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森 一敏 さま及び事務局御中   小林哲夫 : 2010/04/12(Mon) 17:49 No.201  HomePage
  投稿ランキング:33回/−
くま 私は護憲の立場からこの掲示板の趣旨に賛成して、参加したものです。
一番最初に森下様に次のように歓迎されて参加したものです。
>私は、「くるま座」の事務局員の1人、森下といいます。
>小林様は、「九条の会 さいたま」にご参加とか、投書やご意見、歓迎です。
>基本的にはどんな意見も、大歓迎です。
>どうぞ、自由に掲示板をお使いください。

といわれて、私はこの掲示板を盛んにするために参加し、大変な時間を費やして、貢献したつもりでした。

ところが31回ほど投稿したときに事務局から次のように言われました。

>小林さんの投稿についてですが、「他者の土俵で相撲を取ってもらっては困る」ということを伝えられたらと思います。
>掲示板による議論を望んでいるのは小林さんでありますが、他者であるくるま座はそれを望んでいないこと、それは、この間の投稿とそれへのくるま座側からの反論が小林さんに入っていかない(理解されていかない)ことからきています。

私は一生懸命にこの掲示板を盛んにしようと努力したことが仇になったようなのが残念なのです。

まず「他者の土俵で相撲を取る」という非難の意味が解りません。

投稿回数が多かったことを意味すると思われますが、2月18日に最初の投稿をして以来約50日の間に31回の投稿をしましたが、それが多すぎと非難されるとは思いもよりませんでした。

二日に一回の投稿が多いか少ないかよく解りませんが、この掲示板を盛んにしたいという私の気持ちは全然伝わらなかったのでしょうか?

多すぎると思うのなら、どれくらいが適当な回数かを示すのが礼儀ではないでしょうか?

次の、
>くるま座はそれ(議論)を望んでいないこと、
といわれると何をかいわん、という感じです。

掲示板を設置しておいて、「議論を望んでいない」などという発言は未だ聞いたことがありません。

これほど非常識な問答無用の宣言は、未だかって聞いたことがありません。

これが戦争反対を考える人の発言だとは信じがたい思いです。

もう少し、意味のある拒否の理由を書いてもらわないと、誠意を踏みにじられた私の気持ちが治まらない状態です。

良心的思想団体としての良識のあるお答えを待っています。
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福祉は経済の「お荷物」か    「くるま座」事務局 : 2010/04/09(Fri) 07:44 No.200
  投稿ランキング:10回/−
うし 単独表示 毎日新聞 2010年4月9日 朝刊 くらしの明日 の記事です。



福祉は経済の「お荷物」か

広井良典  千葉大法経学部教授

 
ひろい・よしのり 1961年生まれ。東京大大学院修士課程修了。旧厚生省勤務後、現職。公共政策、科学哲学専攻。主な著書に「コミュニティを問いなおす」(ちくま新書)。    



フィンランドに学ぶ「相乗効果」

 政権交代から半年以上が過ぎ、今後は財源を含め社会保障全体のあり方をどう設計していくかという大きなビジョンが問われる時期となる。そうした構想にかかわる基本論として、これまで社会保障や福祉は概して経済の「お荷物」と考えられ、できる限り「小さい」ほうが経済にプラスとされてきた。果たしてそうだろうか。

 興味深いことに、北欧の福祉国家であり、最近では国際競争力の高さで知られるフィンランドは次のような理念を掲げて政策を進めている。「すべての市民に対する社会保障、無料の学校教育等によってもたらされる市民のしあわせと社会の安定は特許のないイノペーション」であり「福祉社会と競争力は互いにパートナー」というのだ。
 なぜこのような「福祉と経済の相乗効果」という考えが可能なのか。ポイントは2点あると思われる。
 第一は福祉という場合に、できるだけ早い段階での支援を重視している点だ。たとえば同国の場合、大学の学費が無料であることはもちろん、大学生に月額最大811ユーロ (約10万円)の勉学手当を支給している。
 こうした人生の早期における支援は、こうした人生の早期における支援は、平等の実現とともに個人の潜在能力の発揮につながり、社会全体の活力を高める。逆に日本では親の年収と大学進学率との間に明確な相関関係があり、能力があってもそれを仲ばすチャンスが失われる場合がある。

これは「予防」の重視ということでもある。高齢者についても、たとえばケア付き住宅を街の中心部などに整備し、地域の中でさまざまな交流をもちながら生活を営めるようにするこ’とが、介護予防や地域活性化につながる。


 ポイントの第二は生産性という概念の見直しだ。これまで生産性とは「労働生産性」、つまり「少ない労働力で多くの生産を上げる」ことと考えられてきた。しかし、現在の先進諸国では構造的な生産過剰の結果、慢性的なヒト余り (=失業)が生じている。こうした時代にはむしろ人は多く活用し、逆に自然資源を節約することが重要となる。生産性の概念を「労働生産性」から「環境効率性」へ転換す
るのだ。

 そうした発想になると、これまで生産性が低い典型とされてきた介護などの分野にも全く新しい意義が生まれてくる。福祉という人手の多くかかる分野に人的資源を配分していくことこそが、経済にとってもプラスになる。
 これからの時代、従来よりひと回り大きな「福祉と経済」についての発想が、求められているのではないだろうか。

所得格差と大学進学率
東大大学経営・政策}研究センターが09年7月、全国の高校3年生4000人を対象にした調査結果を公表している。年収200万
円未満の家庭では4年制大学への進学率は約3割だったのに対し、1200万円以上の家庭は6割強と倍以上の差があった。

   2010年4月9日 毎日新聞朝刊 くらしの明日から拝借


広井良典さんの本

持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書) (新書)

日本の社会保障 (岩波新書) (新書)

 「くるま座」で購入します。

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議論とルール または 節度   「くるま座」事務局 : 2010/04/07(Wed) 06:14 No.199
  投稿ランキング:9回/−
うし 小林さんの投稿に対して、「くるま座」の中でいろいろ検討しました。その一部を紹介します。


 小林さんの投稿についてですが、「他者の土俵で相撲を取ってもらっては困る」ということを伝えられたらと思います。節度とは、他者の土俵の持つ性格を尊重し、それとどう関わるかを思案することから判断されるべきものです。掲示板による議論を望んでいるのは小林さんでありますが、他者であるくるま座はそれを望んでいないこと、それは、この間の投稿とそれへのくるま座側からの反論が小林さんに入っていかない(理解されていかない)ことからきています。生産的な議論が見込めないと判断されたということです。制約がある時間の中で、頻繁なそのようなメールに対応する責任はこちらにはありません。これらが理解されたなら、投稿の頻度も、内容も変容があるはずです。
 悪意あるメール内容ではありませんから、投稿排除の必要は感じません。節度についての熟慮を求める呼びかけを返してはどうでしょう。



 小林さんとの対応ご苦労に存じます。不毛な話に見えますが、さまざまな人がおられ、そのさまざまな人との共生を目指すくるま座としては、それなりの原則的対応が必要と思われます。



『これでは戦前の検閲制度と同じ雰囲気のように感じます。言論の自由の無いところに本当の思想は育たない、と思います』という。
 「くるま座」のこのホームページは、我々が我々の理念の実現のために運営されていることを理解していない。その土俵に上がるにあたっての礼儀があればとおもう。


 事務局として、この掲示板にこられた方の、議論の参加を求めます。
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森 一敏 さまへ   小林哲夫 : 2010/04/06(Tue) 08:56 No.198  HomePage
  投稿ランキング:32回/−
くま 私の平和民族論についてのコメントを有難うございます。
お答えしたいところが沢山あるのですが、その前に森さまからも、私の投稿に「節度が無い」と言われている内容が具体的に理解できないので、もう投稿は差し控えたと思っております。

事務局からも警告を受けておりますが、これは投稿禁止の通告と理解しました。

>(事務局)様子を見るつもりで、今までは投稿許可を出しておりましたが、今後、あまりにも度がすぎる場合は、許可を出さないつもりでいます。

この警告が、例えば投稿の数が多すぎるのが節度が無い、という具体的指摘ならば、「どの程度なら許してもらえるのか?」を教えてもらわなければ、どうしたらよいのか解らない、と言うことです。

こんなことを書いたら、ボツになるだろうか?とか、毎日書いたらボツになるかもしれない、と恐れていては思うことは書けないものだということはお解りでしょうか?

こうして書いている内容も、事務局の方にとっては不愉快なことであろうから、ボツになるかもしれない、と想像していますが、そう考えるとあほらしくて書く気がなくなる、という気持ちは解ってもらえないでしょうか?

これでは戦前の検閲制度と同じ雰囲気のように感じます。

言論の自由の無いところに本当の思想は育たない、と思います。
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「鳩山首相」はとんでもないことを考えています   「くるま座」事務局 : 2010/04/05(Mon) 06:16 No.197  HomePage
  投稿ランキング:8回/−
うし 皆さん

以下、転送します。
        森 一敏


----- Original Message -----
From: "Yasuko Nakamura" <yasukonak@nifty.com>
To: "'To communicate among PARC members'" <parcml@list.jca.apc.org>
Sent: Sunday, April 04, 2010 9:20 PM
Subject: [parcml 5039] 4.25沖縄県民大会とともに声をあげよう 東京大会


会員のみなさま

中村泰子です。
鳩山首相の「腹案」は新聞報道によると「シュワブ陸上に新たなヘリポートを建 設」、徳之島に訓練移設、将来的には勝連沖に人工島を作り巨大な海兵隊恒久基地を 建設、自衛隊と一体化させた巨大軍事拠点とする」というとんでもない案です。「腹案」は米国政府に通知され折衝が始まっています。容易ならざる事態です。

普天間基地は移設ではなく、即時閉鎖、無条件返還されるべきものです。新基地は沖縄にも徳之島にもグアムにもどこにも作らせない、断固とした闘いを首都圏でも作り上げてい> きましょう。


【呼びかけ文】
鳩山政権は、普天間基地問題でキャンプ・シュワブ陸上案とホワイト・ビーチ沖案で もって沖縄への基地の押し付け=県内移設へ突き進んでいます。

政府案は「2 段階の移設」です。最初にキャンプ・シュワブの陸上部に500メートルのヘリパッドを建設し、徳之島にヘリ部隊の訓練を暫定的に移転し 、ホワイト・ビーチ沖を埋め立てて10 年後に完成させ、普天間の機能を集約するというものです。

新しい基地は、航空自衛隊の基地も併設し3,600 メートルの滑走路を2 本もつものです。さらに那覇軍港も併設します。埋め立て面積は現行案の6倍以上にもなるとのことです。

米軍基地と合わせて自衛隊基地もつくるという、さらなる基地の強化・拡大です。

鳩山政権のこの動きは、県内への移設に反対し続けている県民の声を踏みにじるもの であり、 かつ沖縄以外の県の拒否は認めて移設先として提案は行わず、> 沖縄の拒否は一切認めずに県内への移設を進めるという沖縄差別であり、絶対に許す ことは出来ません。

また「最低でも県外へ」との総選挙での発言や、 「沖縄県民の負担軽減の観点から米軍再編や在日米軍基地のあり方について見直しの方向で望む」とした3党の連立合意にも反するものです。普天間基地の即時撤去を求め、 キャンプ・シュワブ陸上案などの県内への移設に反対する沖縄県民の民意は充分過ぎ るほどに示されています。

1月の名護市長選挙での勝利、2月24日の沖縄県議会の「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、 「国外・県外移設を求める意見書」の全会一致での可決、3月8日の名護市議会の 「キャンプ・シュワブ陸上案に反対する意見書」の全会一致での可決をはじめ県内の 自治体での相次ぐ県内移設反対の決議の採択などです。

沖縄では県民の総意を踏みにじる鳩山政権に対して日ごとに県民の怒りの声が高まっ ています。

こうした中で4月25日に、沖縄県議会の超党派の呼びかけで鳩山政権に対し 「県民の大同団結で県内への移設を許さない島ぐるみの声を突きつけていこう」と1 0万人規模の県民大会が開催されます。

私たちは、沖縄県民大会に呼応して首都圏でも鳩山政権に対して、「普天間基地の無> 条件撤去」「沖縄県内への移設を許さない」大きな声をあげていくべく集会・デモ行> 進を行います。

鳩山政権による県内移設の強行を許さないために、この間、辺野古への基地建設を許 さない闘いを取り組んでこられた全ての団体、
個人のみなさんへの総結集を呼びかけます。
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小林 様   森 一敏  : 2010/04/05(Mon) 00:04 No.196
  投稿ランキング:1回/−
くま  市民の政策研究会共同代表の森 一敏です。研究会を代表する立場ですので、掲示板投稿をめぐって議論になっていますから、私の意見を申し述べます。

 まず、掲示板を設置しているのは私ども市民の政策研究会であります。ご案内のように、多様な意見反映をもとめる掲示板です。その性格上、投稿には節度を持って臨んで頂くのが当然のエチケットではないでしょうか。その節度を超えていると設置・管理者の当方が判断していることを受け止めて頂きたい。連載的投稿は、ご自身が開設されているサイト上で展開なさって頂ければよい訳ですから。

 以上は、他者が開設監理しているサイトへのアクセスの基本倫理としてご理解願います。
 さて、私には、小林様が不再戦のために50年間の侵略史の反省が必要とおっしゃりながら、なぜに、日本平和民族論を持ち出されるのか理解に苦しみます。植民地にされないために植民地化に乗り出したことの誤謬をおっしゃっています。後から見て杞憂に過ぎなかったことの愚かしさをおっしゃっています。しかし、これでは、なぜ、平和愛好民族が植民地獲得の侵略戦争を犯したのか、その説明がつきません。
 この点について、実証的な歴史学では、日本の植民地政策は、後発の帝国主義であり、武力による大陸侵略は、軍事力を先行させてあとから資本が乗り込んでいく特質をもっていたと分析されています。帝国主義の植民地分割に後から割って入ったのが日本帝国主義であったのです。それは被植民地化への恐怖などではなく、植民地獲得への熱烈な動機であったのです。 軍隊の残虐性や兵士の人権無視が際だっていたことも、市民革命を経ない日本の歴史的段階のなせるものと戦場体験者の歴史学者藤原彰さんが喝破しています。この凄惨な50年に及ぶ戦争政策を誰が、どのような潮流がいかなる利害に基づいて発動していったのかを史実に即して分析していくことに、戦争の原因把握が成り立ち、平和的手段による経済や外交政策を求める人々の社会認識が育てられるのではないでしょうか。
 いかなる国にも戦争を嫌い、平和を愛する民衆は存在しています。ひとり日本「民族」が平和愛好なのではありません。平和愛好民族だから平和憲法が定着できるのではなく、過去の過ちを振り返り、戦争の悲惨や痛みを深く刻み込むこと、そして他国にその痛みを負うおびただしい人々と遺族が存在していることに真摯に向き合うことが、再戦を阻む平和憲法を護り生かしめるのではないでしょうか。幾多の侵略や戦争の惨禍に学んで世界の人権規範として国際人道法が構築されてきたように。 私たちは、戦争によって利益を得ようとする勢力に対して、戦争の違法化を求める国際的潮流とまさに国際的な連帯を結びたいと願います。
 そのようなアプローチで戦争責任と平和構築に迫ろうとする議論を「左翼」「残虐志向」と決めつけ、民族性の優位性を表現すると受け止められるような「平和愛好民族」とひとくくりにすることは、戦争のメカニズムから目をそらし、そこにある戦争指導の責任を免罪する効果を発揮することを危惧致します。
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掲示板の投稿について   くるま座技術担当 : 2010/04/02(Fri) 20:31 No.195
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うし くるま座技術担当のcirkeyと申します。

先日からの小林様の発言を拝見させて頂きました。


小林様の発言は、一方通行であり、自分の思っていることのみをくるま座掲示板に書き込みしているように捉えられます。

また非常に文章が長く、専門的な内容も多く含まれ、全く歴史問題の知識がなく、時間がない方にとっては読むのが苦痛に感じられます。

そのような発言を、くるま座の規約、趣旨に反し、自分本位で一方的に連続ポストされますと、非常に迷惑行為となります。

様子を見るつもりで、今までは投稿許可を出しておりましたが、今後、あまりにも度がすぎる場合は、許可を出さないつもりでいます。

ここは、小林様の掲示板ではなく、「市民の政策研究会」くるま座の掲示板です。

くるま座の趣旨、規約に沿った発言、利用をお願いしたいと思います。

また、ネチケットを守っていただけないでしょうか。

他人が不愉快になるような発言や、見る人を不愉快にさせる発言、長文を連続ポストされますと、非常に迷惑です。

インターネットは不特定多数の人が閲覧しておりますので、いろいろな方が居られます。ほかの人の気持ち等も考慮の上、自分本位の書き込みはやめていただきますよう、宜しくお願いいたします。
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森下利夫さまへ   小林哲夫 : 2010/04/02(Fri) 09:04 No.194  HomePage
  投稿ランキング:31回/−
くま 私宛の森下さまの疑問提起投稿を読みました。

私の今までの投稿について
>(森下さま)小林様の、掲示板への投書を、一部では、問題視する方々がいても、原則公開だからと、掲載を承認してきました。

とありますのでこの点について、質問、反論します。

私の投稿内容を「問題視する人がいる」というのは、どういうことでしょうか?
どういう点を問題視しているのか、私にはさっぱり解りません。
これでは欠席裁判されているみたいな気がします。

私の投稿内容に問題があったら、その問題点を正々堂々と掲示板に書いて、議論の対象にするのが、民主主義というものではないでしょうか?

議論もしないで、投稿禁止にすることを考えると言うような態度は、あまり賛成できません。

是非とも私の投稿の問題点を指摘してもらいたいと思います。

今回の件で言えば、私が「日本人は平和民族だ」と書いたことが問題のようです。

私は九条の会で知人が多いのですが、この平和民族論をいうと必ずこのように怒り出す人がいるのが現状です。

「南京虐殺をやった日本人が平和民族であるはずが無い」という、感情的発言を良く聞きます。

つまり多くの左翼の人は、日本人は南京虐殺を行った、残虐民族だ、と言わないと承知しない人が多いのです。

私は自分のことを残虐民族と考えるような人が、どうして日本に非武装憲法を定着できると考えているのか、疑問に思っています。

私は日本民族は平和民族だからこそ、非武装憲法を定着できる可能性が高いのだという主張なのですが、この考えに森下さまは反対なのでしょうか?

私のこの考えは、私のホームページに詳しく書いてありますので、読んでいただければうれしく思います。
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森下利夫から小林哲夫様へ   森下利夫 : 2010/04/01(Thu) 06:44 No.193
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うし 小林哲夫様

私は、「市民の政策研究会」の事務局の森下といいます。

以前、メールをいただいた折、自由にお書きくださいと申し上げたものです。この間、小林様の、掲示板への投書を、一部では、問題視する方々がいても、原則公開だからと、掲載を承認してきました。「ごきぶりほいほいさん」の訴えも退けたことはご存知だろうと思います。

しかし、今日は、私個人の考えを述べて、今後の掲示板のあり方の検討の一助にしたいと考えます。

 小林さんは、『是非ともこの「平和民族日本」の考えを広める運動を一緒にやりたいと思います』とお書きになりますが、これと、『左翼は日本民族が残虐で侵略的でないと我慢できない、というマゾ的な性格があるからです』という風にかかれると、「くるま座」としては、私たちの理念から極度に逸脱しているといわざるを得ません。

 民族として一括りにされて、論を立てられると、人間としての個人の尊厳をいかにして獲得するかという運動を展開しようとする、「くるま座」では容認できないのです。

私たちの出発点です。

  基本理念
 1 あらゆる人の尊厳が尊重されなくてはならない。
 2 国家の枠を超えた人々のつながりを求める。
 3 市民が情報を共有し、多様な意見が反映される民主主義をめざす。
 4 日本国憲法第9条を実現させる。
 5 中央集権ではなく、地域住民による自立を確立する。
 6 世界人権宣言第25条及び日本国憲法第25条(文化的生存権)を実現させる。
 7 地球環境をまもり、自然との共存を追求する。

この間の小林様の、論理は、「国家の枠をこえてた人々のつながりを求める」私たちの運動とは異質なものであるように思われます。

小林様は、日本人、ロシア人、朝鮮人として、論をお立てになります。それにたいして、「くるま座」は、日本人の中にあるそれぞれの意識、一人の人間の中にある意識を問い続ける作業をしています。左翼だとか右翼だとか関係なく、一人ひとりが、「アイデンティティの牢獄」から抜けだすことを求め、訴えて活動をしています。


以上、森下の個人的な思いですが、「くるま座」の事務局で、小林様の投稿の取り扱いをめぐって、上記の観点から論議を行うよう提案してみるつもりです。掲示板の公平さと公開性をめぐる論議を深めたいと思います。

 森下個人として、私たちの、理念が見えなくなる運動とは一線をかくすべきと思うのです。


 この掲示板を、通じて多くの方の意見を求めます
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[→190] Re: 日米同盟について   小林哲夫 : 2010/03/30(Tue) 22:05 No.192  HomePage
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くま 高桑さま
大変うれしい投稿を見て、喜んでおります。

「我が意を得たり」と言う気持ちです。

天木氏が言っているのは、「日本人は戦争の出来ない民族だ」ということだと、私は理解しました。
私の言葉では、日本人は根っからの平和民族なのです。

このことを随分前から言い続けてきたのですが、左翼の反感が強くて、困っていました。

左翼は日本民族が残虐で侵略的でないと我慢できない、というマゾ的な性格があるからです。

是非ともこの「平和民族日本」の考えを広める運動を一緒にやりたいと思います。

ちなみにこのことを書いたホームページを書いていますので、是非ご高覧下さいますようお願いいたします。
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私の感想  「父と母の戦争」    ど田 紫 : 2010/03/30(Tue) 21:37 No.191
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いぬ  先日の「くるま座」の「金沢ざっくばらん」で見た、「兵士たちの戦争ー飢餓の島・味方同士の戦場」の個人的な感想を述べます。


・・・・最初にDVD/NHK金沢制作「兵士たちの戦争ー飢餓の島・味方同士の戦場」を観賞し、その後各自感想を述べ、討論に移りました。

 日中戦争・太平洋戦争とくれば、私の父や母の青春時代と重なり合います。父は大正6年生まれ、母は大正8年生まれ、父は1999年、母は2003年にともに83歳で他界しました。そしてそれらの戦争がなければ、私(1954年生まれ)の誕生もなかったのですが……。

 母は今の河北市宇ノ気町の大崎出身で、私の小学生の頃は、家の前に河北潟があり(河北潟がまだ干拓される前のことです)、母は艪を使って小舟をこぎ、私は水面のひしの身をとって食べた思い出があります。

 その母が最初の結婚をしたのは、たぶん母が22歳ごろだと思います。
 母が嫁いだ先は、当時としてはある程度裕福な家だったとそうです。
 ところが、結婚をして2週間後、その夫に赤紙(召集令状)が届いたのです。母はいわゆる戦争花嫁となりました。戦争の間、母はその家で、2〜3年間、嫁として生活をしたのでした。
 
 母から聞いた話ですが、日本が敗戦となり、母のもとに戦死公報が届きました。もしもの時のために、夫は生命保険(夫が死亡時に妻が受け取れる)に加入していました。当時の金額で何百円だったそうです。

 現在にすれば、何千万円くらいのお金です。しかし、戦後の貨幣切り下げ(デノミ)により、夫の死の代償が、ほとんど紙切れ同然となってしまいました。

 その後、母は紆余曲折はあったものの、私の父と再婚し、私が生まれたわけです。
 
 父のほうは2回召集され、1回目の招集は、年代は明らかではありませんが、中国でした。
 
 中国での戦争で父から、捕虜(スパイ容疑)の銃殺をしたことがあると聞きました。処刑の時に、複数の兵士が発砲するのですが、その中の1発は空砲であると聞かされて、射殺するのだそうです。父が言うには、捕虜は、処刑直前、ものすごい形相で日本兵をにらみつけ、とても恐ろしかったそうです。
 
 2回目に召集された時は、南方のポナペ島だったと思います。
 「DVDーミレー島」と同じく食料もなく、穴ばかり掘らされて、時折米軍の戦闘機の機銃掃射を受ける毎日だったそうです。
 
その他のことは父からは何も聞いていません。やはり自分の中の戦争体験というものは、口に出せない重いものがあったような気がします。
 
 戦後、父は兵役に就いた期間が3年何カ月で、軍人恩給の要件に何カ月か満たないということで、支払われないまま死んでいきました。
 個人的には、いろいろあったにせよ、彼もまた戦争加害者であり、戦争被害者の1人だったと思います。
 
 そういう風に戦争というものを見ていくと、戦争とは、残酷で、青春を奪い、家族を奪い、命までも奪い、すべてを奪い取るものだと言えます。
 
 戦争からは何も生み出しません。ただ、悲しみや憎しみが残るだけです。
 
 そして現在、2010年の時点で、欧米(ロシアを含め)を軸に考えれば、第1次世界大戦、第2次世界大戦があり、米ソによる冷戦を第三次世界大戦ととらえれば、2001年9月11日米国同時多発テロ以後、米国の言う「テロの戦い」とは第4次世界大戦と考えられるのではないかと感じるのです。
 
 私の感覚では、日本はもはや戦後ではなく、戦前、いや戦時中なのではないか………これは私だけの妄想でしょうか。北朝鮮は未だ江戸時代だし、近代戦はどんどん地下に潜っていってしまっていくような気がするのですが。 

       2010年3月30日 ど田 紫
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日米同盟について   「くるま座」事務局 : 2010/03/30(Tue) 05:39 No.190
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うさぎ  「くるま座」座員の高桑さんのメールです。


私の好きな(?)天木直人さんのメルマガに日米同盟について書いてありました。
テーマのほとんどは日米同盟なのですが。

添付します。


 日米同盟に耐えられない国であると米国軍人に喝破された日本
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



承前

 ところが米国軍人にしてみれば、歴代自民党政権も官僚も防衛省も、米国と一緒になって戦争を行う覚悟はまったくなかったと言っているのだ。

 この告白は極めて重大である。

 政治的な理由で歴代政府が護憲、左翼政党の反発をさけようとする事はわかる。支持率低下を恐れて平和を主張する世論に気を使うことはわかる。

 しかし、歴代政権が米国との戦争準備を進めようとしなかったのはそれだけではないはずだ。

 これまでの日本の政権政党は、その気になればいくらでも、野党の反対を押し切って、あるいは国民の声を無視して、その政策を強行してきた。

 米国と一緒になって戦争を行おうとすればできたはずだ。

 その気がなかったのだ。その覚悟がなかったのだ。

 米国軍人にとっては国家のために米兵の犠牲はやむを得ないと考えるのは当然である。欧州はもとより韓国さえも、米国の同盟国はすべてそれが当然となっている。

 ところが日本は違った。

 すなわち日本と言う国は、どのような政権が出来ようとも、日米同盟重視の念仏は他のどの国よりも唱えるが、米国と一緒に戦う準備を本気で考えようとしなかった。これで同盟国といえるのか、そう米国軍人は考えているのだ。

 これは決して米国軍人が日本を脅かしているのではない。軍人としての自然な疑問であり欲求不満なのである。

 見落としてならないのはこれが米国軍人の考えであっていまだ米国政権の考えとなっていないという所である。

 この考えが国防総省全体の考え方となり、国防総省の意見がクリントン国務長官やオバマ政権の考えになっていくであろうか。

 そうなれば日米同盟は米国のほうから廃棄される事になる。

 しかし私は決してそうならないと思う。米国軍人がいかに不満を抱こうとも、オバマ政権が、いやその後に続く米国政権が、日米同盟を廃棄すると言ってくるとは思えない。

 日本はまだ失うには大き過ぎる国であるからだ。

 ひるがえって日本の自衛隊が米国と一緒に戦場に行かせろと言いだすだろうか。

 テロと戦うために、他の同盟国と同じように戦争準備を進めてくれと政府に要求するだろうか。

 そんな愚かな事を言い出すはずはない。

 そんな要求を認めるような政権や官僚が出てくるとは思えない。

 日本は米国の戦争と一蓮托生になるほどおろかな国ではない。

 これを要するに日本は日米関係の重要性は唱えても、米国の戦争と命運をともにする日米同盟には耐えられない平和な国なのである。

 いくら米国軍人らが不満でもその日本と付き合わざるを得ないのだ。

 ここにこれからの日米関係のヒントがある。

 如何なる政権が日本に出来ようとも、これからの政権は米国の戦争から離れた関係を目指すしかない。

 米国の戦争から離れてなおかつ良好な日米関係を目指すしかない。

 そして米国はそのような日本を認めざるを得ない。日本が魅力あるかぎり。

 問題はそのような軍事協力なき良好な日米関係を唱える政権があらわれて来ない事だ。

 日米同盟のジレンマはこよなく日本側の問題なのである。
  
                      _________ 
    
     

   天木直人のメールマガジン 2010年3月28日発行 第90号

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日米同盟について   「くるま座」事務局 : 2010/03/30(Tue) 05:34 No.189
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うさぎ  「くるま座」座員の高桑さんのメールです。


私の好きな(?)天木直人さんのメルマガに日米同盟について書いてありました。
テーマのほとんどは日米同盟なのですが。

添付します。


 日米同盟に耐えられない国であると米国軍人に喝破された日本
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
 これから書くことは、日本中探してもいまだ誰も指摘していない事である。

 3月28日の日経新聞「日米安保50年、同盟の寿命 下」の記事の中で、次のような言及があった。

 「・・・昨秋、米シンクタンクがまとめた『期待はずれの日米同盟の管理』と題する
報告書がオバマ米政権内で注目されている・・・」

 この報告書がオバマ政権内で注目されているかは、私は疑わしいと思っている。なぜならこれは日本向けに発せられた米国軍人の報告書であり、米国政権にとって重要な報告書とは思えないからだ。

 しかしこの報告書が日本の日米同盟重視派に与える衝撃が大きい事は確かだろう。

 見ているがいい。これから徐々にこの報告書がまちがった形で日米同盟を議論する際に使われる事になる。

 たとえば桜井よしこ氏は週刊ダイヤモンド3月20日号における自らのコラム「縦横無尽」においていちはやくこの報告書の事を書いている。

 鳩山政権のように米国の信頼を失わせるような言動をしていると、米国のほうから日米同盟を破棄してくるぞ、とこの報告書を引き合いに出して攻撃材料に使っている。

 この報告書とは、2009年11月に米国のシンクタンクNBR(National Bureau of Asian Research)から提出された「Managing Unmet Expectation」と題する小冊子の事である。

 著者は退役陸軍将校(中佐)のマイケル・フィネガン氏、その前書きをリチャード・ローレス元国防副次官、ジム・トーマス元国防総省次官補代理が書いている。

 その邦訳が、日経コラムニストや外務省副報道官などをつとめた事のある谷口智彦慶応大学大学院教授の編集、翻訳によってウエッジ社から「同盟が消える日 米国発衝撃報告」という
タイトルで2月25日に発行されている。

 さて前置きが長くなったが、私が日本で誰も指摘していない事を書くという意味はこういうことだ。

 この報告書は、日米同盟廃棄をとうとう米国側から言い出す、その可能性を米国関係者がはじめて口にだしたものとして衝撃的だと喧伝される。

 それは一面の真実をついている。

 しかしこの報告書の最も注目すべき箇所はつぎの箇所なのである。

 つまり米国軍人たちが日米同盟の下で戦争準備を進めようと日本に持ちかけた時に、日本側がまったくそれに応じようとしてこなかった、おそらくこれからもそうであろう、という事実である。

 米国軍人にとっては、これでは日米同盟は形だけのものだ、実体がない、我々はこれを同盟関係とは言わない、と映る。

 つまり日本の自民党政権も官僚も自衛隊も、口先では日米同盟重視と言いながら、いざ有事になった時に米軍と一体となって戦争をする気は全くない、だから欧州や韓国などの同盟国との間で出来ている戦争遂行準備が日本との間ではまったくできていない、と米国軍人たちが告白したのだ。

 この指摘は極めて重要である。 

 これまで米国との戦争準備を進める事に猛反対してきたのは護憲、左翼勢力であり、平和を願う国民であると相場が決まっていた。 ー続く


   天木直人のメールマガジン 2010年3月28日発行 第90号

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安重根 金嬉老 二つの記事   ご老体 : 2010/03/27(Sat) 07:34 No.188
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うし 「くるま座」では、韓国併合100年について、輪読会が行われている。今は、事実関係を知ることということで、海野福寿さんの「韓国併合」を呼んでいる。昨年は、中塚明さんの「現代日本の歴史認識」を読み込むことで、刷り込まれた意識からの脱却を図ることの必要性、アイデンティティのあり方を学んできた。

今日のニュースで、朝鮮、韓国に関する記事が二つあったので紹介しておきます。

韓国:安重根処刑から100年 追悼式典に2000人

26日、ソウルの日本大使館前で、安重根の写真を掲げる韓国の元兵士ら=AP 【ソウル大澤文護】日本の初代首相や韓国統監を務めた伊藤博文を中国北東部ハルビン駅で暗殺した朝鮮の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)が旅順監獄で処刑されてから満100年にあたる26日、韓国政府はソウル市庁前広場で追悼式典を開催し、政府高官や日韓の関係者を含む約2000人が出席した。

 式典では、韓国で「抗日闘争の英雄」と評価される安重根の略歴などが紹介された後、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相が追悼の辞で「現在まで(安重根の)遺体が見つかっていないのは実に残念。政府は遺体発掘推進チームを発足し、日中両国の協力を求めていく」と述べた。その後、鄭首相が会場に設置された「平和の火」に点火。式典後、参加者らはソウル中心部を約1キロにわたって行進した。

 安重根(1879〜1910)は、1909年10月26日、ハルビンを訪れた伊藤博文(1841〜1909)を射殺し逮捕された。1910年3月26日に旅順監獄で処刑された。日韓併合100年の今年、韓国で安重根の資料の発掘や整理を進めようとの動きが活発化している。

毎日新聞 2010年3月26日 19時37分(最終更新 3月26日 21時43分)

☆     ☆     ☆     ☆     ☆     


訃報:金嬉老さん81歳=寸又峡事件の元受刑者

金嬉老さん=岩下幸一郎撮影 【ソウル大澤文護】静岡県の温泉旅館に人質をとって立てこもった1968年の「金嬉老事件」で無期懲役刑が確定した後、仮釈放で韓国に永住帰国していた金嬉老(キムヒロ)(本名・権禧老(クォンヒロ))元受刑者が、26日午前6時50分、前立腺がんのため、韓国・釜山市の病院で死去した。81歳だった。金元受刑者は25日午後、病状悪化のため、緊急入院していた
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丸山真男批判   小林哲夫 : 2010/03/26(Fri) 22:58 No.187
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くま
丸山諭吉批判という視点は、本当に素晴らしい発想だと感心しています。
福沢批判については書きましたので、今度は丸山真男批判を書いてみます。

私は何故これほど丸山氏が今でもちやほやされるのか理解できません。
丸山理論と言うようなまとまった考えがあるようにも思えないからです。

その時々のエッセイに、いい物もありますが、体系だったものに良いものがないと思われます。

まとまったものと言えば、『「福沢の文明論の概略」を読む』ではないかと思われます。

しかしながら、その福沢論が評価できるようなものではありません。

福沢があまり評価できる思想ではない、ということは前項で書きました。

今回の私の批判は、その論理構造にあります。

丸山氏は福沢の近代化への貢献について評価しています。

そして何故こういう評価をその時にしたかといえば、戦後日本の再建について、福沢の情熱が参考になる、と考えたからです。
戦前の軍国主義を江戸時代の封建主義と同じものと看做して、それを克服するために、福沢の努力が参考になる、と評価したのでした。

福沢が江戸時代を否定することに躍起になったように、戦後日本も戦前の封建制を否定して、「近代化」しなければならない、という論理です。

この論理の奇妙さに今まで誰も気が付かなかったように思われます。

福沢・・・・江戸封建制→明治の近代化
丸山氏・・・・・・・・・戦前軍国主義 →戦後の近代化

この奇妙さと言うのは、福沢が貢献した日本の近代化が、結局は戦前の軍国主義にしか過ぎなかった、という矛盾です。

丸山氏が戦前の軍国主義を批判すればするほど、福沢の努力した近代化とは何だったのか?という疑問に行き着きます。

丸山氏が戦後の近代化を強調すればするほど、福沢が努力した日本の近代化が意味が無かった、と言うことになるからです。

この論理の矛盾を救う道は、福沢の努力した近代化は本当は、軍国主義化でしかなかったと考えることです。

とすると丸山氏が努力した戦後の近代化の思想も、結局は軍国主義を招くだけかもしれない、と言うことになるということです。

ややこしい論理になってすみません。

まだ私の中でこの考えがこなれていないので、解りやすく書けませんでした。
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再び サイレント アピールを   ご老体 : 2010/03/23(Tue) 20:21 No.186  HomePage
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うし 単独表示 ご老体は、下記の

『沖縄の痛みを、全ての人びとの痛みとして、
みんなで受けとめよう!

普天間即時閉鎖
辺野古(海・陸)やめろ
海兵隊はいらない
意見広告運動』

に全面的に賛成です。

むしろ、日米軍事同盟の即刻破棄を求めます。軍事同盟の破棄がない限り、沖縄の平和を作り出すことができないと考えます。

沖縄の占領からはじまる戦後65年の歩み、日米軍事同盟によって維持されているアメリカの国益。それが、日本の国益であると信じこまされてきた65年。イラクの戦争も、アフガンへの攻撃も、この沖縄を抜きにしては語れない。

もう、そんな「国の論理」から決別し、「町」や「村」の「そこで慎ましやかに生きる人々」の意思が尊重される社会への転換を求めます。

「くるま座」の有志として、上記の行動の第一歩として、昨年、ソマリアへの自衛隊派遣に抗議して行った「サイレントアピール」の抗議行動を計画します。

多くの人の参加を心より求めます。

行動の詳細は、後日掲示板でお知らせします。
 

・・・・・・・・

 わたしたちは、日本全体の0.6%の面積しかない沖縄に米軍基地の75%を押し付けてきたことを深く反省し、岩国・厚木・佐世保・横須賀など本土各地の基地に苦しむ人びとの痛みも沖縄の人びとと同様であると考え、「移設先」探しでなく「米軍基地はアメリカに持って帰れ」と声を挙げようではありませんか。

 沖縄の人びとの闘いと本土に住む人びとの闘いを結び、世界で平和を求め、軍事基地はいらないと考え行動する人びとの闘いにつなげたいと考えます。沖縄の闘いは、日本を変える闘いだけでなく、世界の人びとの闘いの希望なのです。

 基地ありき、安保ありきのこれまでの「常識」を見直し、これら問題を真剣に考え、公論を起こす時です。そこから、沖縄とともに苦しみも希望も共にする本当の平和への扉を開く一歩が始まると思いませんか。今、そのチャンスです。

 このような思いから、わたしたちは緊急意見広告を発起しました。

 「沖縄の痛みを全国民の痛み」としてみんなで受けとめ、緊急意見広告でわたしたちの意思を表明しましょう。事は急ぎます。力をあわせましょう。


2010年3月7日     沖縄・緊急意見広告運動

・・・・・・

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戦争の原因は日本人の誤解にある   小林哲夫 : 2010/03/23(Tue) 20:19 No.185
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くま くるま座の読者の皆様は、戦争が起こらないようにしたい、と言う点で一致していると信じて書き続けています。

戦争が起こらないようにするために、過去に戦争が起こった原因を知ることが重要だ、という気持ちで、日清日露戦争の原因について私は考えています。

この戦争の原因について、さまざまな考えがあって、なかなか一致できないのが、思想界の現状ではあります。

戦争の原因についてのさまざまな考えの一つとして、私の考えを述べたいと思います。

日露戦争の原因を考えるときに、ロシアは朝鮮を植民地にする気は無かった、ということから出発します。

植民地にする気が無かったことが、重臣会議の議事録で確認できたことが、大変貴重なことだと思います。

ロシアの重臣たちは、朝鮮を植民地にしても利益が無いこと、植民地にするとむしろ害があると考えていました。

朝鮮を植民地にする気が無かったとするならば、いわんや日本を植民地にする気が有るはずがありません。

ところが日本人の方は、ロシアや西洋諸国は日本を植民地にしようと思っていると警戒しました。
現在の日本人も、あの当時はそうだったと信じています。

しかし実際はロシアは日本を植民地にする気など無かったことが証明されているのです。

とすると当時の日本人も現在の日本人も、ロシアの意図を間違って考えていた、と言うことになります。

日本人はロシア恐怖症に陥っていて、そのために戦争になった、ともいえます。

日露戦争は過剰防衛だったといえます。

日本人は明治以来、植民地にされないために先手を打って植民地を持つ、という考えで戦争をしてきました。攻撃は最善の防御、という考えです。

しかしロシアも西洋も日本を植民地にする気が無かったとしたら、全て一人芝居だったと言うことに成ります。

戦争の原因は全て日本側にあり、それも誤解に基づいた、戦争だったということになります。

今後の戦争を防止するためには、こういう誤解が無いようにすることが一番重要だと私は考えています。
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ロシアの朝鮮観(2)   小林哲夫 : 2010/03/20(Sat) 07:36 No.184
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くま 前回の投稿で強調したのは、ロシアは「朝鮮を支配する利益は無い」と考えていたということです。

もちろんロシアがこのころ、不凍港を求めて西方に進み、シベリア開発に力を入れ、次に中国国境の満州への進出を図っていたことを否定するものではありません。
これは人口希薄な土地に対する領土的欲望であることは疑えませんが、中国本土、朝鮮領土まで進出してこれを支配しようとするものではない、ということを意味します。

この当時の植民地主義を、やみくもに植民地を求めた行動と考えるのは間違いです。
人口希薄な土地の取得と、人口稠密な地方の植民地化とは意味が全然違います。

植民地獲得の目的とそのためのコストということ、すなわち採算計算というものがあって、具体的な姿はそれぞれ違う、ということです。

この時ロシアが、朝鮮を植民地にするメリットは無く、だから植民地にする気も無かったのでした。

この事実から次のようなことが、推定できます。

1、日本が朝鮮を植民地にする利益も無かった、ということです。
結果的に朝鮮経営は大赤字だった、という結果論として証明されています。
日本が朝鮮を植民地にしたのは、植民地を持てば儲かるに違いない、と誤解したことが原因です。
大英帝国は、植民地の保有によって繁栄できた、という誤解があったと思います。
(これが誤解かどうかと言う問題は議論が必要と思いますが・・・・。)

2、ロシアが朝鮮を植民地にする気が無かった、と言う事実は、他の西洋諸国もそういう気が無かった、と言うことを意味します。

3、ロシアが朝鮮を植民地にする気が無かった、ということは、日本を植民地にする気などあるはずが無い、と言うことです。

4、ロシアが日本を植民地にする気が無い、ということは西洋諸国が日本を植民地にする気は無かった、ということも意味します。

これらのことが、ロシアの朝鮮観から導き出される結論です。

当時の日本人が日本が西洋の植民地になることを恐れたということ、そのことを現在の日本人も未だに信じているのは、杞憂に過ぎないと言うことです。

ここのところに日本人が気がついて、眼を覚ましてほしい、というのが私の投稿の最大の目標なのです。

結論
西洋諸国は日本を植民地にしようなどと考えていなかった。

日本が植民地にされるのではないか?と恐れたのは、被害妄想に過ぎない。

追記
読者の皆様には、ここのところが理解できないと思われます。
これについては質問に答える形で、説明する以外にないので、質問をお待ちします。
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ロシアの朝鮮観(1)   小林哲夫 : 2010/03/19(Fri) 11:25 No.183
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くま 日露戦争は戦う必要の無い戦争だった、ということは重要ですので、もう一度繰り返します。
ロシアの側は、当時朝鮮を必要としていなかった、だからそのために戦争する気は無かった、ということです。
日露戦争は日本の側の過剰防衛が原因だという見方です。
そのことをもう一度確認しておきます。

以下再録
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
和田春樹東大名誉教授発見情報
2009,12,7付け北陸中日新聞

日露戦争開戦一ヶ月前、ロシア側の主戦派の一人と考えられていた、ベゾブラーゾフが戦争を回避しようと準備した1904年1月10日付日露同盟案で
「ロシアが遼東半島を越えて、朝鮮半島、中国深部に拡大することはまったく不必要であるばかりか、ロシアを弱化させるだけだろう」とある。
ベゾブラーゾフは皇帝からの信頼が厚く大臣待遇の政治家。
(以上の情報はネットで得ることが出来ます。http://www.chibanippo.co.jp/news/world/entertaiment_kiji.php?i=nesp1260167476

この当時のロシアは朝鮮に魅力を感じていなかった。
その理由は、朝鮮を植民地にしても、利益が期待できなかった。
この当時の帝国主義というのは、産業革命で大量生産された商品の販路を求めたものですが、朝鮮にはそういう商品の購買力が認められず、ロシアは売るべき商品を持たなかったのです。
また仮に朝鮮を植民地になどしたら、欧米諸国を刺激して、国際的に孤立してしまうから、そういうことは考えませんでした。
また朝鮮半島の長い海岸線を守るだけの海軍をロシアは持たなかったので、この意味でも、植民地にする気はありませんでした。
(しかしながら朝鮮を日本が支配することは認められない、という立場であることはいうまでもありません。)

また1900年ころ、ヨーロッパではドイツの脅威が高まっていて、それに対抗するために、極東のことに関わる余裕もありませんでした。
ウィッテ、クロパトキン陸相、ラムズドルフ外相、らは、日本との軍事的衝突は絶対に避けるべきだと主張し、満州からの撤退をすることさえ提案していた。
皇帝はこれらを了承し、韓国全土を日本の勢力圏にすることを認めた。
しかしこの決定が日本政府に伝達されるのが遅れたために、日本政府は好戦的世論に押されて開戦してしまったのでした。(小森陽一著から)

このことは加納格氏と和田春樹氏の研究があり、それぞれ報告されています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上再録
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坂の上の雲は優れた小説   小林哲夫 : 2010/03/18(Thu) 13:46 No.181
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くま ごきぶりさんには怒られましたが、もう一度優れた点を繰り返します。

「真実性」「描写力」
明治時代の日本人が、命を賭けて日露戦争を戦った、その様子を生き生きと再現した、その描写力はすごい、ということです。
その日本人のそのころの精神を坂の上の雲は、実にリアルに描いていて、これはもっとも事実(真実)に近いと考えて間違いない、と私は思います。
もしゴキブリさんが、あの当時の日本人は平和的で、中国や朝鮮を侵略してはいけない、と考えていたと思っているのでしたら、それを根拠を挙げて説明してほしいと思います。
日本人の愛国の心情を司馬氏は誇張をすることなく、極めて正確に生き生きと描いた、と私は思って読みました。
時代の空気を文章で描くことは、簡単なことではなく、司馬氏のその能力は極めて高い、と思います。

「娯楽性」
小説はなにしろ面白くなければならないのですが、その点でも素晴らしい出来栄えになっていて、その人気によって、ベストセラーになり、国民作家と言われる評価を得ています。
現代日本人の望むところを的確に把握して、その気持ちに沿った小説を書いたことによって、日本の大衆から尊敬されて、人気があるのですが、そのことを持って司馬氏を非難するのは、お門違いという気がします。


以上の2点で、私が言いたいのは、
@司馬氏が「当時の侵略的な日本人の実態」を生き生きと描いて、その描写に真実性があるとしたら、侵略性を非難されるのは、当時の日本人であって、司馬氏ではない、と言うことです。

司馬史観の方を非難する人がいたら、それは全くのお門違いだと言うことです。

A現代日本人の好戦的空気を察知して、そういう国民に好まれる小説を書いたからと言って、作者を非難するのもどうかと思われます。
我々が非難しなければならないのは、そういう好戦的な国民の空気のほうであって、司馬氏の方ではない、と思われます。

司馬氏の小説は、明治時代の空気を我々に理解できる形に表現してくれたということ、そういう空気を現代日本国民は好むのだ、ということを我々に知らせてくれた、という二点で、大変素晴らしい小説だ、と言えないでしょうか?

それなのに、当時の侵略的日本人を批判することをわすれ、現在の日本人の好戦性を批判することを忘れていることの方が問題ではないでしょうか?

司馬史観批判だけで満足している人がいたら、そのことの方が問題だと私は思います。
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