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派遣切り問題について(その1)   cirkey : 2009/05/13(Wed) 13:15 No.72
  投稿ランキング:7回/−
くま cirkeyです。皆さんお疲れ様です。

最近の状況について、整理して報告したいと思います。

一応、森先生、盛本先生、森下さん、高原さん(全国一般の方)にはその都度メールや電話等で報告、相談をして参りましたが、
あまりにもはやい展開で物事が進んでいる関係、またはここを関係者に見られるのではないかという観点から、こちらのほうでは報告をしてきませんでした。
今回、ある程度区切りがつき、これからの方針も的確に検討できるようになってきたのもありますので、整理して皆さんにわかりやすく報告したいと考えます。

1. 派遣社員になった経緯と詳細、現在の待遇について
 私は、ある北陸の大手企業の子会社に正社員として応募し、前回にも書きましたが、あちらの一方的な判断で、派遣社員ということで、大手企業の別の子会社である、”E”という派遣会社に籍を置かれました。その派遣会社から、本来正社員でいくはずだった”K”という会社(この会社もグループ会社です)に”派遣社員”として仕事をすることになりました。
 最初にも書きましたが、3月に課長から”基本情報技術者試験、TOEICの一定以上の点数をとらないと正社員はない”という話を聞き、それにも反論しましたが、その条件でもがんばって正社員でがんばっていこうと決意した翌月、このような派遣切りという形を言い渡されました。
 まず、ここに契約内容を詳細に書きたいと思います。

 ●採用日時:平成20年6月1日付け
 ●更新期間:3ヶ月〜4ヶ月(基本3ヶ月更新)
 ●詳細
  1)平成20年6月1日〜平成20年8月末(3ヶ月)
  2)平成20年8月1日〜平成20年12月31日(4ヶ月)
  3)平成21年1月1日〜平成21年3月31日(3ヶ月)
  4)平成21年4月1日〜平成21年6月30日(3ヶ月)

 現在は、詳細にありますように4番の期間内なわけです。労働者派遣契約によって、4月1日〜6月30日までの雇用となっております。6月30日で契約更新を継続しない・・。という話であれば(これでもひどい話ですが)まだ話はわかります。(理解は到底できませんが)
しかしながら、今回の場合は、”5月末で終了”という条件をつきだしています。これに関しては、派遣切りという形になるわけですが、”正当な理由がないのに派遣切りをするのは違法”ということが言えると思います。(これからの行動はそこが論点になってくるわけですが)
 当初、この会社に派遣社員として入った際に、昼のミーティングで、部長から「今日から”社員”として働いてもらいます」という言い方までされました。ですから、皆さんも派遣社員の期間が一種の”試用期間”みたいなものだという認識が非常に多く、社員と同じ扱いをしてきました。
具体的な例をあげると、まず社員しか出席しないような行事も参加してきました。 合同慰霊祭、墓地掃除、誕生日会等です。墓地掃除っていうのは、月に2回グループ会社がローテンションを組み、物故社員や創立者親族の墓地を清掃するというものです。この行事自体がばかばかしいですが、これを派遣社員にさせること自体馬鹿げています。
対象は新人社員のみということで、派遣社員ながらも今後は正社員として雇用されることを前提として話が進んでいることは明白です。
 また、メールグループに関しても特殊です。現在社内では、メールグループというものがあり、例えば、技術部のメンバーにメールを送る際、”技術部専用のメールアドレス”にメールを送ると全メンバーにメールが配送されるというシステムが構築されています。これがメールグループというもので、システム関係に携わったことがない人でなければわからないかもしれませんが・・・。
通常、このメールグループに登録される人間っていうのは、”正社員のみの人間”だけです。派遣社員に流してはいけない情報も時にはあるので、正社員のみのメールグループと、派遣社員のみのメールグループで、明確に区切りされています。 本来であれば、私は派遣社員ですので、”派遣社員のグループ”に所属しなければいけないはずです。しかしながら実際には将来は正社員が当たり前という観点から、”正社員のグループ”に所属されてきました。
 しかしながら、派遣切りの問題が発生してから、会社側は今までのことがなかったかのように派遣社員のグループに所属、態度豹変等してきました。(前回にも記載しましたが)
このことが到底納得できず、遊んでいる社員がいるのにも関わらずそれを放置し、仕事をしている私には厳しいことをいってくる。
こんな狂った社会はもうごめんです。

2. 当初の対応等について
 なぜか私の課長は、明確に正社員と派遣社員を分けたがる人間で、社員に対しては優しく笑いながら一人一人に声をかけ対応するのにも関わらず、派遣社員に対しては完全放置の状況を作っています。まず、社員のように話しかけられることはなく、単なる奴隷としてしかみていないようです。
もちろん、この課長は、メールグループに対しても異論をとなえていました。派遣社員の枠に入れろっていうことですね。そういう指示もしていましたが、その上の上層部が、正社員と同等と判断したのかしりませんが、4月に入っても「正社員のグループ」に所属されていました。しかし課長の頭の中では「派遣社員のグループ」に所属が変わったものだと思いこんでいます。
 ここで、4/10(金) この日は大きく次のような出来事がありました。ただし@に関しては正しい情報かどうかはわかりませんが、信憑性は高いと思います。

@グループ全体の最高トップ経営会議が行われ、派遣社員を極力0にする。という決定があった。
A技術部で、チームミーティングがあった。(部の中に、一課と二課があり、さらに課の中にチームがあり、チームごとに違うJobをこなしています)

 チームミーティングを行った報告を、各チームリーダーが課長に報告。課長は、それをまとめて”正社員のメールグループ”と社長と部長に送付したのですが、ここで問題が発生しました。課長は、私が”正社員のメールグループ”に所属していないことを前提にしてメールを送信しましたが、実際には”正社員のメールグループ”に所属してました。ですから、私にも報告が届いたんです。(本当は届いてはいけない内容なのに)
そこには今後の予定が書かれていました。しかし最後には、派遣社員の今後についても書かれており、私の名前と、5月末終了という悲しい文字がかかれていました。

 私はこのメールを見た途端、錯乱状態になり、まず、派遣会社の”E”に問い合わせをしました。正式なことは、派遣先の”K”に来週月曜日に聞くという回答になりました。
しかし、5月末終了と書かれている内容を理解すると、間違いなく派遣切りしか思い浮かびません。・・・そして悪夢が始まりました。

 4/13(月):その日は社長が珍しく”K”の方にいました。社長は元々本社の役員を兼任していますので、ほとんど本社のほうに在籍しています。つまり、月に多くても2回程度しか、”K”の会社で顔をみないのです。そして、私が呼び出されました。
 人数は、私を入れて4人。内訳は、課長と社長と部長と私です。 本来ならば、派遣切りの宣告は、派遣先の”K”がすることは法律上できないそうで、本来であれば派遣会社”E”がしなければならないのにも関わらず、朝9時に言い渡されました。そして、派遣会社”E”からも、この件に関して夕方にくるという旨電話がかかってきて、派遣会社からも言い渡されました。4/10の時点で、くるま座で盛本先生に相談し、全国一般の高原さんに話が進んでいたというのもあり、今後の対応について相談した結果、「納得できません」「やめるつもりはありません」とだけ言えばいいというアドバイスを頂いていましたので、派遣会社の方にそれだけを伝えました。さすがに相手の顔色も変わりましたが(苦笑)
 あちらからの妥協策として、「6月満了にすれば問題はないのか?」ということもいわれましたが「5月であろうと6月であろうと今回の件は納得できません。ですからやめるつもりはありません」ということを明確に伝えました。

これを期に、戦う覚悟を決め、岩淵弁護士にも相談することになりました。


3. 派遣会社のその後の対応について
 4月16日(木):派遣会社”E”から連絡があり、正社員として仕事を紹介があるという旨連絡がありました。
当初は納得できないと反論し、「紹介してもらうような気持ちではないですし、今回のことは納得できません」と断りましたが、その後すぐに対応策を高原さんにアドバイスを頂きました。高原さん曰く、「相手の紹介を断ると反対に不利な方向に進む。後々相手が”こちらからは就業機会を斡旋しようとしたのに本人が断ってきてどうしようもなかった”という言い訳作りをこちらから作ってしまうから出来る限り受けたほうがいい」ということをいわれました。その為、すぐに電話をかけ直し、「取り乱してしまい申し訳ありませんでした」という内容を伝え、詳細を聞くことにしました。

 派遣会社”E”が知っている会社に、”H”という派遣会社があります。”H”という会社も、今回の”E”という会社も、人材派遣を主な仕事としています。しかしながらそれ以外に”人材紹介”というのもやっているそうで、人材紹介っていうのは、民間版のハローワークで、正社員を前提とした仕事を会社から手数料をもらって人材を斡旋するわけです。つまり、人材派遣は、”派遣業”、人材紹介は”人材紹介業”になるそうです。派遣業では、派遣社員という形になりますが、人材紹介では、正社員という形だそうです。
 この”H”という会社に、金沢医科大学のシステム管理、システム開発、テクニカルサポートの人材が欲しいというのがきてたそうで、「”E”さんのところにいい人材いないですかねぇ・・・?」ということを聞かれたそうです。そこで、「cirkeyさんみたいな人がいるんですよ!」という話をしたことがきっかけだったそうです。
 話の内容的にはすばらしい内容でした。医科大の職員で、安泰です。しかしながらその分競争率は激しかっただろうと思います。
 ”H”の会社には私の詳細、現在おかれている立場を説明し、面接を受けることも私が決意し、お願いをしたわけですが、実際には、「競争率が激しいから無理」という一言で終わってしまいました。
 そこで、”E”の担当者から、「人材派遣ではなく、”人材紹介”として、”H”の会社に登録をしてはどうか」ということを提案され、その為に、履歴書を書いて、その”H”の担当者と直接面会し、面接を行い、どういう仕事があるかとか登録とか話をしたほうがいいのではないかという話を受けました。
しかし、この話を整理すると下記の問題点が考えられました。
 1)金沢医科大学の話がなくなった。
 2)今度は人材紹介の方に登録するように進められた。
 3)これはつまり簡単にいえば、「必ずしも就職が保証されないということ」

 そして最悪なことに、会社が派遣労働者としての契約書にかかがている、「契約解除時は、新しい就業機会を与えることとする」という努力義務を果たしたという証拠を残しているだけなのではないか。ともとれます。これが非常に腹が立ちます。しかしながら、岩淵弁護士からのアドバイスも、「全ての就業機会は引き受けるように」というアドバイスを頂いてるので、最終的には登録をする形にはなりましたが。。。(後述します)
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