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「楽しい輪読会」 中のカナ 私は近年、読書と言えるほどの本は全く読んでいない。私が1番本を読んでいたのは中学生の頃である 勉強するのは嫌だけど机に向かわないといけない。それで読んでいたのかな? 私の勉強というか読書は中学生で終わっている。 その後は何していたかは、もうあまりにも昔の事なので覚えていない。 最近は朝から晩までのテレビウオッチャー、ワイドショーウオッチャーである。 高校生の頃は映画ばかり見ていた気がする。黒澤映画も高校生の頃に見た。 映画を見てから原作を読んで感激することも少なくなって読書よりも脚色された映画に夢中になって、 近年は話題の本は映画というかビデオで鑑賞している。それで益々本を読まない それで「輪読会」のお知らせにスグ飛びついた。コレで本が読めるぞ!と思ったのである。
輪読会1回目にチューターから皆さんに少しずつ音読してもらって進めますと云われて「ホンマかいな!」と 思ったけど輪読会だから「あたり前」なんだよね。 「千里の道も一歩から」ということで歩きつづけることで前進するんだよね。倒れる時は前向きで倒れる! 完読?した時は嬉しかった。読み終えた時にみんな、拍手してたけど私はみんなに途中からは自分に拍手してた。 月に2回の輪読会では主題にちなんだことから時代の状況についての小難しい話ができる。 政治や、経済やという固い話は時と場所を選ばないといけない。変に感心されたり、揶揄されたり、 その他大勢という訳にはいかなくなる。だから輪読会は私がその他大勢でいられる気楽な場所である。
私が1番楽しい時は雑談をしている時、それは脱線なのかもしれないけど、いろんな話が聞けて楽しかった。 脱線がない時はつまらなくて不完全燃焼でした。
私は若いエンジニアにパソコンまで直して頂きました、ありがとうございます。
くるま座を多いに活用させて頂いております。感謝しています。
「悪夢のサイクル」を読んで学んだこと 中のカナ
私の夫は自営業者です。昨今の不景気の波に呑まれて沈没してしまいました。
それでも、生きていく為には細々と自営を続けて生活しています。
生活の糧を得る為に「派遣」に登録もしました。最初は年齢制限で断られましたが、体は鍛えてあると売り込んで力仕事を貰いました、因みに年齢を聞かれたら誤魔化せと言われていました。
5日間の仕事の予定が真面目に仕事をしたので予定より早く終わりました。
ソレで明日はクビ!とか夫の話を聞いていると自分が若かったころのアルバイト、フリーターとかと扱いが全く違うことに驚いています。夫はスキーのインストラクターというバイトも見つけてきましたが、雇い主にスキーを買い換えて下さいと、云われ準備万端整えましたがスキー代までは稼げませんでした。 それでも楽しい経験をしてプロのスキーヤーの仲間入りをして喜んでいます。
私の長女は1984年生まれです。長女が小学校に入学するまでには持ち家をと考えて新築しました。
バブルの最盛期と崩壊の波をもろに被りました。輪読会でバブルで被害を被った人って!いますか? と呼びかけたら、仲間が1人しかいなくて淋しかったなぁ!でも私の周り〜向かいの家も2件隣の家も、子供の同級生の家もみんなバブルの頃に建てた家ばかりです。
夫の仕事は国家試験の塾をしていました。それなりに受講生が集まって中流を意識していましたが、政府が規制緩和ということで国の研修をどんどん民間に任せるようになって大手の学校が国の研修を代行することで、受講生を早い時期から取り込んでいきます。うちのような研修を代行できないところには受講生は集まらなくなりました。
でもうちは教え方が上手で合格率が良いので、口コミで受講生が紹介されます。大事なのは生身の人間の力です。
しかし当然ながら大資本には敵わない。「稼ぐに追いつく貧乏はなし」とか云いますが足が速くて困っています。
バブルにも規制緩和にもすべて新自由主義の時代の波に呑まれて・・・私はこんなに新しい物好きではないのに〜と云いたいです。
子供たちは「まだ働きたくない」と「結婚するため」に大学進学を選択しましたが、「貧困」という落とし穴に落ちない為には学歴は重要な要素だと学びました。
それでも子供たち各自がそれぞれに奨学金という借金を背負っていることを考えると〜生まれながらに格差に甘んじなければならない現実に無力を感じます。
人間世界は不平等の世界です。経済力はもちろん、その才能もね
〜この少子化の世界です。貧乏人の子供は国家で育てほしい。 市井の民の子ですが生まれた時から予算つけて欲しいなぁ〜。 子供たちを大事にしない、教育に予算をつけない国は滅びるんだぞ!と叫びたいです。
私の子供たちは社会に出たらタックスペイヤーになる予定だぞ〜と年金係りに訴えたいです。 事件に遭うのも貧乏になるのも全て「自己責任」という言葉で、個人に責任を押し付けられて抗しがたい違和感を感じていました。
北欧では税金をフラット化する競争経済よりも国民それぞれが共通して負担を負うことで社会的な安定を選ぶ国民的コンセンサンスがあることを学びました。 北欧は世界大戦にも参加しないで、なんだか凄い国と思っておりました。
日本は物まねの上手な国です。 北欧を上手に物まねて創意工夫して欲しいですけど政府の取り巻きの大企業が許さないのかね。
派遣切りする内部留保をいっぱい持ってる企業達には不買運動しましょう。
貧乏な日本人はもう水に流したりはしないから |
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