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司馬史観批判の次のステップ   小林哲夫 : 2010/03/08(Mon) 18:29 No.163
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くま ここまでのところ、「日清日露戦争までの日本は正しかった」という司馬史観は間違いで、「日清日露戦争が侵略戦争であったのは、その後の15年戦争と変わらない」ということを説明してきました。

日本は明治の始めから、太平洋戦争の終わりまで、一貫して侵略国家であったことを再確認しなければ、本当の平和思想は生まれないと考えます。

左翼・護憲派の人々の中に、この私の考えを受け入れることが出来ない人が沢山いることを知っています。

15年戦争が悪い戦争だったことは認めるけれど、日清日露は正しい戦争だった、という左翼の人が多いのが現実です。

日本が本当の平和思想の国家になるためには、こういう左翼の人々に反省してもらわねばなりません。

なぜならば、もう一度日清日露のような戦争の可能性が出てきたときに、その曖昧な平和思想の人々が、戦争防止のためには、障害になるからです。

こういう人々は、例えば北朝鮮の核が注目されると、途端にナショナリストになるに違いないからです。

つまり日本に現実に存在する平和思想は、中途半端なもので、今後の日本の平和維持のためには、むしろ害になると言うことです。

「護憲」という一つの言葉で、団結しているように見える九条の会というものも、現実を見れば、こういう相容れない人々の野合としか言えません。



九条の会の人々の戦争反対の気持ちに嘘はない、ということは信じられますが、もっと思想的に一貫したものにならないと、危ういと思います。


「司馬史観批判の次のステップ」は、この批判の思想を、護憲派の仲間に説得する運動だと考えますが、如何でしょうか?
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