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景気「底打ち」は幻想に過ぎない   cirkey : 2009/05/19(Tue) 10:45 No.82
  投稿ランキング:9回/−
くま お疲れ様です。cirkeyです。

livedoorニュースで、非常に興味のある記事を発見しましたので、皆さんにお伝えします。

http://news.livedoor.com/article/detail/4156798/

ネオリベのもたらした結果がこれです。

以上です。
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映画を自分に重ねて図々しい私   panpy : 2009/05/18(Mon) 19:06 No.81
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ひつじ 「三度の海峡」を見ました。
 戦前の日本が植民地にしていた朝鮮人労働者の厳しい差別を描いていましたが、現実はもっと過酷だったんだろうな〜と思いながら見ていました。
見ていてナチスの強制収容所のこと等も頭を過ぎりました。暴力シーンなどは現実のほうがもっと悲惨なのに、作り物が正視できませんでした。
 私は映画はハッピーエンドしか見ない主義なので「三度の海峡」は絶対に個人では見ない映画です。
大好きなナンノ(南野陽子)が出演しているのでとっても面白かったです。
ラストの意外な結末にあっと驚きましたが、息子の時雄さんも涙を流してたけど観客も主人公の心情を思うと泣けて仕方ありませんでした。
人は保身のためには鬼になるというか人間性を麻痺させて生存しようとするのだろうけど
正義というかアイデンティティを先行させて犬死にするのも嫌です(アイデンティティを先行させるって使い方あってますか?)逃げ出すしかありませんね!
逃げ出した後に幸せな時間を過ごせた事で私も今の職場から逃げ出して異動したいと強く思いました。
職場の上司とは4月の超過勤務の代わりに3日間の代休を貰うことにしました。
時間通りに帰れないことと昼の休憩時間を全く取れないことについて4月末に話し合いましたが、
上司は「時間通りに帰って下さい、昼休憩はキチンと取ってください。取らない貴方が悪いのです」と言う返事でした。
ただ今現在は代休は取れていません。時間通りに帰ろうとしても事務所に人がいなくて帰れないということが3回ありました。
毎日、昼休憩はありません。公休を休んで会社に行くと仕事が滞って要求された仕事をこなすことが出来なくなり「休んだ貴方が悪い」という発言をされます。
という事でこの職場と上司に明日の希望は見えない
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輪読会感想文    金田小夜子 : 2009/05/16(Sat) 09:32 No.78
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ひつじ 単独表示 「アイデンティティに先行する理性」を養うために        金田小夜子


 第二回の輪読会は、予想通り、かなり手強い内容であり、一度読んでもすんなり頭に入らず、注釈を読めば却って理解できなくなり、密かに「アイデンティティに逆行する理性」の持ち主ではないかと心配していた。勿論私がであるが・・・・。

 出席者も心なしか目減りして、読む順番もすぐ回ってくる。

ここでカミングアウトしておくが、以前より、左眼の白内障が進んで読み辛い(読めないのではない!)ことこの上なし。こっそり先生に頼み込んで外してもらい黙読に徹していたが、5月7日に無事手術を終えた。当分はメガネも作れず大して視力も上がらないので、申し訳ないが、今後も音読はご容赦願いたく、皆様のご理解をいただきたい。

 さて、内容は、始めてみると適切な例示もあり、抽象的な文脈を丁寧に読み解いていくことで、100%とはいかないまでも八割方は理解できたのではと自己満足している。但し試験をされたら、すぐにボロが出そうなので、この文章で代替させてもらえれば幸いである。

 アイデンティティ=自己同一性と昔は教わったようで、その対象が何であるか深く考えないまま来てしまったので、セン氏の「アイデンティティ」に関す考察にはいたく感心した。

 特に「社会的アイデンティティが人間の行動に対して重大な影響を及ぼし、まさに「人間生活の中心にある」状況で、一人の人間が様々な共同体に属していることに起因する葛藤からの自由を認め、アイデンティティの「発見」や「選択」が可能であることを教示してもらえたのが収穫であった。

 「アイデンティティに先行する理性」とまでは行かないが、私の場合は「アイデンティティに併行する理性」あたりかなと考えている(?)。

 個人を幸せにしない、人権を無視した共同体を批判していくことこそが人類全体に「公正な正義」をもたらすのだと思うし、元来、日本人ということにあまり重きを置かない人間なのでセン氏の主張には大いに頷ける点が多々あった。

 それだけに、謙虚に「理性」を養っていきたいと願っている。何をすればよいのか、やはり『くるま座』で地道に学んでいくこと、その結果を実践していくことだろう。幸いに眼も少しクリアになったので、頭の方も比例させて曇りを晴らしていきたい。希望を持って(ノー天気と同義語かもしれないが)、次回の「歴史認識」にも取り組みたい。

                 (2009年5月15日 記)

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派遣切り問題について(その2)   cirkey : 2009/05/13(Wed) 13:19 No.73
  投稿ランキング:8回/−
くま 4. 岩淵弁護士との面会
 4月21日(火)の午後5:30から、岩淵弁護士と面談しました。森先生、全国一般の高原さん、私の合計3人です。
まず、私の今おかれている状況、書類、給料明細、源泉徴収書等は、全て弁護士に提出しておりました。ですから、弁護士は今の状況を把握しての面談となりました。
ここで論点になったことは
 ●労働者派遣法を元に違法なことはしていない。法律を潜り抜けれる内容である。だから、労働者派遣法を元に問うことは厳しい。
 ●正社員を前提にした雇用というのはわかるが、実際に最初の契約時に書類等で交わした証拠がない。裁判というのは証拠がないと厳しい
 ●上記の点から、”K”の正社員にして欲しいということは言えない。いった言わないの世界になるので先に進まない。
  (「必ず正社員にするとは約束していない。」「正社員にするとは一言もいってない。」)
 ●雇用契約自体は、派遣会社の”E”と私との間にあるわけで、派遣先の”K”とは全く関係がない。
  つまり、”K”の正社員にするというのは法的に難しい。
 ●しかしながら、6月末までの契約を、正当な理由なしに”5月末”で打ち切ることは違法だから問える。
 ●相手の厚意は出来る限り受けること。受け取らないと後々の展開で不利になる。


5. ”H”の面談、面接、登録について
 先ほどにもお話した通り、”E”の担当者から連絡があり、一度、”H”の派遣会社の方と会わないかと言うことを言われました。
”H”の会社の詳細は、ここではいえませんが、まず本社が富山にある大手コンピュータ関連会社です。
富山と金沢にオフィスがあり、今回は金沢オフィスの方にいくことになりました。このHの会社自体は、大手コンピュータ会社の
100%投資の子会社です。

 Eの担当者の言い分としては、まず、金沢オフィスの所長と面会し、そこで登録をしないかというものでした。
岩淵弁護士との相談の結果、相手の厚意は、そのまま受け取らないと後々の展開で不利になるということから、登録をすることにしました。
 4月23日(木)午前9時に、Eの担当者と二人で、Hのオフィスに行き、登録をしました。派遣会社Eは、この後も仕事があるということで、完全にHに放り投げた状態で、「登録が終わったら、電話してほしい」という一言だけで帰ってしまいました。
実際に、Hの所長さんと面談し、登録作業と、スキルチェック(コンピュータの技能チェック)を行いました。スキルチェックはもちろん高得点でしたが(自慢ではありません)
下記のようなことをお話しました。

 ●派遣ではなくて、正社員が希望である。だから有料職業紹介の方でお願いした。
 ●提出した履歴書を元に、「こういう人材がいる」ということで、3、4社回ってみるとのこと。
 ●見る限り、メーカーの就職が望ましいということ。
  (先輩がいて、チームでやるような仕事でないと難しいと思うとのこと)
 ●ゴールデンウィークが挟まっている関係上、4/30か、5/1に一度電話で状況報告がされるとのこと。
 ●派遣だとずるずるこのままいってしまうから、正社員で探した方が絶対にいいということ。

あちらとのやりとりは整理するとこういう形でした。

そして、Hの会社の登録がおわり、Eの担当者に電話をしたところ、「今後は、派遣会社Eではなく、直接Hさんとのやりとりになります。」ということを言われました。(あくまでこれからは、Eとしては関与しない)
しかし、果たしてこれで、新しい就業機会を与えたことになるといえるのでしょうか。高原さんは「責任をきちんと果たしていない」といっています。

6. 高原さんとの今後の面談
 4/28(火)の夜7時から、高原さんと面談し、今後のことについて話し合いました。前述した岩淵弁護士との面談結果を元に、下記のことがいえるということになりました。

 @契約期間満了前の雇い留めは、正当な理由がない限り無効である。
 A契約時の「会社都合による契約解除の場合は、次の派遣先などの就業の機会を与えるものとする」という条件がパフォーマンスだけで実際にはきちんと履行されていない。
  だから履行しなさい。

実際に上記の二点を訴える方法として、下記の3件の方法が出来るという決断に至りました。

 @直接、私cirkeyから、文章を直接、もしくは郵送で派遣会社に送付する。
 A団体交渉を行う。
 B弁護士を代理人として、文章を派遣会社に提出する。


 まずは、@の私cirkeyから文章を派遣会社に提出する。これに関しては、「ここが納得できないからきちんと対応してください」という内容を送付するといったものです。この文章の内容は高原さんのアドバイスも頂けるということになりました。しかしながら、本人の文章なので会社側が対応してくれるかどうか怪しいといった部分があります。
 Aは、全国一般の組合員として団体交渉を申し出る方法です。団体交渉権があるため、会社側が拒否することはできません。拒否をすると不当行為になりますから。
しかしながら、今後の就職活動に不利が生じる可能性があります。今後の就職先で、全国一般の組合員だと知られると、会社で組合を作られるのではないかと思われ、採用しないところが増えてくる。だから、将来的なことも考えて、団体交渉は最終手段として考えておきたい。
 Bに関しては、@に比べて弁護士を代理人として通す分、力はある。しかし、文章作成を実際にしてもらうとなると、2万円〜3万円程度の負担になる。

これを踏まえた上で、相談した結果、Bの弁護士に依頼する形になりました。


7. 考え・・・。そして、オファーとその結果
 実際、このままずるずるいっても、就職は決まらないだろうなと思っています。
撤回するようなことも会社はしないでしょうし、勝ち取れたとしても、6月までの雇用 or 金銭ぐらいです。
最終的には、森先生もおっしゃっていましたが、自分で探すか、派遣会社”E”に責任を全うしてもらう他はないと思います。
ですから、今日もハローワークに帰りよろうと考えてます。

ハローワークに関しては、ホームページ等で求人情報を見ていました。(毎日)
ここでもう一度自分自身を振り返り、今自分が何ならできるか、何をしたいかを考えてみました。

やはり、一番はコンピュータ関係です。特にネットワーク関連に興味があります。
またプログラムも興味があります。

しかし、コンピュータ関連は、ほとんどが派遣です。派遣自体の募集も少なくなっており、派遣会社は倒産が相次いでいます。
正社員は到底難しいです。もしくは正社員で募集しても即戦力のところばかり。
私みたいな中途半端な人材はまともにとらないでしょう。
または、今募集しているのは、ひどい職場なのかもしれません。

場合によってはコンピュータの枠に囚われず、別の形も考えなければいけないと思います。
大型免許を持っているので、そちらを活用することもできると考えました。実際、車を運転して遠出することに関しては不満に思いません。
ドライブが好きなぐらいで、九州にいったぐらいですから。

体力的な面を考慮しなければ、大型一種を用いた長距離トラック等も視野としては選べると思います。
また、ダンプの仕事もあるそうです。
大同工業の裁判をしている原告団の一人から、ダンプの仕事があるということもお聞きしました。

体力をもし考慮したとしても、大型一種はもっているわけですから、二種免許をとれば、バスの運転手になることもできると考えます。
観光バスに関しては、大型二種を最初から持っていないと採用してくれないところばかりです。しかし北鉄に関しては、二種免許も取得補助をしてくれるそうです。
しかしながら、現在は待ち状態で非常に厳しいとのこと・・・。

これを考慮した結果、下記のような形になると考えます。

 ●コンピュータ系のネットワーク技術者としての採用口
 ●コンピュータ系のシステム開発技術者としての採用口
 ●長距離、中距離トラック運転手としての採用口
 ●観光バス、路線バス運転手としての採用口

できれば、コンピュータ系が一番なのですが、もし最悪正社員としての枠がなければ、後者二つの件も考えなければならないと思います。

ですので、これを踏まえて現在ハローワークでも、仕事探しをしています。
また、今は、リクルートも活用しています。

リクルートという会社を聞いたことがある人はこの中でいると思いますが、リクルートは、Yahoo!Japanと提携して、リクナビというサイトを運営しています。いわゆる民間のハローワークみたいなものです。

このリクナビには、採用情報も一杯のっており、応募することもできます。しかしながら、こちらから、リクナビの方に履歴書と同じフォーマットで登録をすることもできます。
もちろん、仕事を探している人だけが企業を検索しているわけではなく、企業側も、人材がいないかどうかを調べているわけです。

基本的に企業側は、履歴書、経歴書を検索、閲覧し、興味のある人材には、オファーを出すことが出来ます。

それで、4月29日に、北陸通信ネットワークという会社からオファーがきました。

北陸通信ネットワークは、本多町にあり、北陸電力100%の子会社です。
仕事内容は、企業向け光ファイバーの建設、ネットワークの構築
運営、保守、管理等のネットワーク全般に関する仕事です。

私のやりたい内容にもマッチしているため、早速応募いたしました。

30日に、結果については数日かかりますとのことで、待っておりましたが、ずっと返答が来ず、12日にしびれを切らして、こちらから連絡をしました。

あちらからオファーを出したくせに、書類選考で落とされました。どういう神経してるのかわかりませんが^^;


8. 今後の予定
 まずは、今回のオファーによって止まっていた派遣問題について行動を起こさなければなりません。
これについては近日中、高原さんと面談し、行動を起こしたいと思います。
 今回、北陸通信ネットワークがダメになった件もあり、お先真っ暗な状況です。
北鉄もすぐに採用が保証されるわけでもないらしく、非常に厳しい状況です。
今日もハローワークにいって仕事を探してきたいと思います。最悪雇用保険でつなげるしかありません。

”H”の状況ですが、5/1に電話がかかってきまして、「4社ほど回ったけど、断られた。厳しい。」と笑いながら話してきました。昨日(5/12)にも確認したところ、「ゴールデンウィークを挟んでいたため、一社のみ声を掛けた。ええ・・・。あははは。」みたいな感じでした。
まぁ予想通りというか呆れてしまいました。


9. 私の思い
 この現在の日本経済、雇用問題があるのにもかかわらず、労働者派遣法を改正する動きも弱く、自民公明も全くする気がないようです。
お金持ちや、企業に甘い汁ばかり吸わせ、ワーキングプアをここまで生み出した政治としての責任もあり、それだけではなく、今の政治を選んだ国民にも問題があると思います。
 私はくるま座に所属し、今までここまで真剣にこの問題を考えたことはありませんでした。しかし、ここまでひどい状況になっているのにもかかわらず、国民は本当のことを知らない。声をあげない。おかしいと思っているのに声をあげない。
 くるま座は、「市民の政策研究会」です。私の状況は、ある意味非常に残酷な状況になっていますが、これはある意味、くるま座に対しても一つの試練なのかもしれないと考えています。私はあきらめたくはありませんし、この問題について私たちが何ができるか、これも考えなければならない。

 私だけではありません。私はまだ雇用保険もらえますが、もらえない人も一杯います。明日の生活や住むところさえ、ない人だっています。この状況をなんとかできるのは、私たちの行動しかないのかもしれません。

 今回のことを通じ、色々がんばってみたいとおもいます。くるま座にも積極的に参加したいと思います。

ここまで長文、読んでいただきありがとうございました。
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派遣切り問題について(その1)   cirkey : 2009/05/13(Wed) 13:15 No.72
  投稿ランキング:7回/−
くま cirkeyです。皆さんお疲れ様です。

最近の状況について、整理して報告したいと思います。

一応、森先生、盛本先生、森下さん、高原さん(全国一般の方)にはその都度メールや電話等で報告、相談をして参りましたが、
あまりにもはやい展開で物事が進んでいる関係、またはここを関係者に見られるのではないかという観点から、こちらのほうでは報告をしてきませんでした。
今回、ある程度区切りがつき、これからの方針も的確に検討できるようになってきたのもありますので、整理して皆さんにわかりやすく報告したいと考えます。

1. 派遣社員になった経緯と詳細、現在の待遇について
 私は、ある北陸の大手企業の子会社に正社員として応募し、前回にも書きましたが、あちらの一方的な判断で、派遣社員ということで、大手企業の別の子会社である、”E”という派遣会社に籍を置かれました。その派遣会社から、本来正社員でいくはずだった”K”という会社(この会社もグループ会社です)に”派遣社員”として仕事をすることになりました。
 最初にも書きましたが、3月に課長から”基本情報技術者試験、TOEICの一定以上の点数をとらないと正社員はない”という話を聞き、それにも反論しましたが、その条件でもがんばって正社員でがんばっていこうと決意した翌月、このような派遣切りという形を言い渡されました。
 まず、ここに契約内容を詳細に書きたいと思います。

 ●採用日時:平成20年6月1日付け
 ●更新期間:3ヶ月〜4ヶ月(基本3ヶ月更新)
 ●詳細
  1)平成20年6月1日〜平成20年8月末(3ヶ月)
  2)平成20年8月1日〜平成20年12月31日(4ヶ月)
  3)平成21年1月1日〜平成21年3月31日(3ヶ月)
  4)平成21年4月1日〜平成21年6月30日(3ヶ月)

 現在は、詳細にありますように4番の期間内なわけです。労働者派遣契約によって、4月1日〜6月30日までの雇用となっております。6月30日で契約更新を継続しない・・。という話であれば(これでもひどい話ですが)まだ話はわかります。(理解は到底できませんが)
しかしながら、今回の場合は、”5月末で終了”という条件をつきだしています。これに関しては、派遣切りという形になるわけですが、”正当な理由がないのに派遣切りをするのは違法”ということが言えると思います。(これからの行動はそこが論点になってくるわけですが)
 当初、この会社に派遣社員として入った際に、昼のミーティングで、部長から「今日から”社員”として働いてもらいます」という言い方までされました。ですから、皆さんも派遣社員の期間が一種の”試用期間”みたいなものだという認識が非常に多く、社員と同じ扱いをしてきました。
具体的な例をあげると、まず社員しか出席しないような行事も参加してきました。 合同慰霊祭、墓地掃除、誕生日会等です。墓地掃除っていうのは、月に2回グループ会社がローテンションを組み、物故社員や創立者親族の墓地を清掃するというものです。この行事自体がばかばかしいですが、これを派遣社員にさせること自体馬鹿げています。
対象は新人社員のみということで、派遣社員ながらも今後は正社員として雇用されることを前提として話が進んでいることは明白です。
 また、メールグループに関しても特殊です。現在社内では、メールグループというものがあり、例えば、技術部のメンバーにメールを送る際、”技術部専用のメールアドレス”にメールを送ると全メンバーにメールが配送されるというシステムが構築されています。これがメールグループというもので、システム関係に携わったことがない人でなければわからないかもしれませんが・・・。
通常、このメールグループに登録される人間っていうのは、”正社員のみの人間”だけです。派遣社員に流してはいけない情報も時にはあるので、正社員のみのメールグループと、派遣社員のみのメールグループで、明確に区切りされています。 本来であれば、私は派遣社員ですので、”派遣社員のグループ”に所属しなければいけないはずです。しかしながら実際には将来は正社員が当たり前という観点から、”正社員のグループ”に所属されてきました。
 しかしながら、派遣切りの問題が発生してから、会社側は今までのことがなかったかのように派遣社員のグループに所属、態度豹変等してきました。(前回にも記載しましたが)
このことが到底納得できず、遊んでいる社員がいるのにも関わらずそれを放置し、仕事をしている私には厳しいことをいってくる。
こんな狂った社会はもうごめんです。

2. 当初の対応等について
 なぜか私の課長は、明確に正社員と派遣社員を分けたがる人間で、社員に対しては優しく笑いながら一人一人に声をかけ対応するのにも関わらず、派遣社員に対しては完全放置の状況を作っています。まず、社員のように話しかけられることはなく、単なる奴隷としてしかみていないようです。
もちろん、この課長は、メールグループに対しても異論をとなえていました。派遣社員の枠に入れろっていうことですね。そういう指示もしていましたが、その上の上層部が、正社員と同等と判断したのかしりませんが、4月に入っても「正社員のグループ」に所属されていました。しかし課長の頭の中では「派遣社員のグループ」に所属が変わったものだと思いこんでいます。
 ここで、4/10(金) この日は大きく次のような出来事がありました。ただし@に関しては正しい情報かどうかはわかりませんが、信憑性は高いと思います。

@グループ全体の最高トップ経営会議が行われ、派遣社員を極力0にする。という決定があった。
A技術部で、チームミーティングがあった。(部の中に、一課と二課があり、さらに課の中にチームがあり、チームごとに違うJobをこなしています)

 チームミーティングを行った報告を、各チームリーダーが課長に報告。課長は、それをまとめて”正社員のメールグループ”と社長と部長に送付したのですが、ここで問題が発生しました。課長は、私が”正社員のメールグループ”に所属していないことを前提にしてメールを送信しましたが、実際には”正社員のメールグループ”に所属してました。ですから、私にも報告が届いたんです。(本当は届いてはいけない内容なのに)
そこには今後の予定が書かれていました。しかし最後には、派遣社員の今後についても書かれており、私の名前と、5月末終了という悲しい文字がかかれていました。

 私はこのメールを見た途端、錯乱状態になり、まず、派遣会社の”E”に問い合わせをしました。正式なことは、派遣先の”K”に来週月曜日に聞くという回答になりました。
しかし、5月末終了と書かれている内容を理解すると、間違いなく派遣切りしか思い浮かびません。・・・そして悪夢が始まりました。

 4/13(月):その日は社長が珍しく”K”の方にいました。社長は元々本社の役員を兼任していますので、ほとんど本社のほうに在籍しています。つまり、月に多くても2回程度しか、”K”の会社で顔をみないのです。そして、私が呼び出されました。
 人数は、私を入れて4人。内訳は、課長と社長と部長と私です。 本来ならば、派遣切りの宣告は、派遣先の”K”がすることは法律上できないそうで、本来であれば派遣会社”E”がしなければならないのにも関わらず、朝9時に言い渡されました。そして、派遣会社”E”からも、この件に関して夕方にくるという旨電話がかかってきて、派遣会社からも言い渡されました。4/10の時点で、くるま座で盛本先生に相談し、全国一般の高原さんに話が進んでいたというのもあり、今後の対応について相談した結果、「納得できません」「やめるつもりはありません」とだけ言えばいいというアドバイスを頂いていましたので、派遣会社の方にそれだけを伝えました。さすがに相手の顔色も変わりましたが(苦笑)
 あちらからの妥協策として、「6月満了にすれば問題はないのか?」ということもいわれましたが「5月であろうと6月であろうと今回の件は納得できません。ですからやめるつもりはありません」ということを明確に伝えました。

これを期に、戦う覚悟を決め、岩淵弁護士にも相談することになりました。


3. 派遣会社のその後の対応について
 4月16日(木):派遣会社”E”から連絡があり、正社員として仕事を紹介があるという旨連絡がありました。
当初は納得できないと反論し、「紹介してもらうような気持ちではないですし、今回のことは納得できません」と断りましたが、その後すぐに対応策を高原さんにアドバイスを頂きました。高原さん曰く、「相手の紹介を断ると反対に不利な方向に進む。後々相手が”こちらからは就業機会を斡旋しようとしたのに本人が断ってきてどうしようもなかった”という言い訳作りをこちらから作ってしまうから出来る限り受けたほうがいい」ということをいわれました。その為、すぐに電話をかけ直し、「取り乱してしまい申し訳ありませんでした」という内容を伝え、詳細を聞くことにしました。

 派遣会社”E”が知っている会社に、”H”という派遣会社があります。”H”という会社も、今回の”E”という会社も、人材派遣を主な仕事としています。しかしながらそれ以外に”人材紹介”というのもやっているそうで、人材紹介っていうのは、民間版のハローワークで、正社員を前提とした仕事を会社から手数料をもらって人材を斡旋するわけです。つまり、人材派遣は、”派遣業”、人材紹介は”人材紹介業”になるそうです。派遣業では、派遣社員という形になりますが、人材紹介では、正社員という形だそうです。
 この”H”という会社に、金沢医科大学のシステム管理、システム開発、テクニカルサポートの人材が欲しいというのがきてたそうで、「”E”さんのところにいい人材いないですかねぇ・・・?」ということを聞かれたそうです。そこで、「cirkeyさんみたいな人がいるんですよ!」という話をしたことがきっかけだったそうです。
 話の内容的にはすばらしい内容でした。医科大の職員で、安泰です。しかしながらその分競争率は激しかっただろうと思います。
 ”H”の会社には私の詳細、現在おかれている立場を説明し、面接を受けることも私が決意し、お願いをしたわけですが、実際には、「競争率が激しいから無理」という一言で終わってしまいました。
 そこで、”E”の担当者から、「人材派遣ではなく、”人材紹介”として、”H”の会社に登録をしてはどうか」ということを提案され、その為に、履歴書を書いて、その”H”の担当者と直接面会し、面接を行い、どういう仕事があるかとか登録とか話をしたほうがいいのではないかという話を受けました。
しかし、この話を整理すると下記の問題点が考えられました。
 1)金沢医科大学の話がなくなった。
 2)今度は人材紹介の方に登録するように進められた。
 3)これはつまり簡単にいえば、「必ずしも就職が保証されないということ」

 そして最悪なことに、会社が派遣労働者としての契約書にかかがている、「契約解除時は、新しい就業機会を与えることとする」という努力義務を果たしたという証拠を残しているだけなのではないか。ともとれます。これが非常に腹が立ちます。しかしながら、岩淵弁護士からのアドバイスも、「全ての就業機会は引き受けるように」というアドバイスを頂いてるので、最終的には登録をする形にはなりましたが。。。(後述します)
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無題   usya : 2009/05/13(Wed) 11:03 No.70
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ねずみ cirkeyさんの憤りは良く伝わってきます。
cirkeyもわかっていらっしゃるでしょうが、会社の幹部としても新入社員をはじめから教育するより多分世間の「○○社は内定を取り消しした」との不評判を恐れたのではないでしょうか。新採を選んだ時点では今の事態は見通せていなかったのです。内定取り消しと派遣社員の契約を延長しないといういことを天秤にかけたのでしょう。
だからといって新入社員を責めないで下さい。一から教えなければ戦力にならないのですから。私も会社員として勤めていたとき電話の応対ビジネス文書の書き方すべて教わりました。それもお給料をもらいながら。
きっと上司も本当は何でもできるcirkeyさんにずっと残ってもらいたいと本音では思っているはずですよ。デモそれをすると自分の身がレールから外れてしまうのです。
お菓子を食べてる人もいるでしょう。ダベリを楽しんでいる人もいるでしょう。でもスキルは磨いたモン勝ちですよ。
こんなこと言っても何の慰めにも力にもならないでしょうが。
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[→70] Re: 無題   cirkey : 2009/05/13(Wed) 11:26 No.71
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くま usyaさん、ご意見ありがとうございます。cirkeyです。

実は今、整理して投稿するために色々と今までの出来事を書いておりました。そのうち投稿いたします。

usyaさんがいってることは理解できるのですが、その反面、理解出来ない部分もあります。

天秤にかけるとかそういう問題ではないと思ってます。
派遣社員の契約を延長しないどころか、途中で雇い止めです。延長をしないというよりも悪質です。
なおかつ、本当に上司が必要だと思っていて、残っていてほしいと思っているのなら派遣切りを強行しないと思います。
実際にグループ会社で、絶対に切らない派遣社員っていうのもいるのも事実ですから。

まぁ、24歳の若造で、なおかつ仕事もろくにできずに教育中の身の派遣社員を切るわけです。
しかも、今すぐ切らなきゃいけないという合理的な理由もないのにもかかわらず、本社の上層部の方針だ。
これでは納得できるわけがありません。
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いやいや、大学が経済連に加入する時代ですか   ご老体 : 2009/05/12(Tue) 08:42 No.69
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うし 今日の毎日新聞の記事より


関西経済連合会:京都、大阪、神戸大が入会 国立大は初

 関西経済連合会は11日、京都、大阪、神戸の3大学が入会したと発表した。関経連には既に早稲田や慶応、関西など私立大11校が入会しているが、国立大の入会は初めて。日本経団連には日本大1校が特別会員として入会しているのみで、国立大の経済団体入会は珍しい。

 関経連によると、大学がもつ技術と企業が求めるニーズを付き合わせたり、両者の共同研究会を開催するなど、より広範な視点から産学連携の促進が期待できるという。京都大は「大学の高度な研究成果を企業に広く公開し、社会貢献を図りたい」(産官学連携本部)としている。


おやまー。大学も企業ということですか。

こうなったら、大学というもんは、自分たちで、作り出さねばならないんだろうな。
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[→69] Re: いやいや、大学が経済連に加入する時代ですか   ご老体 : 2009/05/14(Thu) 06:11 No.74
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うし 仏大学は新左翼に占拠される

仏大学では、教育大臣の警告にも関わらず、依然としてパリ
を含めて封鎖が続いている大学がありますが、いずれも新
左翼の学生が主導して占拠を続行しています。かっての日本
の大学紛争同様に、一度過激派に占拠されてしまうと、学生
集会での解除が困難なのはどこも同じです。例年のように
続く大学ストに嫌気が差して、大学入学希望者が減少して
います。
メールマガジン 「欧州ニュースフラッシュ」5月14日より

昨日、関西の大学が、関西経済連に加入したという記事をアップした後、フランスでは、まだ、大学封鎖が続いている記事が送られてきました。

調べてみると、以下の記事にも出くわしました。日本の大学改革の持つ意味がわかりませんか?競争、競争・・・


大学プロデューサーズ・ノート http://www.unipro-note.net/archives/50394863.html より

フランス 大学改革に対し学生が抗議行動
マイスターです。

こんな話題を見つけました。

【教育関連ニュース】-----------------------------------------

■「ソルボンヌで衝突、閉鎖 仏大学改革に抗議拡大」(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112401000120.html
------------------------------------------------------------
フランスのサルコジ政権が進める大学改革に一部の学生が「大学が商業主義に陥る」と猛反発、各地で抗議行動が続いている。23日にはパリ大学ソルボンヌ校で校舎入り口を封鎖していた学生と、勉強を続けるため中に入ろうとした学生が衝突、大学当局は同校を閉鎖した。AP通信などが報じた。

反発が起きているのは8月に成立した「大学の自由と責任に関する法律」。同法は今後5年で予算や財産管理についての大学の裁量を拡大させると規定。職員採用などに関する学長の権限を強化し、民間資金の導入にも門戸を開く。日本の「国立大学法人」のフランス版ともいえる内容で、教育や研究の活性化を目指しているとされる。

「大学間の格差拡大」を危惧し、法律撤廃を求める学生らは全国で抗議行動を展開。フランス公共ラジオによると、全国の50大学で校舎封鎖などの動きが出ており、抗議行動は高校にも広がりつつある。

(上記記事より)
サルコジ大統領は特別年金改革だけでなく、昨年の夏に富裕層の減税政策で最近は大学の自律化、公務員削減に至るまで、新自由主義政策を押し切って、あちこちで反発を買っている。この点がサルコジ大統領には圧力として作用している。

先週、フランスの85のケ国立大学のうち、10数か所がサルコジ政府の大学自律化に対抗してデモをした。しかし今週は33大学に広がった。13日にパリ10大学では警察が催涙弾を発射しながら校内に進入し、デモをした学生を強制解散させるという事件も発生した。

学生たちは大学側に寄付金募集、学生選抜権、予算編成などで自立権を認めるサルコジ政府の大学改革に強く反発し、近隣の電車の駅を封鎖するなどで強く抵抗している。

(「フランス公共部門連帯ストライキ3日目」(レイバーネット)より)
フランスの大学生達が、政府の大学改革に対して抗議行動を続けているようです。

その大学改革とは、簡単に言えば、大学の裁量を拡大させ、大学間の競争を促進させようとするもの。
職員採用や学生選抜に関する大学の権限の強化や、予算編成や寄付金募集などの財産管理の裁量拡大といった内容です。民間資金の導入にも門戸を開くとのこと。

日本の「国立大学法人」のフランス版ともいえる内容で、教育や研究の活性化を目指しているとされる。
と、東京新聞には書かれています。
確かに、どこかで聞いたような話です。

(日本やフランスだけでなく、こういった改革を進めている国は他にもあると思います。どこも今、自国の大学の競争力を高めようと必死です)

様々な変化をもたらすこの改革は、しかしフランスの学生達からは反発を買ってしまいました。

フランスは今でも、国立大学の学費がほとんどゼロだと聞きます。わずかな登録料だけで済むのだとか。その裏には、「教育機会を得られたかどうかで格差が生まれてはいけない」という発想があるのでしょう。
どんな家庭環境でも、学生には同じ教育を受ける権利があるというわけです。

現在は、国を挙げてこの原則を守っているようですが、しかしそれぞれの大学の裁量権を拡大させれば、当然、経営がうまい大学と、そうでない大学が出てきます。
結果、大学間で様々な格差が生じてくる可能性があります。

どうも学生の皆様は、その点に反対しているようです。

中には大学を封鎖し、警察と衝突する学生も出ているとか。
もちろん、学生と言っても全員ではないでしょう。普通に大学に通って、授業を受けたい学生もいるでしょうし、抗議行動に力を入れる学生もいると思います。
ただ、今のところ抗議行動は拡大し、数十の大学に拡がっているとのことですから、結構、政策に対する反発は強いのでしょう。

それがすぐにこうして具体的な抗議行動に表れる辺り、さすがフランス革命の国(?)です。

都市郊外の若者達が暴動を起こしていたことがまだ記憶に新しいフランス。こうした抗議行動の背景には、学生が普段から抱えている経済的な問題や、不安定な将来に対する不安など、色々な不満も関係しているのかも知れません。

今後、どのような形で収束していくのでしょうか。
大学改革は断行されるのか、それとも今回の抗議行動に対して何らかの譲歩がされるのでしょうか。気になります。

以上、マイスターでした。
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「理不尽」は当然と構えよう   もりもり : 2009/05/09(Sat) 19:05 No.68  HomePage
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くま  cirkyの憤りは分かる。しかし、これは当然のこととして起こっていることなのだ。 
 この国は、憲法を邪魔者扱いする為政者によって、憲法を紙くず同然の国につくり育てられてきたのが歴史の事実だからだ。私は、よく街頭で語りかける。占領軍から憲法を「押しつけ」られたのは、日本の一般住民ではなく、ときの権力者であり、財閥であったのだ。しかも、彼らが侵略責任を問われないよう、彼らが担ぎ出していた天皇に戦犯の訴追が及ばないよう、もっとも避けたかった第9条をも妥協として飲み込んだ。軍備を放棄することで天皇訴追を免れ、象徴という形で天皇制を残すことに成功したわけだ。アメリカの世界戦略上の利益にもそれが合致した。だから、戦後日本は、国際社会に復帰するや、建前は非戦の国だが、日米安保を結び、自衛隊という軍隊を持ち、財閥は実質上再生し、戦争指導者が戦後の「民主政治」のリーダーに復権したのだ。誰の利害に立つ政権が今日あるのかを考えてみれば、残念ながらこの戦後史は今日まで一貫している。それを変えなければならない。人々の側にその覚悟と能動的な闘いがなければ、連帯がなければそれはできない。
 cirkyが今たたかっているのは、そういうたたかいなのだ。胸を張ろう!
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最近の出来事。   cirkey : 2009/05/09(Sat) 13:26 No.67
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くま こんにちは。cirkeyです。お疲れ様です。

ゴールデンウィーク中、九州まで長距離の旅にいってきました。
友達3人と車でドライブにいったものの、高速道路1000円の影響で、どこも渋滞。数えただけで7回以上渋滞にはまりました。
来年のゴールデンウィークもどこにもいかないほうがよさそうです(苦笑)

そして、帰ってきて束の間、よく考えると派遣切りの期限まで後1ヶ月もないことに気づきました。
次の仕事を探さないと生活できない。今どうすればいいか色々な人のアドバイスを聞きながら進めています。

ところで、最近、職場の雰囲気がかなり変わりました。
まずなんと言っても、今までは正社員と同等扱いされていたのに、完全に協力会社扱いにされています。
何事に関しても協力会社扱い、、では今までの待遇は一体なんだったのだろうと、はっきりいって不満に感じます。

まず、メールの外部転送に関して。
私の会社宛のメールは全て携帯電話に飛ばしています。なぜかというと出張中に、メールが飛んできた場合、携帯にメールを飛ばさないと重要なことも気づかなかったりするからです。
しかし、先週会社のメールサーバが交換になり、転送設定をするときに、課長が
「協力会社さんのメール転送は原則認められません」と、態度を一変してきました。

今までメール転送を容認していたくせに、今頃になって認められませんとか、どんな変わりようですかと。

そして何事に関しても今までと違い、はっきりと外注さんという明確な態度です。
今までは、外注でも、正社員と同等な扱いで、同等なことをさせられてきました。
5月末の派遣切りというのが確定してからというのも、完全な正社員との隔離をされています。
果たして私の今までの努力はなんだったのかと、憤りを感じる次第であります。


そして、本日、課のミーティングがあり、そのミーティングで、「5月末で終了」とみんなの前ではっきりいわれ、
私の6月の工数が”0”に塗りつぶされました。
非常に悔しい思いで一杯です。しかも皆さんの前でやるんですよ。

今回新人も二人入ってきましたが、一人の子が私の目の前の席で座っています。
はっきりいって応答が下手、仕事中、色々な多方面をじろじろと見たりしています。
電話もまともにとれず、自分の意見もはっきりと言わない人間です。

この人に私の仕事の後継ぎがあるそうですが、はっきりいって今まで一生懸命がんばってきた私の頑張りが
全てこの新入社員に奪われているのではないかとまで考えているぐらいです。

決して新入社員のせいにしてはいけないんですけど。。気分を害した方がいましたら申し訳ありません。

また、遊んでいる社員が多すぎます。
私はやることがないときは、プログラムの勉強をするなり、次の仕事に結びつくようなことをやったりしています。
しかし、中にはお菓子を食べていたり、ある女性社員さんが、男性社員にずっと1時間近く笑いながら話していたりと。。
仕事がないのはわかりますが、挙げ句の果てにネットショッピングまでしています。
ボーナス、給料をもらってまで、ネットショッピングをして男の子とお話をすることが果たして正しいことなのでしょうか。
非常に不愉快な思いです。
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アマルティア・センの輪読会が終わりました!   ご老体 : 2009/05/02(Sat) 17:11 No.65
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うし 単独表示 アマルティア・センの「アイデンティティに先行する理性」の輪読会が昨日終わった。


4回で回数としては多くはなかったが、終わった瞬間、皆がぐったりしたようだった。
この本だけは、一人で読んでもわからないよね、というのが、きせずして出た声。
半沢さんの周到な準備の上の解説がなかったら、読み進めることもできないものだった。ある人が言っていたように、訳が悪すぎるのも、その理由の一つ。文の中に出てくる固有名詞や概念が、これまで慣れ親しんでいたものではないというのが、もう一つの理由。それ以上に、アイデンティティの概念が、これまで当たり前として使っていたものとちがって、合理的な知の上に存在するものであり、また、その知によって選択可能なものであるいうことが、理解しがたいものだったようだ。また、それを説くにあたって繰り出されるアマルティア・センの固有名詞や言葉が、解説がなければわからないことが難渋の原因だった。

終わった時、拍手がおきた。


 今日の毎日新聞に岩見隆夫のコラム記事が出ていた。近聞遠見:改めて「マッカーサー憲法」=岩見隆夫 という記事である。
 読んでいて、早速、学んだきた効果、アイデンティティの言葉で表す岩見の意識の陳腐さに反吐が出た。

 彼は、松本健一が憲法調査会で述べたことを紹介する。

 戦後生まれの評論家、松本健一は00年12月7日、衆院憲法調査会に参考人として招かれ、意見を述べた。この時、松本は「私は国民憲法と第3の開国、というふうなテーマでお話をさせていただきたい」と、同会でのほかの参考人26人の陳述と違って、<国民憲法>という新しい言葉を使っている。
 幕末維新・第1の開国のあとの明治憲法はテリトリー(領土)ゲームの時代、終戦・第2の開国による現憲法はウエルス
 (富)ゲームの時代の憲法だった、とした。
 そして、冷戦構造解体によって89年以後始まる世界史の新たなステージ(第3の開国)では、いままでの軍事力や経済力と違って、固有の文化を主体としたアイデンティティー(自己同一性)ゲームの国民憲法が必要だという。
 戦後派らしい軽やかな位置づけだ。長らく9条(戦争放棄)の賛否を中心に続けられた、重苦しいような改憲論議の呪縛から解き放たれた感じがある。

 ここで、松本が言っているアイデンティティは、これまで我々が使ってきた、民族や共同体の固有の意識として見られてきたものでしかない。この間学んできたように、それを超えた意識を生みだすことが、アイデンティティの営みとすれば、このアイデンティティという言葉を使うということは、選択余地のない固有(?)の意識の強要であるだろう。松本と岩見がアイデンティティを持ち出していっていることは、主体のない国民というものに同化しろ、ということであり、国家に意識を預けろということに他ならない。

 松本の「国民憲法」ということばが、憲法9条の呪縛から解き放たれた感じ、と岩見はいうが、これはすさまじい感覚だ。

さらに、岩見は次のように述べる。

 だが、世論調査では8割以上が憲法改正を容認しているのに、もうひとつ世間の熱気が伝わってこないのはなぜなのか。松本が言うような<時代と憲法>についての共通認識が熟していないことと、やはり現憲法誕生のいきさつがモヤモヤしたままだからではなかろうか。・・・・・・

 翌46年正月、保守的な松本試案ができあがる。だが、GHQは拒否。独自に作成されたGHQ草案をみると、天皇の象徴制、戦争放棄のほかに、国会の1院制、土地の国有化などが記されていた。日本側はこのとっぴな案に驚愕(きょうがく)する。幣原がマ元帥と会見、再考を求めると、ソ連や豪州が日本を恐れ、天皇制で激しい意見がでている。私は天皇制を維持したいから、早く(GHQ案を)受け入れることが必要だ」と妥協の意思がない。特に象徴制と戦争放棄は2大原則だ、とマ元帥は譲らない決意を示した。・・・・・

 文ごとの大詰めの調整は3月4日、GHQの部屋で行われたが、マ元帥も閣議も徹夜になった−−。

 以上の詳細は52年4月から毎日新聞に連載された<占領秘録>に記されている。現憲法は完全にマ元帥ペースで作られた。
 評価はともかく、占領中の<押しつけ>であることははっきりしている

 
さて、岩見の言う、憲法改正を8割が容認している・・・はどこから出てきた数字なのか?

 2008年4月8日の読売新聞の世論調査でさえ

「読売新聞社が実施した憲法に関する全国世論調査(面接方式)によると、今の憲法を改正する方がよいと思う人は42・5%、改正しない方がよいと思う人は43・1%で、わずかながら非改正派が改正派を上回った。・・・」と報じている。

岩見のこの言葉は、世論調査の数字を意識的に改ざんしている、といっていいだろう。

マッカーサーから押し付けられた憲法とだけ言って、8割が憲法改正を容認しているという、この岩見のあからさまな意思表明は、アイデンティティの解釈とあいまって、背筋が凍りつく。毎日新聞の上層部が、こんな風にして、世論をひっぱていく過程の先には、国家のアイデンティティは「天皇制」や「君が代」にあるということに帰結していくのだろう。


昨日の輪読会より

「今日のところは、われわれが生きているこの世界において、もっと望ましい正義の形態とはどんなものについて十分論を尽くして述べることはできない。今言えることは、これからすすむべき方向は、違った人間関係や集団を巻き込みながら互いに重なり合うような原初状態であって、相互にぴったと調和しあう局面を持つすっきりとした二層構造ではない、ということである。」  

そろそろ結論にはいろう。まず第一に、社会的アイデンティティは重要であろう。個人を自己中心的な孤島とみなす見方は退けて当然である。第二に、アイデンティティの選択に際して、合理的判断は重要な役割を果たしている。社会的アイデンティティというのは「発見」すべき事柄であって、選択を具体化する過程を伴うものものではない、という共同体主義の想定はうけいれなくてもかまわない。第三に、共同体主義が強く主張する認識論と倫理学における分離主義、およびそこにみられるような、違った文化を認知的なあるいは道徳的な孤島として扱う傾向とに対して疑いの目を向けてみよう。第四に述べたのは、ロールズの正義論の取り組みは、共同体主義の批判に十分対抗しうるしっかりしたものだ、ということである。

 最後に、共同体主義の批判のみならずロールズの取り組みも、国籍や市民権にかかわらないものをも含めて、われわれの多様な帰属性やアイデンティティをあつかうにあたっては、もっと選択と合理的判断の余地を設けておかねばならない。

これがこれからの私の判断基準をなすことは間違いないだろう。

「人権と尊厳」、他者へのかかわりの原点であろう。

改めて、世界人権宣言を

第一条
すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもつて行動しなければならない。

第二条
1 すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる。
2 さらに、個人の属する国又は地域が独立国であると、信託統治地域であると、非自治地域であると、又は他のなんらかの主権制限の下にあるとを問わず、その国又は地域の政治上、管轄上又は国際上の地位に基づくいかなる差別もしてはならない


これらの宣言の前で、岩見たちの言動がいかに貧しいものであるかを知る。

明日は憲法記念日だ。胸を張って歩くぞ。

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若者に申し訳ないなぁ   usya : 2009/05/02(Sat) 19:49 No.66
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ねずみ 「アイデンティティに先行する理性」の輪読会,1度も参加できなかったのですが、ご老体のお話を読んでいると参加しなくってよかったかな。>
>
> 最後の世界人権宣言第1条をまたしみじみ読ませていただきました。 本当に人間はみんな平等であるべきなんですよね。
でも世間がゴールデンウィークと浮かれているとき、3月の完全失業率が4.7%になったと聞きました。中途半端失業率を調べたらどんなに大きな数字になるかと思うとぞっとします。
特に今の若い人の置かれている状況はいろいろ報じられてもいますが、2000年以来景気がよくなっている良くなっている、営業利益がどこの会社も増えているとの政府発表を鵜呑みにしておじさんおばさんがナゼと問うことをしないできた付けが 今の若者たちに回されているのかと思うと申し訳ない思いです。

30年,40年前に社会に出た人たちは普通に勉強して普通にサラリーマンになれば少なくともGWになんとなく浮かれてすごすことはできたでしょう。私はその時代の人間です。

憲法記念日を前にして、ご老体の投稿の世界人権宣言を読んでそんな思いを持ちました。
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