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(Tj11nWBk2PU.wmaをクリックすると講演内容が聴けます)
6月10日 歌劇座で(元の観光会館)で藤田祐幸さんの講演会が行われた。
『いま日本の原発で 何が起きているのか』と題された講演会は、明瞭な語り口と情熱によって、しばし、聞き入った。
初めに、今の日本で起きているー菅降ろしの実態が、細かく述べられた。 菅の功績を功績として認め、@浜岡原発の廃炉ではないが運転停止、A自然エネルギーへの転換を模索する B発送電分離に触れた 点が支配者を逆なでし、菅おろしが始まったと指摘した。 自民党、民主党を問わず現体制の官・産・学の巨大な力は、フクシマ原発の事故をできるだけ過小に評価することを試見ていると指摘した。
とにもかくにも、1時間40分の講演をじっくりと聴いてください。
そこから感じ取ったことを、この掲示版でも自由に発表し、声を上げることを意図的に試見てください。
私は、藤田さんが、自分でも農業者として生きることを選択したことが、この原発問題に向かい合い、これからの社会を作り上げる基礎になることを講演から感じました。農業というシステムを取り戻すことが、この国の再生につながるのだろうと思いました。大地を共有するという感覚こそが大切なのだろうと思います。
無農薬野菜を作る福島の農業者の自殺が冒頭に語られ、チェルノブイリでの堆肥が放射能を集める形で汚染されていることを語る。大地が汚されていくことへの怒りが語られます。
更に、 わずか、毎年5ミリシーベルの放射能を浴びた青年が、何年か後に、30歳前に白血病で死亡し、それは裁判で、労災として認められているにも関わらず=国家の認定、20ミリシーベルトだ、250ミリシーベルトだといって憚らない今のあり方、官・産・学のトライアングルを打ち破ることがどれほど大切かと改めて思いました。 最後に、石川の地にいるものは、志賀原発を廃炉に持ち込むことが大事である、という檄がとばされた。
とにかくじっくりと藤田さんの講演をお聞きください。
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