小林哲夫 : 2010/02/19(Fri) 15:04 No.148
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くま くるま座の趣旨に賛成して、司馬史観批判の仲間入りをさせていただきたい、と思います。

残念ながら半沢先生の講演を聞いていないので、私の司馬史観批判をまず書いてはじめたいと思います。

次のようなことを考えましたので、読者の皆様と考えの違う点がありましたら、コメントをいただけたらうれしく思います。

1、ここで批判対象とする司馬史観を次のような考えと要約します。
朝鮮半島を日本以外の第三国(とりわけロシア)が支配したら、日本の安全は保てない、しかも朝鮮には自主的に自分の国をまもる力がない、だから日本が朝鮮の「独立」のために、朝鮮をうかがう外国の勢力を排除するためにたたかうのだ、日露戦争はロシアの脅威から日本の安全をまもるための「祖国防衛戦争」だった。

2、私の司馬史観批判
ロシアには朝鮮半島を支配しようと言う意図がなかったことは証明されている。
例え朝鮮がロシアに支配されたとしても、日本の防衛には関係ない。
また朝鮮を日本が支配したら、防衛の範囲が広がって、日本にとってはかえって防衛困難な状態になる。
朝鮮に自衛の力がなかったと言い切るのは、朝鮮蔑視である。
いわんやロシアが日本を侵略しようとしていたわけではないので、祖国防衛戦争と言えるはずがない。(ここまで自衛の範囲を広めるのは、自民党タカ派顔負けといえます。)

3、私の主張
護憲、戦争反対の思想の一環として、日清、日露戦争を侵略戦争として批判的に見るべきである。
日清、日露戦争を起こした原因として、明治維新そのものを批判すべきである。
維新を見直すことは、日本の近代化そのものを見直すことにつながる。
以上のようなことをもう少し詳しく考える作業を行うことを提案します。

(つづく)
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