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もう許せない!四月五日 抗議行動だ   ご老体 : 2009/04/03(Fri) 04:45 No.42
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うし わが声明

俺は、自衛隊がソマリア沖に行くことを絶対許すことができない。

「海賊から日本国籍の商戦を守る」というもっともらしい理由が、嘘八百であることを知っているからだ。
ほんの少し前、「匪賊から天皇の赤子を守る」といって中国を侵略したのが、帝国軍隊であることを知っているからだ。

言葉で、美しい言葉で、どんなに着飾り、装いを凝らしたとしても、本質は見えてくる。自衛隊を、日本国の象徴として、利益の守護神として、世界の隅々まで送り出したいのだ。憲法も関係ない!法律も関係ない!そうだろう、国会の審議も、法律制定も行なうことなく、法の解釈で、軍隊をソマリアにおくりだすのだから、これは、シビリアンコントロールの無視というよりも、国家に対する政権のクーデーターとも言うべきものだ。

あの時、日本が中国やアジアに侵略していく過程で、言葉によって、道筋を作り、それのお先棒を担いだのは、朝日新聞であり、読売新聞であり、すべてのマスコミであった。

治安維持法を制定させ、人の良心を圧殺した歴史を忘れるもんか。


俺らは、ソマリア沖の海賊といわれる人々の生活を想像したことがあるか?
海を奪われ、大地を奪われ、職業として、「海賊」を選択せざるをえない人々を、想像したことがあるか?

日本国がすることは、軍隊の派遣でない。ソマリアの人々の社会基盤の整備であるだろ。「海賊」と一緒になって、国を作る基盤を教えることだろう。

自衛隊、国は、商船を動かす企業を守るのではなく、(そんな大企業が今何をしているか、俺は知っている、首切り、解雇、内部留保をつくるために犠牲になった人々を、さらに追い詰めている)まず、国民を守れ! ソマリアの人々を守れ!


俺は、このごろ、麻生が何であんなに頑張るのかが、わかって来た気がする。

国家権力を総動員して、小沢一郎個人を抹殺しようとしている意味もだ。

俺の直感が正しければ、今日本は、小泉のときよりもさらにひどく、国家主義を行なおうとしている。

自分たちが作り出した社会の閉塞状況を、思い切り利用して、これまでタブーとしてきた領域に手を突っ込んで、次のための準備をすること、軍をバックに威嚇出撃を繰り返し、社会全体を管理することをはじめたのだろう。日本型ネオコンは、麻生の裏で確実に作り出されようとしているといっていいだろう。
巨大な軍需産業が狙いといってもいいだろう。
今まで、この動きを押しとどめていた力、平和への希求力を押しつぶそうとしている。
日本型ネオコンは、教育、社会保障政策、それらに注がれる税金を掠め取るために巧妙に機能し始めるだろう。受益者負担ということば、自己責任ということばが、形を変え、品を変えて、現れるだろう。
小沢への攻撃は、官僚や新たな財閥・世界投機集団どもがそれの桎梏になる石ころの排除に動いたのだろう。小沢のある種の合理性が容認できなかったのだろう。

新しい軍需に依存する国家。ネオリベラリズムの終焉を拒否し、更にもう一度の出直しを図っている。軍需と原発輸出に活路を求めているといっていいだろう。

社会が、共同体が、崩壊してもなお求める自分たちの集団の利益、ネオコンの再出発だ。

俺は、何度でも言うが、自衛隊がソマリアに派遣されることを許すことはできない。

同時に、ミサイルが「北朝鮮」からやってくるという狂騒をも許すことはできない。

確かに、朝鮮民主主義共和国から何ほどかのものは、飛来するだろう。しかし政府はそれがミサイルの先頭部の形状から早くに、人工衛星であると認識しているのだ。それなのに弾道ミサイル等破壊措置命令を発令し、迎撃用地対空誘導パトリオットミサイル(PAC3)の配備と海上配備型の迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦を配備する等のことを行なっている。テレビでは市谷からPAC3が出てくる場面が繰り返して流されている。にもかかわらず、政府高官は、ゴルフのように軌跡が見えるといいというふざけたことを楽しくおしゃべりしているそうな。

それにしても、全党一致で、北朝鮮を対象とする国会決議をする政治屋とはなんだろう。

誰か一人でも、この状態を糾弾し、日本のなすべきことが、北朝鮮と国交を回復し、北朝鮮の復興に手を貸すことだ、という政治家はいないのか。

俺は、今、日本で起きていることは、将来、歴史の転換点であったと認識されるとおもっている。だからこそ、小泉が始め、安倍が仕上げをもくろみ、麻生が完成させようとしていることを許すことはできないのである。

俺は、ここに、自らの意志を示す。

許すことのできぬ状況下にあって、一市民としての意思を示す。

日本国憲法の求めるものと国際人権宣言の求めるものを一致させるために、俺の意思を示す。

何万、何十万、何百万、何千万の人の血によって勝ち得たものを、手放すわけには行かぬ。申し訳がたたん。

これが俺の声明だ

二〇〇九年四月五日    森下利夫

抗議行動

日時; 四月五日 12時から18時まで

場所; 中央公園入り口付近
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