【Today : 001 / Yesterday : 000 / Total : 016412 】 RSS
くるま座(掲示板)
<携帯電話対応>
市民の政策研究会「くるま座」の掲示板です。秩序を守って利用してください。
<24時間以内の記事は NEW を表示します>
<48時間以内の記事は NEW を表示します>
[トップに戻る] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [投稿ファイル] [投稿ランキング] [新規投稿] [管理用]
 [投稿情報(WWWC/RSS)]  [標準/一覧/新着/ツリー]  []
標準表示

1月28日 金沢大学における半沢さんの講演   ご老体 : 2010/01/29(Fri) 06:29 No.145  HomePage
  投稿ランキング:64回/−
うし Download:145.wma 145.wma
Tj11nWBk2PU.wmaはクリックすると再生できます




昨日(1月28日)、「金大九条の会」主催の半沢さんの金大の講演会に行ってきました。

 演題 韓国併合100年と「坂の上の雲」

凡そ50人ほどの聴衆を前に講演会が行われました。きっちり1時間の講演でした。

「雲の先の修羅」の内容が、実に手際よく・・当たり前ですが・・話され、司馬氏の「空想歴史小説」の内実と、この本の中で、半沢さんが明らかにした「歴史事実」が話されました。

 伊藤博文の「満蒙交換論」が「日露攻守同盟」に意図的に書き換えられていること、それは、日露戦争が「自衛のための戦争」という虚構を維持するためにどうしてもされなくてはならない作業であった。意図的な事実隠しと、巷間言われている程司馬氏が博学でもなんでもなく、むしろ、不勉強が目に付くことが話されました。


 講演会の後半は、「雲の先の修羅」と同じように、「アイデンティティの牢獄」に閉じ込められている日本人が、新しいアイデンティティをいかに獲得すべきか、その際の留意点を驚くほどの情熱を持って語られました。

 アマルティア・セン氏の「アイデンティティに先行する理性」を取り上げ、文化の持っている多様性の中に、これからのアイデンティティを構築することが可能であり、「理性と良心」とによって、人間としての同胞の精神を持って行動することが大事であると締めくくられました。
   
  世界人権宣言第一条  日本国憲法第九条 への言及は聞いていて、胸が熱くなりました。
 

 詳細は当日の資料と、講演内容をお聞きください   ご老体より

[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:KIPZFKVqJQ
ID:mm5b.QqR56

ごあいさつ   小林哲夫 : 2010/02/18(Thu) 11:20 No.147
  投稿ランキング:1回/−
くま この度金沢の知人からこの会のことを教えてもらい、うれしくなって、ご挨拶したいと思いました。
私は九条の会さいたまに参加している、金沢に縁のあるものです。
この掲示板で私の考えを書いても良いか?お伺いします。
司馬史観批判について、最近考えたことです。
[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:VjjI6yp1KA
ブラウザ:2HMkpHNVJI
ID:SlVBEgKtMg

「雲の先の修羅」 リレー読書会 報告その三   ご老体 : 2010/01/12(Tue) 20:01 No.144
  投稿ランキング:63回/−
うし ご老体さま


私は、韓国生活を始めた1995年に、インチョン大学日本語学科の学生、といっても大学時代に36カ月の徴兵で軍隊生活を体験しているので25〜26歳と知り合いました。

そこで、東亜日報の与論調査の結果の数値として75%以上の韓国人が日本嫌いだと知りました。同時に当時禁止されている日本文化に対する若い人たちのあこがれも知りました。

韓国とかかわりを持ちだしてから世界や日本を見る目が変わりました。酒を飲んでみんなに話すときは両目でものが見えるようになったと言ってます。

異国で住むことの大切さを知りました。たとえばインターネットがあたりまえになった今と違い、当時はを日本の状態やニュースはNHKの衛星放送でよくわかるのですが韓国の状況はニュースを見ても間違うことが沢山ありました。

やむなく英字新聞を毎日読んでいたのですが、そこには世界各地の戦争や紛争のニュースでいっぱいでした。

また、日本人が書いた韓国がらみの小説や本を沢山読みました。そこで日清・日露の戦争の狙いやその後を肌で感じました。たとえば今でも南と北に分断されている理由の一つに日本軍の武装解除は米国が、関東軍のそれはソ連軍が行ったことだと韓国人から聞き、目からうろこといったことは沢山あります。
                     J・A生
[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56

「雲の先の修羅」 リレー読書会 報告その二   ご老体 : 2010/01/12(Tue) 19:52 No.143
  投稿ランキング:62回/−
うし j・A 様

早速読後の感想をお送りいただきありがとうございます。

『小説は面白いか?面白くないか?それが命です。』 全くその通りだと思います。が、その小説家を対象として、小説家や自分たちを語ることも『面白さ』のうちにあると思われます。

 半沢さんの本を「Y君」に送らせてもらいその感想を聞きたいと思ったのは、彼が「内村鑑三」を通じて考えたことを開陳してくれることを期待したからでした。「明治という時代」「人」そのものに格闘した彼に通暁するY君に「日本人のアイデンティティ」について語ってもらいたかったのです。それと同時に、こうしてJ・Aさんからメールをいただくことで、ある時期に意識を共有したものたちの「形」を整理できればという期待からでした。


 J・Aさんの感想に対する小生の思いも今後整理したいものです。これを機会によろしく。


 追伸

 昨日、妻と二人で、映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を見てきました。笑った!泣いた!こんな語り口で音楽を表現するやつらは、スゲーと、これまで、のだめを無視してきた自分が、もう情けなくなったしまったほどでした。この映画を作っている若い人たちが、チャイコフスキーの1812年を取り上げ、ロシヤの大地の息吹を紹介する様の見事さに圧倒されました。かたちの奥にある対象への愛を感じられて、本当におもしろかったです。
[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56

「雲の先の修羅」 リレー読書会 報告その一   ご老体 : 2010/01/12(Tue) 19:41 No.142
  投稿ランキング:61回/−
うし ご老体様

Y君から昨年、Fの会の忘年会で本を預かりました。

次は、またFの会のメンバーの旦那さんに回す予定です。

以上、途中報告まで。




『雲の先の修羅・東信堂 半沢英一著』を読んで

Y君からのリレー読書
                                      j・A 生

私は司馬遼太郎の『坂の上の雲』をまだ読んでいないのでそれについてコメントできないことを前提にしてこの感想を書いています。

私は1995年から2000年まで仕事の関係で韓国に住んでいました。それ以後韓国ウオッチャーを自任していますが、お恥ずかしい話、そこではじめて日清・日露の戦争が朝鮮半島の覇権争いだと知りました。

 その頃の物資や兵力の輸送は鉄道や船に頼っていたので戦争に勝つたびに線路敷設や港湾の権益確保に奔走しています。プサン港・インチョン港や満鉄などがその好例です。平時には物資の輸送、戦時には軍隊や資材の輸送には不可欠でした。そしてそれが日中戦争から第2次世界大戦へと進んでいきます。そして広大な中国大陸や太平洋を戦場にすることや制空権をなくしてロジスティックの破たんから敗戦につながっていきます。


『ちいさな。といえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう…。』
NHKのテレビドラマのはじまりに流れるNRを聞くたびに第2次大戦前に教育を受けた人の口癖を思い出します。私の母(1923年生)もちっぽけな国、日本と言います。
でも、世界には小さな国は沢山あります。日本は人口・国土面積でも大きな国のほうです。だから正確には『小さな帝国主義国家。』と表記すべきです。

さて、司馬遼太郎も小説家です。『坂の上の雲』は、夏目漱石・正岡子規を横糸に秋山兄弟にスポットライトを当てて司馬遼太郎のフィクションだと思います。また、歴史にはいろいろな角度からの見方があります。司馬遼太郎の歴史観に対してクレームすることには意味がないと思っています。

 今をときめく佐伯泰英が『陽炎の辻』のあとがきでこう書いています。

『そんなとき、私は古い地図をひたすら見詰める。すると絵地図の向こうに江戸の家並みがすうっと浮かび上がる。やがて大家の金兵衛の風貌や鰻捕りの幸吉少年の体つきが像を結び始める。
そうなればしめたもの。あとはそれぞれが勝手に一人歩きを始める。ああしろ、こうしろ、と作者に命令する。
こんなとき、小説家であることの至福を感じる。』

そうです。小説は面白いか?面白くないか?それが命です。
[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56

2010年の年頭あいさつ   モリモリ : 2010/01/01(Fri) 01:53 No.141
  投稿ランキング:6回/−
くま  皆様、2010年明けましておめでとうございます。風雪の年明けは、2009年にも劣らぬ激動の幕開けを暗示しているのでしょうか。くるま座が正式に発足してから、着実に活動が深まり、思索する市民集団が核としてかたちづくられているように思います。そして、その輪もゆっくりとではありますが、拡がってきていることを聞いています。私自身は自分の日程管理もままならず、かなりの会合に出席できない状況で、共同代表として申し訳なく思っています。
 しかしながら、初志貫徹、民主党中心の連立政権がアメリカからの自立不全をさらけ出し、武力安全保障への幻想から抜けきれないことが次第に判明した今、やはり、非戦平和の地方主権をめざす市民の運動は世界的な時代の要請だと思います。2010年は私自身の選挙準備の年ともなっていきますが、くるま座の皆さんとスクラムを組んで「市民の政策」を打ち出す活動に意識を集中させていきます。よろしくお願い致します。
 なお、年末の慌ただしい折りに、私の通信新年号外の発送作業を協力頂いた方々に厚く感謝を申し上げます。
[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:stuMYOS3JY
ブラウザ:5odbr2gXvo
ID:DS4ciwriZQ

労働法を考える・・・参考資料   ご老体 : 2009/12/26(Sat) 09:17 No.140  HomePage
  投稿ランキング:60回/−
うし 単独表示






「市民の政策研究会」のメンバーの1人である、出口さんから下記のメールをいただきました。


 「くるま座」の皆様

くるま座講座で輪読をしていますが、
組合やストなどについて実感のない方がおいでになります。

以下の記事やyoutubeをご覧になると、参考になるとおもいメールしました。
一度、ご覧になってみてください。
以上 出口 

http://vpress.la.coocan.jp/okubo.html 
なんと、youtubeで視聴できます。



DVD「人間を取り戻せ!−大久保製壜闘争の記録」

立ち上がる障害をもった労働者たち。労働組合の原点がここにある




差別と虐待に対してついに立ち上がった障害者たち。俺たちは人間だ。教会篭城から始まった組合結成、
そして分裂攻撃、デッチ上げの刑事弾圧。それらを跳ねかえして勝利をかちとった22年に及ぶ大久保製壜のた
たかいは、労働組合の原点だった。1994年作品に追加取材をした2009年リメイク版。40分・3000円。
企画=東京東部労組・制作=ビデオプレス。









_

[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56

金田さんが「雲の先の修羅」紹介をしています   ご老体 : 2009/12/16(Wed) 09:10 No.138
  投稿ランキング:58回/−
うし 単独表示




「くるま座」の金田小夜子さんが、「瑞穂の会」の会報
「瑞穂と一緒に国会へ行こう・石川」NO29で「雲の先の修羅」の紹介をしています。
 
 写真をクリックしてお読みください

[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56

伴さんの「くるま座通信」第二号です   ご老体 : 2009/12/06(Sun) 22:19 No.136
  投稿ランキング:56回/−
うし 単独表示 12月4日の 『輪読会 脇田滋「労働法を考える」』第七回はこのシリーズの輪読会を通じて、いよいよ正念場にやってきました。

 第5章 日本の制度と大企業の思惑

ー世界とは異質な日本的労働慣行・労働法


この席に伴さんが、参考資料として、ご自分で作られた「くるま座通信」を持ってきてくれました。朝日新聞の記事をコピーしたものですが、お読みください

[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56

伴さんがこんな新聞をつくってくれました   ご老体 : 2009/11/30(Mon) 06:44 No.135
  投稿ランキング:55回/−
うし 単独表示 「くるま座」の長老の伴さんが先日「くるま座」に自分で作った新聞を持ってきてくれました。

 なぜ今「坂の上の雲」なのか という78歳の方の投書

 BOPビジネスについてのコラム記事

 どちらも伴さんの思いがこめられています

 写真をクリックすると大きくなり記事が読めます。

[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56

映画『沈まぬ太陽』をみて   ご老体 : 2009/11/29(Sun) 11:57 No.133
  投稿ランキング:53回/−
うし 前評判の高い映画だというので、見に行ってみた。

 映画冒頭の御巣鷹山に日航ジャンボ123便が墜落し、その山の惨状と事後処理の過程、体育館に安置された夥しい棺、今更ながら事故のすさまじさに圧倒された。自分自身の想像力のなさ、事実関係に対する理解力のなさが自覚された。が、3時間半の映画は、退屈を通り越して、苛立ちの連続であった。渡辺謙の演技がどうのこうのという前に、何だこれは、「角川映画ジャン」としか言いようの空疎な感想しか出てこない。

 冒頭、ジャンボの墜落と関連させて、主人公「恩地」が左遷されたケニヤ、ナイロビで「象狩り」を楽しむ場面、巨大な像が銃で撃たれ、もんどりうって倒れる場面があった。この場面を見た瞬間この映画は無神経で、見るに値しないのではないかと思った。
 あんの上、映画は、この社会のあらゆる出来事に無神経で、人間や社会に対する激しい希求力が見られなかった。とおりいっぺんの人間群像が無批判に展開されただけであった。日航という巨像が倒れる場面をハンターの手によって「象」が倒れる場面を持ってくる無神経さは想像を絶する!しかも主人公の手によって「象」が倒されるのだ。

 組合の委員長と副委員長。委員長が自分の信念に従って行動する。会社側の報復人事で、カラチ、テヘラン、ナイロビと海外勤務を命じられる。副委員長は会社側に寝返り、第二組合を設立し、立身出世の道を歩む。副委員長の愛人のスチュワーデスが事故の過程でも遺族会の名簿を手に入れる等のスパイ活動を続ける。元組合の有能な活動家が、配置転換での不遇から副委員長の裏金作りの手伝いをする。最後にこれまでの裏金作りの過程の手帳を検察庁に送り届けて覚悟の自殺する。


 中曽根を彷彿とさせる総理大臣、その裏で動く瀬島龍三と思われる、旧参謀本部上がりの相談役、日本国のために日航を再生したいと頑張る大阪出身の民間経営者、それらを取り巻く、日航の経営者の思惑、政界の思惑が、これでもかこれでもかと出てくる。最後にはもう反吐が出てきてしまう。

 「くるま座」では、脇田滋さんの「労働法を考える」をテキストにして月に二度の輪読会を続けてきている。だから、この映画の組合活動の場面には人一倍興味がある。現在の日本航空の赤字問題、再生問題の根幹にこの組合問題があることも承知している。「機長を幹部職にして、組合活動から分断するのは世界でも日本航空だけだ。だから空の安全が確保できないのだ」という場面では、思わず拍手をしたくなるほどだ。しかし、第二組合を作る場面でも、裏金を作る場面でも、陸軍参謀が登場する場面でも、それに対する怒り、憎しみがない。

 この映画には個人のエピソードがあっても、監督をはじめ、作る側からの社会全体の動きへの思い入れがない。社会への希求力がない。そう思わざるを得なかった。

 今なら、日航事故の時代を総括し、その時代が何であったのかを明らかに出来る十分な時間があるはずなのに、この映画はそのことを放棄し、善意の元組合委員長が広大なアフリカで、その圧倒的な自然の前に「沈まぬ太陽」を夢想することで終わっている。

 ジャンボ機が墜落した中曽根と瀬島隆三の時代、日本はネオリベラリズムへの道をひたすら走り出したのである。戦後の総決算と称して、国鉄の民営化を打ち出し、労働組合をつぶし、労働の中に派遣労働を持ち込み、社会の階層分断を意図的に図ったのである。

 映画の中で龍崎が国見会長と会い、互いに別れる場面があった。それが靖国神社境内の場面であったが、この映画で唯一評価できる場面であった。片方は靖国に向かって歩き、片方は靖国に背を向けて去る。
 それにしても中曽根への迎合がひどすぎる。

 映画は、日本が「沈まぬ太陽」であるための問題の提起すら出来ない「沈む映画」であった。

 ジャンボが落ちた瞬間に人々が予感し、学ばねばならなかったことが、25年たっても何一つ提起できていないことは、これからもそうであるのかと思うと暗澹たる気分になる。

 だからこそ、「くるま座」が必要なのだと思う次第だ。
[返信]
[修正]
[削除]
ホスト:mrOqBhCH5g
ブラウザ:mrlNt4ruFY
ID:mm5b.QqR56


ページ移動

| | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | |

新規投稿
[新規投稿はこちら]

NO: PASS:
[標準/一覧/新着/ツリー]  []

- KENT & MakiMaki -
携帯用改造:湯一路
Modified by Tambo

WWWC META Check
WWWC META Check

参照