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Re: 8月30日の最高裁判所裁判官国民審査   ご老体 : 2009/08/28(Fri) 06:00 No.110
  投稿ランキング:42回/−
うし 単独表示 cirkeyさん  詳しい情報ありがとうございます。

『☆期日前投票では、「最高裁判官国民審査」の用紙が貰えず、国民審査をすることができませんので、出来る限り、30日の投票日によろしくお願いします』とありますが、23日からは国民審査は出来るそうです。ただ、タイムラグがあることは確かで、不当であることは間違いありません。

「きっこのブログ」が国民審査について詳しくのせています。

  http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/

先日「新藤宗幸著 司法官僚 裁判所の権力者たち 岩波新書」を求め、ちらちらと眺めています。現在の「赤紙」とも言うべき「裁判員制度」を知りたいと思って購入したものですが、その中の一節です。

いい方を換えるならば、司法は市民にとって「簡便」な政治や社会を変えていく制度なのだ。・・中略・「立法と行政は多数派のためにある。司法は少数派のためにある」という「名言」ガ残されている。まさに市民にこたえた司法とは、便利で使いやすい制度であるだけでなく、政治や行政に挑戦する司法であるだろう(P5)

 司法が、市民の武器になるために! cirkeyさんの指摘はその通りだと思います。

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8月30日の最高裁判所裁判官国民審査   cirkey : 2009/08/25(Tue) 21:01 No.109
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ねずみ cirkeyです。

皆さんにお願いがあります。

8月30日は、衆議院選挙の投票日です。選挙は積極的に参加するようにお願いいたします。
また、おなじく、この日は【最高裁判所裁判官国民審査】の投票もあります。

最高裁判所裁判官国民審査とは、日本における最高裁判所裁判官を罷免するかどうかを国民が審査する制度のことです。最高裁判所の判決は、国民の生命、財産はもとより、権利や国の指針にも大きな影響を与えています。

衆議院選挙の投票所にいくと、小選挙区、比例区の投票用紙の他に、「最高裁判所裁判官国民審査」の投票用紙がもらえます。
この投票用紙には、裁判官の名前が列記されており、その上に「×」を記入することができるようになっています。やめさせるべき裁判官の上に×をつけることによって、過半数以上「×」がついた裁判官を罷免できます。

×をつけるに当たって、問題になるのが、現在の裁判官がどういう判決をしてきたかです。引用になりますが、ご了承ください。

今回は、下記の裁判官の審査があります。
 ・那須弘平(67歳) 弁護士出身 【×をつける】
 ・田原睦夫(65歳) 弁護士出身
 ・宮川光治(67歳) 弁護士出身
 ・竹内行夫(66歳) 行政官出身 【×をつける】
 ・金築誠志(64歳) 裁判官出身
 ・涌井紀夫(67歳) 裁判官出身 【×をつける】
 ・近藤崇晴(65歳) 裁判官出身 【×をつける】
 ・櫻井龍子(62歳) 行政官出身 【×をつける】
 ・竹崎博允(65歳) 裁判官出身 【×をつける】

上記の裁判官は、できれば全員×をつけて頂きたくお願いします。憲法の番人にあるまじき国家権力の側に立った判決を出しているからです。

もし、全員×が出来ないとしても、最低、6人の裁判官には×をつけて頂きたくよろしくお願いします。

1)竹内行夫裁判官(66歳)
 日米ガイドライン見直し時の外務省条約局長で、小泉政権のときに、外務事務次官をしていました。その上で、アメリカのイラク戦争を支持・自衛隊のイラク派兵を積極的に進めた人であります。イラク派兵を憲法9条に違反するという最高裁の判決の対策として、この裁判官を任命したという話もあります。

2)涌井紀夫裁判官(67歳)
 住基ネット違憲の裁判で、地裁、高裁ともに違憲判決が出ていたのにも関わらず、最高裁で大阪高裁判決を破棄し、住民側を逆転敗訴に追い込むなど、許せない判決をしております。また、多くの労働裁判において、反動的判決を続けてきました。

3)竹崎博允裁判官(65歳)
 問題が多く残っている裁判員制度を導入した張本人であり、責任者であります。判事任命と同時に、最高裁長官に「異例」の就任をしました。

4)櫻井龍子裁判官(62歳)
 「御殿場事件」で有名ですが、静岡県御殿場市の御殿場駅近くで2001年9月に集団強姦未遂事件がありました。この事件には、少年のアリバイもあり、犯行不可能な証拠も一杯ありました。また、後日、被害者の女子高生が嘘をついているという疑惑も浮上し、被告の自白も強制されたということも浮き彫りになった。
しかしながら、最高裁で、この裁判官は、上告を棄却し、主犯格とされる二人に、「懲役1年6ヶ月の実刑判決」を言い渡した。えん罪ではないかという声も多い。
(wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%AE%BF%E5%A0%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6

5)那須弘平裁判官(67歳)
“国策捜査(こくさくそうさ)”に引っかかった佐藤優(さとうまさる)氏の 最高裁への上告を、この7月1日に棄却(ききゃく)したのが、那須弘平(なすこうへい)裁判官です。この人は弁護士あがりです。

6)近藤崇晴裁判官(65歳)
 近藤裁判官は、防衛医科大学教授が、東京・小田急線の満員電車内で、女子高校生の下着に手を入れるなどして、強制わいせつの罪に問われた事件では、今年の4月14日に、無罪判決を出しています。それにもかかわらず、植草事件の方は、ろくに審理もせずに、上告をあっけなく棄却しています。


☆衆議院選の際は、忘れずに国民審査の方もよろしくお願いします。
☆期日前投票では、「最高裁判官国民審査」の用紙が貰えず、国民審査をすることができませんので、出来る限り、30日の投票日によろしくお願いします。
☆国民審査に関する情報は、色々な方に広く広めてください。国民審査は、「公職選挙法」に触れず、好きに広めることができます。
☆間違い、ご指摘がありましたら、くるま座技術担当までよろしくお願いします。

【引用サイト】
http://cozylifes.blog25.fc2.com/blog-entry-268.html
http://www.wikipedia.org/
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「坂の下の雲」をめざして   ご老体 : 2009/08/22(Sat) 12:29 No.108
  投稿ランキング:41回/−
うし 中塚明「現代日本の歴史認識 その自覚せざる欠落を問う」の輪読会が昨夜無事終了した。

都合7回の輪読会であったが、今回も自分自身にとって、大いに収穫のあった輪読会であった。

前回のアマルティア・センの「アイデンティティに先行する理性」が難解であっただけに、日本の歴史、しかも明治以降の歴史であるということで、事実関係は何とかわかりそうな気がして、気楽に行けるかなという気分で臨んだ。

ところが、歴史の事実を学ぶのだから比較的わかりやすいだろうという気持ちは、初回から吹っ飛んでしまった。

事実そのものが、明らかにされる過程、伏せられていた事実の提示によって、これまでの歴史認識が変わっていくことを実感した。まさに、「学者」の執念、信念と正面からぶつかった気がした。


初回から、大木がバッサ、バッサと伐採された。

あの人も、この人も、書かれた文章の中に、中塚本人が入り込んで、「自覚せざる意識」の摘出を容赦なく行なった。

半藤一利・・・昭和史の問題は満州問題と絡んで起こるという認識、「朝鮮問題」を捉えていない。
       明治の人たちが頑張ってつくった国を、大正、昭和のいい気になった日本人が滅ぼした。

江口朴郎・・・日清、日露まで、世界情勢にギリギリに対処してきたが、大正以降、頭が悪くなって、虚像に踊るようになった。

高山岩男・・・明治は日露戦役で終わる。軍事が政治を占領して、破綻し始めるのは、大正、昭和の時代から

司馬遼太郎・・真打登場。韓国併合のころから、参謀本部の「異胎の時代」が生まれた。

藤原彰・・・・日清戦争時の「高陞号撃沈事件」は国際法に則るものである。

寺島実郎・・・義和団事件に際し、柴五郎中佐は、武士の精神と世界的知性を発揮した。

鶴見俊輔・・・分岐点は日露戦争が終わった1905年、それまでは賢明な指導者が国を引っ張った。

大日向純夫・・日清、日露戦争と日中戦争は戦争としての質が異なっている。

林博史・・・・第二次世界大戦は、総力戦であるが、それ以前の戦争は「軍隊」対「軍隊」だった。



今でも知識人の中に潜む「明治はよかった、悪くなったのは、大正、昭和からだ!」という歴史認識の間違い明らかにする作業を通じて、再びの悪夢、司馬遼太郎、NHKの「坂の上の雲」を断罪しようとしている、中塚さんに、半沢さんに感謝します。

今回の輪読会では、いかにして歴史と向き合うか?を学んだ、という気がする。人並みに歴史を知っているという自負なんか見事に吹っ飛んでしまった。

「甲午農民戦争」「朝鮮人民の反日抵抗」それぞれに言葉を知っていてもその一つ一つをリアルに想起できなかったことを知った。今になっても、庶民の側から物語を作り出せず、「抵抗する主体」にすら、国民性、民族性を求めるという過ちをしていることに気が付いた。

 間違いなく、「日本人」であることに満足している自分がいる。これが、正直なところの我々が受けた教育であると知った。

 無知の中にあって、歴史を恣意的にしか切り取れない我々にとって、今回の輪読会は、教えることの情熱の具現者としての「中塚明」と「半沢英一」さんの見事なコラボレーション。

 ありがとうございました。
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金沢市のホームページを閲覧し、率直な感想を述べ合ってみては   モリモリ : 2009/08/17(Mon) 04:48 No.107
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くま 寛 さん ご老体さん

 「行政自らに矛盾を語らせる。」このことに力があることは認識してきました。いつどう答弁したか、その根拠は何か。その根拠への評価は適正か。その答弁はその後どう形になっているか。これをしつこくやる議員は、一目置かれます。
 私はもちろんまだまだですが、皆さんと、広く深い情報ネットを持っていると行政から一目置かれる市民集団を形成できたらおもしろいと思います。
 まず、金沢市のホームページを閲覧し、率直な感想を述べ合ってみるというのは、とっかかりとしてどうですか。
                                      森 一敏
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情報戦を闘うこと   渡辺 寛 : 2009/08/17(Mon) 04:43 No.106
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くま 森一敏 さま

賛同ありがとうございます。
面倒な話だから、誰からもコメントがないかなと思っていました。

> 提案を拝見しました。さすが情報戦を闘ってこられた寛さんらしい提案です。

情報戦? そうも言えますかねえ。
私がこうした問題意識を持ったのは、かなり前です。
昔、団体交渉や抗議行動に参加しましたが、いつもやりきれない思いでした(*_*)

一方的なこちらの主張に対して、相手は黙っているだけ。
皆んなが騒いでいるとき、相手はおそらく別のことを考えて、時間の経過を待って
いるだけなんでしょう。
痛くもかゆくもない……(*_*)
こちらがでかい声をあげても、単なる自己満足の世界。
これをナントカできないか?

辰巳ダムに絡んでちょっとまとめたものがありますので、目をとおして下さい。
『 行政資料に語らせる = 私の情報公開ものがたり 』
 http://nagi.popolo.org/jouhou/ishikawa/view1.htm

私が当時やり玉に挙げた課長補佐は、直後に異動し、しばらく経って早期退職さ
れた。
当時、あまりにもやつれ果てた補佐をみて、心配しました。ひょっとすると自殺
するかも知れないと。本気で考えました。
後日、元同僚に聞くと「××さん、異動したけど、おかしくなって、すぐ辞めた。
あんたが辞めさせた」と。

実力がなかったのと、お役所のたらい回し人事で、やる気もないのに補佐のイス
に座っていたから、私のセイにされても困るんですけどねえ……。
こういうお役人が、今でもたくさんいます。これが情けない。

ということで、「政策研究」には、たんなる自分たちの思いや主張を並べるだけ
ではなく、現在の行政の施策との比較検討、過去の検証、法制度との関連など、
調べることがたくさんあり、かなりの「力仕事」になります。
たんに思いを語りあっていても「研究」にならないので、それなりの研究の手順
が必要なんですね。
それも、はじめは分からなくても、次第に先が見えてきます。ツボが分かってく
るんですね。
幸いにも、実績のある「先生」がおられますから、ケースバイケースの道案内をし
ていただけるでしょう。
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「くるま座」を認知させるために   ご老体 : 2009/08/17(Mon) 04:35 No.105
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くま 渡辺様

先日「くるま座」の会合の席で、一つの目標が、「渡辺」さんであり、「ナギの会」であると発言しました。当局が気になってしかたない存在になること、意識せざるを得ない存在になることが、必要であり、そのためにどうするかと、考えてみたいと、言いました。

 庶民の感覚で、金沢市の問題を捉えて、それを質問し、必ず「くるま座」に返事するよう仕向けること。そういう主体になることを追求したいと思います。本当に初歩のことを聞いてみることからはじめようかと思うのですが。当たり前すぎて、恥ずかしいことを聞いてみたいものです。

「友達が、生活保護を受けたいといっていますが、どこに行けばいいですか」「生活保護を受けるための条件は」それらを問いただす主体としての「くるま座」、返事を受ける「くるま座」、再度問い直す主体としての「くるま座」、そこから発生する問題を整理する「くるま座」を作り上げたいと話したのです。

ある意味、これは、多くの市会議員の方が、日常やっていることで、特に、森さんなんかは、こちらが心配になるほど、一生懸命にやっています。

ここで、「くるま座」がやることの意味と、その内容について、検討下みたいと思います。

渡辺さんのいう『 電子版:市民の市役所 』は是非検討したいと思います。創りだしたいと思います。日を決めて、この問題だけを検討しませんか?
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実現にむかって検討しましょう   モリモリ : 2009/08/17(Mon) 04:27 No.104
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くま 提案を拝見しました。さすが情報戦を闘ってこられた寛さんらしい提案です。実現にむかって検討しましょう。なによりもスタッフが必要だと思います。 [返信]
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『 電子版:市民の市役所 』をくるま座の中につくれないか   渡辺寛 : 2009/08/17(Mon) 04:22 No.103
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くま くるま座のみなさま。

 ―― 渡辺 寛です(@ナギの会/辰巳の会(金沢))

メーリングリストの運用テストを兼ねて、活動の提案です。
先の総会で発言しようと思ったのですが、ややこしくなるから
止めました…。

「政策研究」ですけど、研究の前に、情報の入手と共有が必要
ですよね。
研究した後に、政策決定への参画(行政への介入)ですね。

けど、行政が考えている市民参画なんて、たんなる「話題提供」
でしかありません。
以前、金沢市が「市民参画推進条例」を作るとき、中垣たか子
さんと一緒に、市とさんざんやりあったことがありました。

詳しくは、こちらを参照ください。
◆「毒にも薬にもならない? 市民参画推進条例」
http://nagi.popolo.org/jouhou/kanazawa/sankaku_jorei.htm
◆「市民参画推進条例への要望書」
http://nagi.popolo.org/jouhou/kanazawa/jorei_yobou.htm

いろんな問題がありますが、私がとりあえず提案したいのは、
『 電子版:市民の市役所 』をくるま座の中につくれないか、
ということ。

これ、私が20年ほど考えている構想です。
時間がないので、頓挫しています。

どういうことをやるか?
金沢市のホームページをみても分かりますが、アクセスしても
必要な情報になかなかたどりつけないし、情報も載せていない
ことが多い。
で、金沢市のホームページを改造し、市民に役立つ情報サイト
を作れないか?
項目ごとに市の電子情報へリンクするんです。

これをすると、金沢市のホームページを見るより、くるま座の
『 電子版:市民の市役所 』を見る方が市民に役立つのではな
いか? それを目指したい、と思っているわけ。

これをつくることで、もう一つのメリットは、行政のしくみが
わかることです。

一般市民が、いつもお役人にいじめられる原因に、「知らない」
「わからない」ということがあります。
だから、どうしてもお役人や「先生」にお願いしてしまう。
先生にしても、勉強不足で「自立」していない先生が多いから、
お役人に従属してしまっている。
これを打破したい。

それと、政策決定をする議会の情報がリアルタイムで市民に知ら
されていません。
肝心の政策決定課程の情報を手に入れることが出来ない。
議会の委員会の情報も、まずわかりません。
いつも決定されてから、新聞で知らされるだけです。
ここをナントカできないか。
そういう時「担当は市の×××課 情報が出されていません。必
要な方は電話×××-××××へ」と、書いておく。

それに、議員のホームページが情報入手に役立たない。
ほとんどの議員サイトが自分の宣伝です。
客観的な情報を得られることがほとんどありません。
これもなんとか打破したい。

必要なら、「参考:森一敏市議のホームページへ」というサービ
スも忘れないで書いておけばいいでしょうね(^_^)v

実際にやろうとすると、大変です。
かなり法律の勉強もしなくてはいけないでしょうね。
時間をかけて、積んだり崩したりしてつくればいいと思います。

専門チームを作る必要があるでしょうね。

まあ、こんなことを考えているんですけど、いかがでしょう?
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「併合条約」 韓日の筆跡同一 …「無効の証拠」   ご老体 : 2009/07/21(Tue) 06:59 No.102
  投稿ランキング:39回/−
うし 「市民の政策研究会」は、中塚明 『現代日本の歴史認識』の輪読会を行っている。

日韓併合に至る歴史認識をとらえなおす作業を通じて、今の我々の認識のあり方を問題としている。

輪読会は、五回を数えているが、前回参加者の方から、日韓併合条約の正当性を疑われる事実の指摘があった。

「併合条約」 韓日の筆跡同一 …「無効の証拠」という研究の紹介がなされた。以下は、そのことの詳細な報告である。


関西の井上です。

韓国の研究者からまた新たな発見が報告されています。

国際的にもその正当性が疑問視されている1910年の「日韓併合条約」について、韓国の研究者が筆跡ほか比較研究のところ、日本側の同一人物が書いた可能性が出てきたそうです。
文字通り軍隊を背景に、調印を強要したということです。

そして「嫌韓流マンガ」のことですが、最近発刊の「嫌韓流W」は更に一歩踏み込んで、「在日朝鮮人による日本の植民地化が進んでいる」、「参政権問題の本質はその事なのだ」と描いています。

これは「在日特権を許さない市民の会」の連中の主張と同一となのです。

今回の研究成果は、彼らの主張を根本から覆せる、一つの根拠になると思います。

なお、盧武鉉時代の韓国政府は「嫌韓流」が発行されるとすぐ取り寄せ、研究していました。
私たち日本人より早く入手?していました。

***************************
[聯合ニュース 2009-07-06 14:44]

「併合条約」 韓日の筆跡同一 …「無効の証拠」

ソウル大イ・サンチャン教授、筆体・製本・封印を比較
「韓国側文書も、日本側が同一人が制作と推定」

動画
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=001&aid=0002749769

(ソウル=聯合ニュース)ファン・チョロァン記者= 日帝が大韓帝国の国権を強奪した「韓日併合条約」が、最低限の外交的要件すら備えていなかったことを示す学界の研究結果が出て、注目される。

ソウル大国史学科のイ・サンチャン教授は、1910年の「韓日併合条約」の文書の物理的・外形的特徴を比較した結果、韓国側文書と日本側文書が同じ人物によってどちらも作成されたと推定される、と6日明らかにし、自身の研究結果と関連資料を公開した。

李教授は、両国併合条約が同一人物によって作成されたという根拠として、筆体、紙質、色と製本、封印方式などが同じという点を挙げた。これは、正常な条件で締結された条約であれば、不可能だと李教授は指摘した。

通常、国際条約を結ぶ各当事国は、個別的に自国語の文書を作成して、これを相手方と交換・署名し、各文書を同等に正本とする形式を取るというのだ。実際に、庚戌国恥以前の韓日議定書(1904年)と乙巳保護条約(1905年)、韓日協約(1907年)など三件の条約も、韓国と日本両側の文書は外形的特徴が明確に異なっていた。

しかし、ソウル大の奎章閣が所蔵している韓日併合条約の韓国側・日本側文書は、字の大部分が同一の筆体の漢字で、ちょっと見ただけでは区別し難いほど似ている。差異点は、助詞がハングルか日本の文字かという点と、一番前にある「韓国皇帝陛下」と「日本国皇帝陛下」の順序だけだ。

日本が大韓帝国を軍事的に占領していた当時の状況を考慮すれば、これは1910年8月日本側が両側の文書をどちらも作成して、一方的に締結を強要したことを示す証拠だ、と李教授は説明した。李教授は、「国際条約で文書を交換する理由は、双方の合意に基づいているという証拠を残そうとすることなのに、当時の日本はこれさえ不必要だとに見なすぼど傲慢だったという証拠だ」と語った。

彼は、「このように明白な誤謬が、今まで学界の注目を浴びなかったのは、巨視的問題に集中しため、文書学など微視的観点の研究を相対的におろそかにしたせいだ」とし、今後この分野でさらに多くの研究がなされるべきだと強調した。

当時、条約締結に関与した高位関係者たちの筆跡を鑑定すれば、これらの文書が誰の手で作成されたかも、簡単に明らかになると思われる、と彼は語った。
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7月20日 森かずとし「市政報告会」   管理人 : 2009/07/18(Sat) 09:23 No.101
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うし 単独表示 日時 7月20日 (月) 13時30分〜15時

会場 「くるま座」 「市民の政策研究会」事務所
    
    金沢市増泉2-8-8 荒木ハイツ1階

テーマー  「生存権をいかにして守るのか」

      ー雇用と経済、そして生活保護対策ー

 多数の参加をお待ちしています

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お金の桁数感覚が麻痺してしまいそうです   usya : 2009/07/12(Sun) 11:07 No.100
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ねずみ 本日私の購読しているメルマガにこんな記事が配信されました。自給700円とか800円とか毎日9時間働いても生活保護より低い所得とかこんな記事ばかり読んでいる私には一瞬ゼロがいくつつくのか紙に書かなければわかりませんでした。


ー以下転載ー

  こんな予算支出を許してはいけない!
7月12日の各紙に目を通した時、私が真っ先に抱いた思いはこの事だった。

 各紙が当然のように書いている。日本政府は7月11日に在沖縄海兵隊のグアム移転経費の日本側負担分として、
初めて米側に提供する事を決めたと。

 2009年度に約346億円を米側に支払うための書簡を交換したと。

 これは、5月に国会で承認された米国との「グアム移転協定」に基づいてとられた措置で、総額28億ドルの
日本側負担分の初年度分であると。

 資金提供は来年度以降も当然のように実施されると。

 都議選やら政権交代やらで世の中が騒然としているドサクサの中で、このような重大な決定が国民の気付かないままに
粛々と進められているのだ。

 日本国民の生活がこれほど苦しい時に、そんな支出が許されるのか。誰もがそう思うだろう。

 しかし、それよりも、なによりも、この対米財政支援には、あらゆる意味で理不尽な要素が存在する事をわれわれは
再認識しなければならない。

 そもそも5月の「グアム移転協定」なるものは、政府の一方的な強硬採決で成立したものだった。

 もっと言えば、この米軍再編に対する我が国の財政負担は、その積算根拠がまったく国民に知らされないまま、
あの小泉元首相が政権末期にブッシュ大統領にあわてて約束したものだった。

 そのような根本的な問題をさておいても、グアム移転は普天間基地移転やその他のプログラムとパッケージで
進められるものだ。

 米国はそう要求し、我々も日本政府からそう聞かされてきた。

 現実はどうか。普天間基地移転問題は一向に進んでいない。

 そして、ここが最大のポイントであるが、肝心の在沖縄海兵隊のグアム移転そのものが、米国の都合で見直されようと
しているのだ。

 私の手元にある6月7日づけの毎日新聞の記事は、海兵隊トップのコンウェー司令官が米下院歳出委員会小委員会で、
「費用が大幅に増加する」という見通しをのべて、移転計画の再検討に言及した事を報じている。

 この証言にあわてたゲーツ国防長官は、「グアム移転は予定通り」と否定してみせたが、実際は疑わしい。米国内部で
間違いなく見直し論議が起きているのだ。

 この重大な出来事は日本の報道からはまったく隠されている。国会での追及はまったく行われていない。

 要するにこういうことだ。日本の財政支援だけが先行して、我々の血税が使われるのだ。

 しかもその血税は、米国領土の中の海兵隊宿舎造成に使われる。米国予算の補填である。完全な対米財政支援だ。

 国民生活の救済を優先すべきところを、米国軍事予算の補てんを行っているのだ。

 政権取りに忙しい野党は、この重要な問題には無関心なようだ。

 それどころか、7月12日の毎日新聞にはこのような記事があった。

 11日の明らかにされた民主党の外交・安全保障部分に関するマニフェストから、在日米軍基地の負担軽減に向けた
見直しや、思いやり予算の検証が削除されたという。

 政権交代の可能性が強まる中、米国への対立姿勢を薄めたという。

 対米自主、自立外交の実現は、夢のまた夢なのだろうか。悔しくて、悲しい。

             ─────

 天木直人のメールマガジン 2009年7月12日発行 258号

バックナンバー: http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/75/P0007564.html
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「引き下げ民主主義」   もりもり : 2009/07/10(Fri) 01:47 No.99  HomePage
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くま さらにその後のやりとりを掲載する。

 ー以下転載ー

◆みんな、ある意味障害者では (taxpayer)
2009-07-09 22:11:28
そろそろ最後にしたいと思いますが…

>健常であることから無自覚的に尊大な姿勢に陥りがちになることを反省させられてきました。

最初にお断りしますが、私は数年前に欠損条項改革に関わったのです。ポルトアレグレのフォーラム憲章も知っています。基本的には森様と同じ立ち位置にいると思います。

ただ最近、健常者と障害者を二分できないのでは、と思い始めたのです。
殆どの人が「この不況下でも稼げる能力」に欠けた、ある意味障害者なのではないか。私も手足は動いても、欠損だらけの人間です。
全く仕事にありつけない人が生活保護を申請しても、「健常者だから」と門前払いを食らい、餓死した人もいるのです。それこそ「いつの時代か」と思います。

「便所の落書き」であれ、なぜ世間が谷口親子にここまで怒りをぶつけているのか。
健常者でも希望の職業に就けてる人が何人いるのか。能力があるのに、親がリストラされて進学できない子もいます。健常者でも食うだけで必死で、多くのことを諦めて生きています。

一方で車椅子という見えやすい障碍を印籠に、「希望の学校に入れてください。バリフリ工事もしてください。みんなで介助もしてください」と、一人に何千万も使うことをためらいなく要求している。この親は付き添いも送迎も申し出てない。階段を見て「大丈夫です」とは、だれが大丈夫なのでしょうか。

"障害者であることから無自覚的に尊大な姿勢に陥っている"ことはないでしょうか。


「障害者と共生する社会」と言っていた私が「ちょっと待てよ」と思い始めたのは、今の若者の現状に気づいたからです。もしかして「健常者」のほうが、はるかに悲惨な生活を強いられてるのかもしれない。そのイラつきの極端な発散例が、秋葉原や大阪の事件でしょう。もちろん許せませんが。


>一人の子の願いに応えることが地域全体の福利の向上につながる

この子が平地にある隣の中学に行けば、浮いた予算をこの地域全体の福利に使えると思う人も多いでしょう。優先順位をどうつけるか、の価値観の違いです。
頭から「言語道断だから、みんなでファクス攻撃を」とは言えないと思います。
ファクス用紙だって町民の税金なんですよ。

◆この社会の病みに同感しますが・・ (森 かずとし)
2009-07-10 01:41:22
 他者の立場を思うことは大切なことです。そして、障害者と健常者を単純には二分できない状況というお考えには基本的に賛同します。生活保護対象者を「稼働能力」を盾に排除する水際作戦が健常者・健康者を困窮の縁に陥れている。全くその通りです。確かにこれは社会の病です。「稼働能力」を問われ就労から排除される障害者も、「稼働能力活用」の条件がないために就労から排除されている健常者もこの社会の病の被害者ではないかと思うのです。
 「引き下げ民主主義」とは、経済学者金子勝の言葉ですが、本来同じ立場に立つ者同士が互いの上下関係を意識させられ、よりましに見える者をねたみ、それを引き下ろそうとする衝動にかられる世論のことを指しています。一方で、投資による利殖以外には使い道がないほどの資産を形成した億万長者が短期間にこの日本でも拡大しています。そこからの税収は引き下げられ続けてきました。本来連帯し、共闘しなければならない者同士が反目し合い、真に異議を申し立てなければならない相手には沈黙している。この状態からの脱却を意識しなければ、地域社会は統治者の統治手段に堕してしまいます。
 昨日ある会議で障害児を持った保護者が「障害者やその関係者はおとなしくしている限りにおいては哀れみの対象で、優しい言葉をかけられる存在だ。しかし、ひとたび主張し、立ち上がるやいなや、周囲は敵に変貌し、バッシングの渦中となる。差別とはそういうものだ。」と述懐しました。別の離婚経験者も、自己主張を始めると途端に自分は親族からの批判の対象になったとも語っています。
 あなたが正直に提起しておられる世の感情と差別の問題をもう一度吟味していただければうれしいです。

 私は、下市町、奈良県、国が一人の子の願いを受け止め、三者が知恵を出し、一日も早く環境改善を行うよう期待します。この立場に変わりはありません。
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その後   もりもり : 2009/07/09(Thu) 10:12 No.98  HomePage
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くま  その後のやりとりを紹介する。

ー以下転載ー

◆限界はどのあたりか (ペニントン)
2009-07-08 23:20:57
森議員は、38億3,500万円の歳入(経常収支比率:99.3%)を、どこまで学校のバリアフリー化に使えるとお考えですか?エレベーターを取り付けるには、耐震補強を行う必要がありますし、エレベーターより安上がりな階段のスロープ化は、校舎内の階段が、らせん状階段であるためスロープ化は、無理だと思います。教育委員会は、生徒や介助者に対して安全を保障する責任があり、事故が起きた際には、保障等を行わなければなりません。
現在は、階段の上り下りを教師が担いで行っているようですが、階段の勾配もきつい為、事故が起きても不思議ではありません。介助を受ける側、行う側にとって安全な環境が整えることは必要なことでありますから、バリアフリーがすでに行われている学校への入学して頂いたほうがいいのではないでしょうか。
仮に、町側が、校舎の改修を行った場合、町の皆さんに一人当たり、1万円〜2万円程度の負担増をお願いをしなければならなくなるかもしれません。こんなことが起きたら、心のバリアフリーどころではなくなるのではないでしょうか。抗議の呼びかけ人の弁護士さんたちと、この子が安全に通えるように校舎の改修費用のカンパとか行ったほうが建設的かなと思います。口は出すけど、金は出さないでは、たちが悪い。

◆一人の課題は皆の課題 (森 かずとし)
2009-07-09 10:09:18
 財政問題はどこも頭の痛い問題ではあります。車いすの子が入学することで、この学校施設が持っていたいくつかの問題が表面化したと言うことだと思います。耐震補強が施されず、階段も危険度の高いまま放置されてきたこと自体が実は問題の根元です。通っているすべての子どもたちにとっても安全の問題があるということです。
 よその自治体の財政問題の詳しいところはもちろん分かりませんが、どの地域に生まれ育った住民(子ども)であっても、平等な条件が保障されなければなりません。地方交付税制度や国庫負担金制度はそのためにつくられています。
 当該中学校の耐震補強計画がどうなっていたのか、あるいは建て替え計画はどうなっているのか。そのための財源確保の責任は行政側にあるのです。国の責任も補助率として引き上げられています。一人の子どもの願いに応えることは、皆さんの福利にもつながっていくことを、ご理解下さい。財政問題を理由として、差別ともなりかねない側に加担しないでください。
南米ブラジルのポルトアレグレ市(金沢市の姉妹都市)は、住民参加型予算制度で有名です。一つ紹介したいのは、各地域ごとに子どもたちを含め地域の話し合いがもたれ、地域の課題を予算化し、他地域の予算案と協議を繰り返しながら市長に予算案を提案する仕組みです。注目したいのは、その際に他地域からの提案であっても、自分たちの地域課題より優先すべき者だと判断したら、それを優先する合意を地域が行うというやり方です。ここには、高い市民意識と公共性に対する連帯が見てとれます。住民としてどこに価値を見いだし、その優先順位を受け入れていくのか、これが問われていくのだと思います。一人の子の願いに応えることが地域全体の福利の向上につながる、この意識を地域住民共有の優先順位と出来るような世論形成にご協力下さい。
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メールマガジンの紹介   ご老体 : 2009/07/09(Thu) 04:25 No.97  HomePage
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うし [JCJふらっしゅ]  http://archive.mag2.com/0000102032/index.html

『マガジン9条』NEWS
2009年7月8日(水)vol.202
 http://www.magazine9.jp/
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無題   もりもり : 2009/07/08(Wed) 09:55 No.96  HomePage
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くま  その後のコメント交換を掲載する。

◆生きたお金の使い方を (私もtaxpayer)
2009-07-07 05:08:00
私も税金を払っています。一言言わせてもらいます。今腹の立っている税金の無駄使いは、軍事予算それも何千億円も支払って納品されないアメリカの兵器、不当に高く価格交渉もされないで買っているアメリカの兵器、納期遅れでもまったく文句を言わない防衛省。これに比べたら一学校のバリアフリーは何ほどのものでしょう。何千億かかるというのでしょう。taxpayerさんちょっと税金の使い道に目を向けてください。 
福祉や教育がどんどん切り捨てられているのは何もお金がないからばかりじゃなくお金の使い方が間違っているからです。

◆上下水道が欲しい (ペニントン)
2009-07-07 06:12:20
この学校の階段は、螺旋階段で、スロープが付けられません。エレベーターを付けるのにも、築40年以上経過しており、先に耐震補強を行わなければ、取り付けることも出来ません。奈良県の荒井知事は、「講師の派遣などで県が財政的に支援できることは検討したい」と会見で述べるに留まっており、施設の改築に財政支出するのかはっきりしません。
下市町の財政状況は、地方債残高:60億円歳入:38億3,500万(うち地方税収15.4%)総人口:7,089人(うち15歳未満:705人)平均年齢:50.98歳、経常収支比率:99.3% という状態で、上下水道が未だ未整備です。県や国からの財政的な支援が得られるか分かっていないのに、バリアフリーを行えというのは、下市町のような財政規模の町にとってはつらいのではないでしょうか。谷口さんや介助員の安全を保障できる環境が整えることができないから、今回下市町は抗告したと思うのですが、これは許されないことですかね。
回答ありがとうございます (taxpayer)
2009-07-07 08:24:12
誠実に回答いただいてありがとうございます。
無視されると思いましたから、ちょっと驚きました。

私もここの町民ではありませんから、町民の本音がどうなのかわかりません。

市議をなさっていれば、色々在ること無いこと言われて、不快な思いをされた経験がありませんか。マスコミは人目を引くためには、一方を思い切り悪者にしたり、美談仕立てにしたりするのです。
読む方は「事実はどうなのか」と、冷静に読まなければなりません。

それを「勉強の機会を奪われた健気な少女」と「悪辣な代官」という印象を流し、テンプレ化した文をばんばん送って攻撃しよう、なんて煽るのが「弁護士のやることか」と疑問に思ったのです。
橋下知事が「懲戒請求を送ろう」と一般人を煽って、気安く送った人が「逆訴訟もある」と言われて青ざめた話があります。
本当の事情を知らない部外者が、気安くやるべき事ではないのです。

バリアフリーに関しては、私も腰を痛めたときなど、EVが駅にあれば助かります。障害者が住み易い町は一般人にも住み易いのは判ります。

ただ、どこも苦しい財政、どこに使えば効果的か、ということは考えるべきでは。
この場合、他の中学か養護に行けば遥かに安く済むのです。「小学校の友人と一緒に」という理由が、一人に何億も余計に使わせる理由になるのか。転校する子、私立に行く子は?

元々小さなパイを分配するのに、一人が「私は半分いただきたい」というのが、その理由で通じるでしょうか。公平に痛み分けという視点からは、かなり疑問です。素人の下手な介護は、二次被害の危険もあります。

この少女以外にも苦しい生活を強いられてて、ニュースにもならず声も出せない住人がたくさんいるはずです。その人たちの僅かなパイを奪うかもしれないのです。


◆問題の根元を見極めながら、足下の問題に最善を (森 かずとし)
2009-07-08 09:50:32
 真摯なご意見を頂き感謝します。私は現在もかつての教員時代も、差別や抑圧の問題を当事者の立場から考察することの大切さを教えられてきました。就学指導の問題も、本人の「利益」という名目で、本人の意に反する進路を強要することが行われてきました。私自身、障害のある子や保護者とのつきあいを通じ、健常であることから無自覚的に尊大な姿勢に陥りがちになることを反省させられてきました。どの子も、生まれ育った地域で学び、仲間と集い、成長していきたいと願います。そのことをどうかなえていくのかがまさに政治であり、行政であります。その責任を横に置いて、本人に我慢を強いることは不作為です。これを障害者の権利条約が世界基準として明記しているのです。
 さて、これは大原則です。具体的なケースにおいては、財政力も含めどこまで可能かを追求し、限界点では折り合う必要が出てきます。その折り合い方は、協議しかありません。進学を希望する本人や保護者はそのことを度外視して要求を行っているわけではないと思います。町行政は、県、国、NPO、ボランティア団体等あらゆる機関やネットワークに働きかけ、可能な条件整備をして迎え入れる姿勢が必要なのです。

 どこの学校にもバリアのない学校はありません。会談のない建物は存在しません。しかし、それ以上に高いのは内面のバリアです。最善の努力をはばむ一番のバリアは、「共に生きること」の価値に対する認識の弱さであることが多いのです。関わってきた弁護士さんほか支援者の方々も、ここに問題を感じられたのではないかと推測しています。

 地方の財源不足をどう解決するか、これこそ地方分権論議の中心課題です。国が囲い込んでいる税収を地方に厚く配分させること、国家財政を平和的・民生分野(社会保障分野)にさらにシフトさせること、累進制を緩和し、高額所得者や大企業の税負担を軽減して税収を削減させてきた新自由主義から転換した税制改革などなど、どれも谷口さんの進学問題の背景にある政治改革課題です。多くの皆さんと課題意識を共有したいと思っています。
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[→94] Re: 障害のある人への「合理的配慮」は万人のために   usya : 2009/07/07(Tue) 05:25 No.95
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ねずみ 「もりもり」さんのブログを拝見して、コメント欄を読み年甲斐もなくカッとして、私だってちゃんと税金をはらっとるわい、地方税も消費税もと思ってコメントを入れました。
taxpayer殿はお友達と一緒に学校へ通えることになった少女の笑顔をどのような気持ちで見たのでしょうか。自分がその立場だったらという想像力のなさに唖然とさせられるばかりです。
もろもりさん、年2000万円ガなんですか。国が無駄使いをやめればなかんずく馬鹿な兵器を買わなきゃそれを地方へまわせばそれくらいはすぐ出てくるお金じゃないですか?
何よりもそれによって周りのみんなが成長でき学習できる対価としては大変安いものでしょう。
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障害のある人への「合理的配慮」は万人のために   もりもり : 2009/07/07(Tue) 01:12 No.94  HomePage
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くま 議員のブログには、礼を失するコメントがまま入ってくる。ネット荒らしを目的とすることがわかる誹謗中傷攻撃の類にいつまでもつきあってはいられないが、先日私のブログに投稿した奈良県下市町教委の地裁判決への抗告をめぐる記事に、以下のコメントが来ていた。見過ごしにできない内容が含まれているので、私の反論と併せて投稿させて頂く。

ー以下転載ー

3 コメント

◆Unknown (1300)
2009-07-05 01:55:01
議員ならちゃんと調査してから行動に移したほうがいいと思います。
あなたがここの市の議員ならこのこのために市の予算から年間2000万を出すということですね?すばらしいご意見です。
 金沢市の有権者の皆様にもメールにてあなたの意見は通知したいと思います。

◆現状を知ってますか (taxpayer)
2009-07-06 08:18:47
コメントがゼロですが、ご自分と違う意見は削除されてるそうですね。
これもすぐ消されるのでしょうが。

この中学校の構造をご存知ですよね。
山の斜面に建つ階段だらけの校舎。自分で体を支えられない、これから体重の増える思春期の少女を、おんぶして階段を昇降する。
それがどれほど危険なことか、判らないのですか。
エレベータをつけることがどれほど金がかかり、この町がどれだけ経済逼迫しているか、ご存知ですよね。
無限に金があるなら、全部バリアフリー工事すればいいことですが、この町でそれをやれば、他の子供にかける教育費がなくなるのです。

もし教師が手を滑らせて階段から落としたら。教師自身が体を壊したら。生徒に手伝わせて、車いすが逆走したら。
その危険性が大きいから、町教委が「安全が保証できない」と言っているのです。
安請け合いするより、はるかに誠実な態度だと思います。
ちっとも「信じられない」とも「いつの時代か」とも思いません。
ちゃんと平地にある中学を提案しているのです。

片方だけの一方的な意見を聞き、感情を煽り、役所に一斉攻撃をかけろとけしかける…業務妨害ではないですか。いやしくもプロの市議のやることですか。

◆「合理的配慮」は万人のため (森 かずとし)
2009-07-07 00:56:17
 はじめに断っておきますが、私は違う意見だからと削除致しません。誹謗中傷、攻撃の類のネット荒らしには毅然と対処するだけです。私自身の貴重な時間を無益に浪費はできませんから。私の管理するブログサイトである以上、当然のことです。また、taxpayerと名乗るお方、以前も礼を失するコメント寄稿者があなたと同じようなせりふで削除への牽制をなさっていましたよ。

 それはともかく、コメントに書かれた「この子のために莫大なお金をかけること」云々の表現があります。あなたは、この発言が真意なら、これが障害者差別であることを理解しなければなりません。世界の最新の潮流を表現した国連の「障害者の権利条約」をお読み下さい。(ただし、日本政府の仮訳には、理念の正確な訳出に問題があると指摘されていることを念頭に)この中に、「合理的配慮」を欠くことは差別にあたるとの趣旨が謳われています。「合理的配慮」を具現化するために必要な予算措置を講じるのです。そのために県、県教委が支援すると言っているのです。仮に個別の教委に財政の制約があるならば、県、国が財政支援を行って条件整備を行うのが、当たり前です。どこまで整備できるかは、それらの条件と照らし合わせて可能な水準に納めることもやむを得ないことはあるでしょう。この点について、県、県教委、保護者間で合意があるようです。これを裁判所は適性に判断したものと思います。まさに世界水準の司法判断と評価します。
 明花さんの地域の中学校への進学は、地域の避難所、生涯学習拠点としての同校のバリアフリーを進展させ、子どもたちに、障害という違いを持った地域の仲間との共育ちの得がたい機会を生み出すことなどにおいて、大きな教育的効果をもたらすものでもあります。共に学ぶ子どもたちの長い成長の基礎をつくることができるという点ではたいへんな費用対効果を生むものと考えましょう。教育とはそういうものです。
 かつて学校教育の一翼を担っていた者として。
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宮武外骨は面白い    ご老体 : 2009/07/05(Sun) 03:40 No.93  HomePage
  投稿ランキング:37回/−
うし 単独表示 今NHKの番組、歴史秘話をビデオで見ている。

宮武外骨。

また、自分の無知を知った。

「市民の政策研究会」も彼のように奇想天外でありたい。

威武に屈せず

富貴に淫せず

過激にして愛嬌あり 

  この放映で、晩年宮武が新聞、雑誌の蒐集を始めたことを知った。地方にまで出かけて行き、地方の新聞や雑誌を集めた。その手段は、これまでの宮武からは考えられない、東京帝国大学の名をかりるものであった。そこまでして、彼は、未来のために新聞雑誌の蒐集をはじめた。


 明治憲法の成立過程で地方に生まれた、「民権」の動きを残していることを知った。

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「原発のプルサーマルって 何?」 〜なんで強行するの?危険なプルサーマル〜    ご老体 : 2009/06/29(Mon) 19:07 No.92
  投稿ランキング:36回/−
うし Download:92.doc 92.doc 「ストップ!プルサーマル・北陸ネットワーク」
       発 足 集 会
と き 7月11日(土)14:00〜
ところ 地場産業センター第5研修室

原爆の原料プルトニウムを原発で燃やすプルサーマル計画。
いったんは頓挫したはずのプルサーマル計画が、いま再び強行されようとしています。
九州電力・玄海3号では今年秋から、四国電力・伊方3号、中部電力・浜岡4号でも2010年度にはプルサーマルが実施予定で、MOX燃料(合計でプルトニウム1.7トンを含むプルサーマル用燃料)が、すでにサイトに運び込まれています。
また関電がMOX燃料をすでに発注するなど、各電力会社の計画が動きだしています。
 一方、プルサーマルを止めるための運動も、各地で様々な取組みが展開されているところです。
 北陸電力は、いままでプルサーマルの申し入れどころではない状況が続きましたが、残念ながら1号機、2号機ともに運転再開を許してしまい、地元志賀町はプルサーマル受け入れに向けて動き出しています。
 当初来年度からとされた北電等の計画は5年延期されましたが、九電、四電、中電の計画は強行されようとしています。北電も2015年までの実施をめざし、自治体や地元団体への働きかけや広報活動を活発化させると思われます。
 そこで、全国各地の運動と連携して「ストップ!プルサーマル」の声を北陸からも大きくあげていきたいという思いから、「ストップ!プルサーマル・北陸ネットワーク」を発足させます。
小林圭二さんの講演は、絶対に役立つお話です、お誘いあわせのうえ、ご参加ください。

【呼びかけ人】堂下健一(能登原発差止め訴訟原告団代表)、林秀樹(原告団・金沢)、中垣たか子(原発震災を案じる石川県民)、柚木光(石川県平和運動センター代表)、和田廣治(北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会)、山内美智子(まわれ水車の会)、山崎彰(富山県平和運動センター議長)、藤岡彰弘(「生の保障」の再生を求めるネット
 ワーク富山」)(順不同)
【連絡・問合せ先】076-263-9328(中垣)、076-233-2170(石川県平和運動センター)  


小林圭二さんの講演会


元京都大学原子炉実験所講師 原発・もんじゅ・六ヶ所核再処理工場・プルサーマルについての講演のため全国各地へ飛び回っておられます、私たちが、廻りの人にプルサーマルのこと話せるように、なんでも聞いちゃいましょう、やさしく教えてくださいます。著書に「高速増殖炉もんじゅ」等があります。

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海賊対処法の再議決に抗議する   もりもり : 2009/06/20(Sat) 22:42 No.91  HomePage
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くま  昨日のわたしのブログがサイトに反映している。香林坊で抗議の街頭演説に立った。
 私のメーリングリストに、「市民の声30」という市民グループからの声明が入ってきた。以下、転載する。

【 報 告 】

  麻生政権と自民・公明両党に対し、「海賊対処法案」の撤回を求め、ソマリ
ア沖とイ  ンド洋・アラビア海から自衛隊を撤退させることを要求する市民の
共同声明運動
    事務局 奥田恭子・加賀谷いそみ・井上澄夫
   2009年6月20日

海賊対処法は6月19日、衆議院で再可決され成立しました。市民の共同声明
運動事務局は、ただちに以下の抗議声明を発し、麻生首相・浜田防衛相・中曽根
外相と自民・公明両党に送りました。

【緊急声明】 海賊対処法案の成立に強く抗議します

 麻生政権と自民・公明両党に対し、「海賊対処法案」の撤回を求め、ソマリア
沖とイン ド洋・アラビア海から自衛隊を撤退させることを要求する市民の共同
声明運動・事務局
          2009年6月19日

 国会で本日(6月19日)、海賊対処法(「海賊行為の処罰及び海賊行為への
対処に関する法律」)が成立しました。戦闘を誘発する危険性が極度に高い同法
の制定は、日本国憲法の前文と第9条を踏みにじる暴挙であり、私たちは、麻生
政権と自民・公明両党に深い憤りをもって強く抗議します。

 海賊対処法は海上自衛隊の任務に「海賊対処」を加えました。3月30日以来
強行されている海上警備行動に基づく「海賊対処」は、ソマリア沖海域の現場で
同法に基づく作戦に切り替えられます。艦隊派遣を先行させ、あとから根拠法を
作る手法は2001年の〈9・11〉に対応して小泉首相(当時)も用いました
が、法律に依拠せず軍の展開を急ぐ、このような政治のありかたを私たちは深く
憂慮します。

 同法は「危害射撃」を海上自衛隊に認めていますが、これは先制攻撃によって
他国の人びとを殺傷することに他ならず、国の交戦権を否認する憲法9条2項に
明白に違反しています。海賊対処法の制定はまさしく違憲立法です。ソマリア沖
で活動している海上自衛隊のP3C哨戒機は、1999年3月の能登半島沖不審
船事件の際、「不審船」を停止させるためとして150キロ対潜爆弾12発を投
下しました。そればかりか、今後は、重武装の護衛艦(駆逐艦)や搭載武装ヘリ
が武器をふんだんに使用する危険性があります。同法に基づく「海賊対処」は、
麻生首相が強弁する「警察行動」どころか、まさに戦闘行為、戦争そのものに発
展しかねません。
 ソマリア沖の護衛艦隊はこれまですでに、海上警備行動では「任務外」の外国
船舶の救助に踏み込んでいました。その中で海上自衛隊は武装ヘリを出動させ
「駆けつけ警護」まで行ないましたが、それが違憲行為であることは、政府自身
が認めていることです。この度、海賊対処法が海上自衛隊の警護対象に外国船舶
を含めたことは、海上自衛隊の活動が地理的にまったく制約なく拡大する危険性
を秘めています。私たちは、「満州事変」(中国東北部侵略)が出先の日本軍、
関東軍の暴走によって引き起こされたことを知っています。私たちの目が届かな
い海域で出先艦隊が暴走することを私たちは強く危惧します。

 海賊対処法は成立しましたが、私たちは同法に基づく「海賊対処」に反対です。
麻生政権にソマリア沖とインド洋に派遣されている海上自衛隊艦隊の即時帰還を
強く求めます。そして私たちは、海上自衛隊の隊員のみなさんに、不当・不法と
感じる命令を良心に基づいて拒否することを呼びかけます。

 20カ国もの海軍がソマリア沖で活動しても問題は少しも解決せず、事態はま
すます深刻になっています。問題の根にあるソマリアの惨状に向き合い、法治国
家としての再生を支援することが、今、何より求められています。私たちは日本
政府に対し軍事によらないソマリア再建支援を強く求めま
す。 (声明はここまで)

◆活動の経過と賛同件数 
市民の共同声明運動は5月15日に始まりました。呼びかけたのは、次の方々
です。
 石川逸子(東京都) 井上澄夫(埼玉県) 浦島悦子(沖縄) 西尾市郎(沖
縄) 舟越耿一(長崎県) 細井明美(神奈川県) 山本みはぎ(愛知県) 梶
原得三郎(大分県) 渡辺ひろ子(福岡県) 大谷正穂(山口県) 奥田恭子
(愛媛県) 加賀谷いそみ(秋田県) 廣橋隆一(山口県) 辻子 実(東京都)
 花村健一(東京都) 木村眞昭(福岡県) 青柳行信(福岡県) 〔順不同〕

 呼びかけは第4次まで行なわれ、6月19日まで1カ月余の間に寄せられた賛
同は、次のとおりです。
  ●個人の賛同者=427人 ●団体賛同=47団体 ●賛同総数=474件

 賛同は絶えることなく連日寄せられ、国会審議の最終局面だった6月19日の
午前中にも賛同表明が届きました。そしてそれらは事務局スタッフが次々に政府
・与党に送り届けました。

◆法案は成立したけれど……
 この運動を支えた共通の思いは、最後まで「決してあきらめない」ことでした。
賛同者・賛同団体の必死の願いを踏みにじり、海賊対処法が恒久法として成立し
たことは、何とも残念です。しかし私たちの共同の努力は決して無駄ではなかっ
たと思います。
 マスメディアの報道が、新型インフルエンザや朝鮮民主主義人民共和国政府の
地下核実験、解散・総選挙の時期などのみを大きく取り上げ、海賊対処法案の審
議状況はほんのわずかしか伝えられない中で、私たちの「緊急アピール」は実に
多くのメーリングリストやホームページ、ブログに掲載され、それらが次々に転
載され、広がっていきました。全国で繰り広げられたその努力は、法案の重大さ
の認識が広く共有されるという成果を生みました。それこそ「市民の平和力」の
発揮だったと思います。

◆今後の課題
 法案が成立しても、世論が海上自衛隊の動きを強い警戒心をもって見守れば、
派遣艦隊の暴走を抑止できます。戦闘を起こさせず、戦争を誘発する事態を抑え
込む力を世論は持っています。
 私たちは、これからも粘り強く、自衛隊の行動を監視します。そして憂慮すべ
き事件が起きたり、重大な局面に至れば、また声を挙げます。

 事務局スタッフと呼びかけ人にとって、この1カ月余は非常に緊張に満ちた日々
でした。しかし次々に全国から寄せられる賛同表明やメッセージが、呼びかけ人
と事務局スタッフを支えました。私たちの運動を支援して下さったすべてのみな
さんに、心から厚く御礼申し上げます。

◆最後に寄せられたメッセージを紹介します。

■国会における原則なき海外派兵法案の審議・通過に大きな懸念を抱き、憲法原
則の無視に対し糾弾するものです。なしくずしに進む海外派兵や、集団安全保障
議論を前提としたと思われる諸国軍隊との連携・作戦行動に政策的軍事優先主義
を感じます。改憲議論での劣勢を挽回すべく既成事実による突破を狙ったものと
考えています。
 「平和の党」を謳った公明党のここまでの変節にも憤りを感じます。同時に、
ソマリア問題は民生的な国際支援なしに解決不能であり、「テロとの戦争」のア
リバイとしてのソマリア問題を一度脱構築し、国際社会が破壊しネグレクトした
当該地域の再生を大きな枠組みで解決すべきです。海賊はテロリスト集団ではな
く貧しい地域住民であって、軍事で対処療法を行っても限界があることを悟るべ
きです。日本にもある「先軍思想」は厳しく問われねばなりません。(K・T 
東京都)

■大変な税金の無駄遣いであり、なんといってもソマリアの漁民に申し訳ない事
態だと思います。(T・I)

■武器の使用を心待ちにしている人たちをみると恐ろしくなります。(T・T、
山口県)

■「政局」ばかり話題になり、海賊対処法がすっかり霞んでいます(多少新聞で
はふれていますが)。改憲を待たずになしくずしに「戦争のできる軍隊」が海外
に派兵される、とんでもない事態を、為政者たちにだけでなく、周囲の多くの人
たちに伝えたいものです。(M・T 東京都)

■憲法上の大問題であることはもとより、海自・艦船の運用上(アラビア海も含
めて、護衛艦3・補給艦1)も著しい支障をきたしているはずです。併せて、防
衛省の組織改革で、「制服組」が内局中枢に登用され、これまでになく制服主導
の組織・装備運用及び「防衛」政策が遂行されていく実態を、国民に知らせてい
くことが肝要だと思います。(I・M 長崎県)

■「海賊派兵法案」は米軍再編の一環とも聞きます。この法案で又日本はアメリ
カの戦争にいっそう加担していくことになります。憲法違反をくりかえし、実体
をなくしてしまう法案を絶対通させないよう声を届けます。(N・M 神奈川県)

■☆ソマリア沖から海上自衛隊を即刻帰還させよ。
 ☆米軍のアフガニスタン侵略に加担するための海自を即時帰還させよ。
 ☆既成事実作りによる法治国家投げ出しを、立憲国家としてやめよ。(O・T
 東京都)

■国会決議を経ない、国民の周知も図られていない同法案は認められない。国民
の利益にかなわない違憲行為を、何の正当性もない麻生政権の暴走行為によって
踏みにじる事に手を貸す公明党もその歴史に決定的汚点を残す愚行だ。直ちに撤
回すべきだ。そして廃案にせよ。(S・H 神奈川県)

■現憲法は武力を放棄し、国際的な紛争の解決に武力を用いないことを明確に宣
言しています。客観的にはそれが日本の国際的権威を高めていることは明瞭です。
この憲法に反し、アメリカの手下として海外に武装部隊を派遣しようとする政府
の行動こそが、日本に対する国際的な信頼を損ね、権威をおとしめ、アメリカの
属国としか見られない情けない状況をつくり出しています。これ以上憲法をない
がしろにする愚かな行為を見過ごすことはできません。全力で海外派兵を阻止し
ましょう。(Y・T 長野県)

■ソマリアの派兵はさらに進んでいる様です。厚木のP3Cのほか陸自まで行き
ましたね。P3Cは米軍に情報が連動していますから、極東以外での行動は集団
安保で憲法違反です。ソマリア周辺のマグロ漁船の方まで拡大する様です。ここ
での事実の上での、アフガニスタンなどでの派兵にも視点を準備しましょう。
(K・H 神奈川県)

■自衛隊がドンドンいろんなところに、もっともらしい理屈をつけて派兵し、ま
すます軍隊としての実績も積み上げていくのが恐ろしいです。(Y・T 千葉県)

■武力をもつことも、行使することも禁じた憲法第9条に明らかに違反していま
す。争いは武力では解決できないことを世界が認めるようになってきています。
日本はその立場にたつべきです。(F・T 神奈川県)

■海賊に対応できるとすると、山賊にも対応できることになります。今の防衛省
の暴走は危険に感じます。(K・H 東京都)

■被爆国、軍隊を持たないはずの国、日本の果たす役割を逸脱しています。地球
の上のすべての国に平和な日々が訪れますように! (F・M 神奈川県)

■これは明らかに憲法違反です。心ある市民は絶対に抵抗するべきです。(K・
M 滋賀県)

■真の民主主義は、人の命を奪わないところに立脚します。国民の監視の行き届
かないところで、国民を“警察行動”との名のもとに騙し、軍事化を謀る、政府
の欺瞞と偽りを絶対に許してはなりません。(A・K 東京都)

■ソマリアへの自衛隊派遣は憲法違反です。反対いたします。いままでのイラク
派遣などは復興支援であるのに、今度は国益を主張することに違和感を覚えます。
(N・N 岐阜県)

■「押しつけられた」「古くなった」など本質と関係ないところで「日本国憲法」
を変えるように民意操作がされ、さらには今回のような三軍派兵、まさに解釈改
憲が行われたといってよいでしょう。国民はこれに異議をとなえる力もないので
しょうか? 「怖い世の中」にしないため、一人ひとりが意思表示をすることが
大事だと思います。ことに未来を担う若い人たちに参加を呼び掛けていきたいと
思います。(N・K 神奈川県)

■海外派兵は日本国憲法の精神に反するものであり、即刻中止すべきです。力で
はなく、対話・外交で政府はもっと努力して欲しいものです。日本国憲法の心は
武力によらない世界平和であり、その点で世界各国の目標となっています。自信
と誇りを持って憲法を広めることこそ大切です。(K・R 長崎県)

■「海賊退治」などという口実で、憲法九条の精神をなし崩しにする政府(国家)
を悲しく思います。少しずつ、国民を騙し騙し、軍事国家になってることが(騙
される側にも責任あるけど)、許せない。(T・S)

■海賊対処法は、シベリア出兵から満州、中国、そしてアジア太平洋戦争へと拡
大し、64年前の沖縄戦の再現につながる戦争法に他ならないと思っています。
(O・T)

■違憲であり、参議院否決確実の悪法に絶対反対します。これ以上民意を無視し
3分の2を使わせてはならないと思います。(Y・T 京都府)

■今時海賊なんていう表現自体がおかしいと思います。国の自立を助けるための
法案を!(F・K 愛知県)
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